ブログ

鴻海とシャープ・WDと東芝

2017年 8月 29日

2017年6月中旬にパナソニック・ソニーなどが4K有機ELテレビを発売しました。
シャープは4K有機ELテレビの発売はしていません。
筆者はシャープのテレビの新製品の開発の動向はこれからどうなるのかと少し心配しました。

鴻海とシャープ
シャープは4K液晶テレビの次の目標を8K液晶に定めているようです。
あえて有機ELに踏み込まずに8Kの液晶技術に積極的に投資するようです。
そんなシャープは2017年9月に開催されるヨーロッパの家電見本市IFAや、2018年1月に開催されるアメリカのコンシューマーエレクトロニクスショーCESに参加して8Kの超高精細液晶を紹介すると報じられました。
シャープは台湾の鴻海精密工業の傘下に去年8月から入っています。
鴻海精密工業はフォックスコングループの中核企業でスマホや薄型テレビなどの電子機器を受託生産する1大会社です。
鴻海の傘下に入った後のシャープは業績はV字回復を果たしています。
鴻海とシャープはアメリカに1兆円超を投資して液晶大型パネル工場を新設することを決めています。
そして両社は中国にも大型パネル工場を建設着工しています。

シャープは鴻海から大きい出資を得て事業を立て直してきています。
シャープの経営危機からの脱却・回復は今のところ業績結果として良い成功事例となりました。
今のところ筆者には液晶を超高精細化していくのがよいのか・有機ELディスプレイを開発してそれを超高精細化していくのがよいのか、どちらの選択がよいのかさっぱりわかりません。
そして8Kの超高精細液晶のテレビは発売されたとしても庶民の筆者には到底価格になかなか手が届かないと考えられます。

WD(ウェスタンデジタル)と東芝
WDは最近では債務超過に陥っている東芝の子会社東芝メモリ売却成功の成否の鍵を握っている企業です。
東芝は産業革新機構を中心とした日米韓連合を東芝メモリの売却先の取引先とするとしていますがあまりうまく進展していません。
ですので今年8月には東芝は他にウエスタンデジタル陣営、鴻海精密工業を加えた3陣営と交渉を続けていると説明していました。
そしてWDウェスタンデジタルは8月末に投資ファンド、コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)と組み、産業革新機構、日本政策投資銀行などを加えた連合で1兆9000億円での買収を東芝に提案しています。東芝はこのWDが提案する買収に応じる可能性が高いのではないかと考えられます。

東芝は東芝メモリの事業を2兆円で売却したい方針のようです。
東芝は経営危機を乗り越えることができるのでしょうか。
東芝のフラッシュメモリーの事業自体は好調で営業利益の業績もとても良いです。

この良い仕事をしている東芝のフラッシュメモリーがどうなるのか・売却されるとしたら売却先はどうなるのかとても気になるところです。

ポータブルSSD

2017年 8月 25日

読者の皆さんはPCに外付けのHDDやSSDなどを使っているでしょうか。
筆者の家族では未だにPCに外付けのHHDやSSDを取り付けたことはないです。
使用している範囲はPC内の記録媒体+SDメモリーカード+USBメモリまでです。
親戚の例を探ってもテレビの番組記録用に2TBのHHDを使っている程度までのようです。
ですが最近になってPCにつけるポータブルSSDを買っても良いなという価格・仕様の製品が出てきました。
USB端子で接続可能で接続して簡単に使えるポータブルSSDが魅力的です。

筆者が魅力を感じているのはサンディスクとパナソニックのポータブルSSDです。
パナソニック「RP-SUD256P3」のポータブルSSDは2017年今年2月に登場した製品ですが256GBで20000円を切る価格で入手可能です。また、パナソニックは2017年6月16日から512GBのポータブルSSD、「RP-SUD512P3」も発売開始しています。パナソニックのホームページではLet’s Noteに最適なポータブルSSDとして商品が紹介されています。「RP-SUD512P3」は価格が50000円以上するので、筆者としては256GBのポータブルSSD「RP-SUD256P3」のほうに魅力を感じます。
価格・容量のバランスで考えるとサンディスクの「エクストリーム500 SDSSDEXT-480G-G25」も素晴らしいと考えます。価格は20000円弱で容量が480GB。デジタルデータを多量に活用するユーザーにおすすめのポータブルSSDです。

上記の価格は価格.comで検索した最安値の値段です。
家電店エディオン通販でポータブルSSDを購入しようとすると価格が高くなります。
(でも会員であれば保証サービスが付きます)
パナソニック「RP-SUD256P3」は税込で23760円、サンディスク「エクストリーム510 SDSSDEXTW-480G-J25」が税込39800円します。
価格.comのノートパソコンのランキングやレビュー、口コミなどのページを見ていると、サブ機・モバイルパソコンとしてのノートPCの需要があること、そういうノートPCが活躍していることが伝わってきます。
SSD搭載のノートPCなどはストレージが128GBや256GBの仕様が多いです。
容量としては128GBや256GB以上の容量のポータブルSSDがサブ機・モバイルPCとの応用が利きそうです。
ご紹介したポータブルSSDはインターフェースがUSB端子であるのも使いやすい点です。
買い替えなどでノートPCが複数台にまたがったデータの出し入れ・引越し・移しかえなどの編集がしやすくなり、かかる作業時間の短縮も見込まれ重宝するのではないかと考えられます。
SSD搭載のノートPC1台・2台分まるごとのデータをポータブルSSDに入れて活用できることを考えれば多量になってしまったデータを保有しているユーザーにとって便利であることは間違いないです。

SDHCカードで写真データをプレゼント

2017年 8月 22日

筆者は2014年に家を建てて三河地域に引っ越してきました。
大学時代はWindowsXPのVAIO・NECのWindows7ノートPCを使っていました。
大学学部の卒業論文はNECのWindows7ノートPCで制作しました。
ですが学部生時は4年生時までの間、主にXPのVAIOノートを使っていました。

大学生生活時代はXPノートPCで太陽誘電製のCD-Rに写真データを保存
筆者は学部生時、定期的に写真データをXPノートで太陽誘電のCD-Rに写していました。
2014年に引越しをしてからディスク記録媒体の整理をしているうちに段ボール箱からその太陽誘電のCD-Rを見つけました。懐かしいデータ群です。
WindowsXPのVAIOノートはWindows7にアップグレードしようとして故障してしまったのですが、写真データはすべて太陽誘電製のCD-Rに移してありました。

筆者は年に1回大学生時代の同級生と食事・飲み会をします。
2016年年末それを前にこの太陽誘電のCD-Rに移してある大学生時代の写真データをSDHCカードに移して同級生の友人にプレゼントすることを決心しました。
家電店で2000円程度でクラス10のSDHCメモリーカードを集まる人数分購入しました。
CD-Rから写真データを現在使っているNECのWindows10ノートにすべて入れました。
そしてとりあえずそのPC内で学部生時代の写真データをフォルダ作成して仕分け・整理して収めました。
その上で購入した人数分のSDHCカードに写真データをそれぞれWindows10ノートから移しました。
写真データは一枚一枚写真にプリントアウトしてプレゼントするよりデータそのままをSDHCカードで渡すほうが合理的で、経済的かつ活用・応用がきくと考えました。

100円ショップSeriaでサナダ精工社製SD/microSDカードケースを税別100円で購入
PanasonicのSDHCカードを購入したので、製品に付属で付く白色透明なプラスチックケースがありませんでした。サンディスクや東芝のSDHCカードなら一枚一枚に白色透明なプラスチックケースが商品についています。
このプラスチックケースも素晴らしいデザインだと筆者は考えます。
でもプレゼントするのだからちゃんとプラスチックケースに入れて渡したいと考えました。
家族に100円ショップでSD/microSDカードケース売っているだろうと言われてSeriaに見に行きました。
サナダ精工株式会社製のSD/microSDカードケース白色・黒色ケースが売られていました。
SDカード6枚+microSDカード6枚を収納することができるプラスチックケースです。
ショップSeriaで安くカードケースが買えてとても嬉しかったです。

今年の同級生との食事・飲み会は3月でした。
ちゃんと手渡しで写真データが入ったSDHCカードをプレゼントすることができました。
SDカードを収納するプラスチックケースも大事な商品だと筆者は感じました。

生活雑貨商品いろいろ

2017年 8月 18日

筆者は仕事の帰り道にON SEVEN DAYS豊川店で生活雑貨を見て帰ったりしています。
そのお店には洋服から生活雑貨までけっこう幅の広い商品を置いています。
そこで最近購入したものは耐熱ガラス製のコーヒー容器などです。
扱っている商品の中には高価で良いものや面白いものもあります。
その中の面白いと感じた2点をご紹介したいと考えます。

BRITAの浄水機能付きボトル「fill&go」
BRITAはドイツ発祥の会社です。
浄水器メーカーの会社なのですが、ON SEVEN DAYS豊川店にそのBRITAの浄水機能付き携帯ボトル「fill&go」という商品がありました。
飲み口の部品の間にカートリッジを付けることができるボトルです。
このフィルターの役目をするカートリッジは直径5.5cm、薄さ6mmです。
このカートリッジはおよそ150リットルで交換が必要になります。
交換用カートリッジもボトルとは別に3個セットで別売りしています。
ボトルカラーはブルー・ピンク・ライム・パープルの4色あります。
カートリッジで除去可能な物質は遊離残留塩素・総トリハロメタン・2-MIB・CAT・テトラクロロエチレン・トリクロロレチレン・ブロモジクロエチレン・ジブロモクロロメタン・ブロモホルムを除去可能です。
ミネラル分は除去されることはありません。
「fill&go」を購入して年会費無料のユーザーサポートBRITA Clubに入れば製品保証が2年保証されます。

人気の無水で使える鋳物鍋「バーミキュラ」が
ON SEVEN DAYS豊川店ではバーミキュラも税別で29000円ほどでお店にありました。
筆者はテレビで見たことがあったのですが人気でなかなか手に入らないものと聞いていました。
ですが商品がお店にありました。2010年2月から販売開始した商品です。
今なら在庫があるということなのでしょうか。筆者は少なからず心を動かされました。
無水で野菜や肉などの水分で煮物やカレーなどがおいしく作れる鍋です。
我が家ではちょうど調理鍋が1つ壊れたので筆者はこのバーミキュラを買って欲しいとリクエストしています。
ちなみにこの「バーミキュラ」を製造しているメーカーは愛知ドビーという愛知県名古屋市中川区が本社の会社です。

バイオマス燃料・バイオガス・バイオエネルギー

2017年 8月 15日

先日紹介した東北大学大学院農学研究科准教授多田千佳先生の研究開発概要を補足
せっかくなので多田先生の研究開発について少し掘り下げてみたいと考えます。
多田准教授が携わる研究は「温泉熱を活用した生ごみからのバイオマスエネルギー生産」という研究です。
まず拠点が宮城県大崎市鳴子温泉です。
多田先生の研究開発は、生ごみから発酵によってバイオガス(メタンガス)を得るものなのですが、その発酵に最適な温度が35度とされており、その環境を造りだすのに温泉から引いた温水を活用するため鳴子温泉が拠点になっています。
また酪農家・農家にも協力をしてもらっています。
生ごみを発酵させるために必要な微生物を地元の酪農家から牛ふんを貰ってそこから得ています。
牛ふんの中には発酵に適した微生物が含まれています。
そして地元で出る生ごみを提供してもらい発酵させてバイオガス(メタンガス)を獲得します。
発酵後に残った液体は野菜を栽培する農家に作物に提供する液肥への活用をしてもらって役立てています。
こうして得られるバイオガス(メタンガス)を使って多田先生はカフェを経営しています。
ene・cafe METHANE(エネカフェ メタン)というお店です。

バイオガスによる発電事業も興る
テクノシステムという会社がメタンガスによるバイオマス発電事業をはじめます。
発電事業の拠点となるのは熊本県・沖縄県石垣島で、その地域の地元の酪農家に牛ふんを提供してもらい、
それをナノ単位に分解してメタンガスを獲得しバイオマス発電のエネルギーにするものです。
発電後の残りかすは窒素・リン・カリウムなどを含み肥料として農家に活用してもらうそうです。

日本は温泉が多く湧いている国です。
全国各地の温泉地で鳴子温泉での多田准教授の活動のようなかたちで
生ごみから発酵によってバイオ燃料(バイオガス)を得て、発酵後に残る液体も農家の液肥に活用してもらうことで多くの量になっている生ごみのごみの減量・燃えるごみ焼却にかかる重油のコスト減・CO2排出減などの課題解決につながると考えられます。
また企業が牛ふんなどからバイオマスエネルギーを造る仕事も貴重なことです。
上記のバイオマスエネルギー生産活動の共通点は発酵・発電後の残った液体や残りかすは肥料としても活用ができるというところです。
ごみの減量につながることに間違いありません。

生ごみからバイオガス・液肥になる液体をとりだして活用する方法があった

2017年 8月 11日

2017年5月27日、テレビで東北大学の大学院農学研究科准教授の多田千佳先生が生ごみからメタンガスと液肥にできる液体とをとりだして活用する事業を起こしているという特集の番組を見ました。
生ごみについてWikipediaで調べてみると、生ごみを乾燥させてバイオマス燃料化するにあたって生ごみでできた廃棄物固形燃料は水を含むと発酵が進んでしまい発火してしまうということが問題だとありました。
しかし、この原理を正しく整理すると多田先生の開発した方法の答えに行きつくようです。
多田先生の開発した生ごみの活用法は生ごみの発酵を生かしてガス燃料と液肥のもとになる液体とを獲得するものです。
生ごみを微生物によって発酵させてメタンガスを獲得し、発酵させて残った液体を農家に液肥の中の1つの材料として活用してもらいます。
資源のプロセスに無駄がありません。
生ごみを直接廃棄物固形燃料にする考え方ではリスクになってしまう発酵が、多田先生の方法であれば生ごみを正しく利用できます。
なぜ発酵が問題なのかをWikipediaを見ながら思っていたのですがこれなら問題解決でしょう。

水分を含んだ生ごみは生ごみのまま発酵のプロセスにとりいれて、
微生物が生ごみをもとに発酵してメタンガスが発生してこれをガス燃料として採り、
発酵プロセスを経て残った液体は農家へと引き渡され液肥の材料の中の1つとして活用されます。
また、多田先生は酪農家を訪れて牛の糞を採取し、
牛の糞の中に含まれている発酵に適した微生物を発酵のプロセスの材料として仕入れます。

筆者は以前、「ごみと資源を考える 2」や「生ごみから水分を抜く」などの記事を書いていました。
それからずっと生ごみの処置は何かもっと賢い解決方法が見出されるのではないかと考えていました。
多田先生の生ごみの処理の解決方法は科学的にも整理されていてものすごい価値があると思います。
Wikipediaの「生ごみ」のページの「処理」の文章はまさに化学的に多田先生の解決方法によて書き換えられるべきものとなりました。
筆者が抱いた生ごみの処理に関する情報は科学的に整理され正され、どこか少しほっと安心した感があります。

進化しているGPU・TPU

2017年 8月 8日

CPUはあらゆる種類の計算をこなすことのできる中央処理装置です。
セントラルプロセッシングユニットの略です。
近年ではパーソナルコンピューターの核となっています。
しかし人工知能・AIやデーセンター・サーバーなどの大量のデータを高速で処理する場面では、電力消費がかかることや性能が下がるというデメリットがあると言われるようになってきました。
そこで台頭してきているのがGPU・TPUです。

エヌビディアの「GPU」
自動車自動運転の人工知能・AIをエヌビディアはTOYOTAと一緒に開発すると発表しました。
エヌビディアは人工知能・AI半導体として機械学習の計算を高速化することに特化したGPU(グラフィックプロセッシングユニットの略です)を発表しています。
この発表したエヌビディアのGPUはデータセンターの処理能力を15倍向上させるといいます。
GPUは機械学習、ディープラーニングする特に人工知能・AIを活用するために向いている・必要になると言われるようになってきました。主に機械学習の段階での使用に必要とされています。
GPUはCPUと同様に電力消費がかかるというデメリットもあるとされています。

Googleの開発した「TPU」
Googleは2016年と2017年のGoogleI/OでTPUというAI(人工知能)用プロセッサーを開発し、発表しています。
TPUとはテンサープロセッシングユニットの略です。
一代目TPUは2016年、二代目TPUは2017年のGoogleI/Oで発表されました。
Googleの一代目TPUはCPU・GPUに比べて15~30倍の計算性能、30~80倍の省電力性能を実現していると発表されています。データーセンター・サーバーはコンピューターの集合体であり、その中でこのTPUは高性能かつ省電力で働くといいます。

筆者は短文・長文、文章の質問はディープラーニングするAI、機械学習するTPUに答えてもらうのが良いのではないかとふと考えます。明確な複数の文章の回答を得たい場合に役立つAI等が考えられます。
いずれ文章で質問して文章で答えがかえってきたり、その答えになった背景の関連記事がずらっと並べたりできる検索の機能ができてくるのではないかと考えています。

2017年は日本のメーカーのモバイルPCがすごい

2017年 8月 4日

先日筆者は家電店のエディオン一宮本店に行きました。
エディオン一宮本店は品揃えが充実しています。
筆者と筆者の家族は尾張地域に住んでいる時期にずっとPCの買い物はエディオン一宮本店でした。

一宮本店は店舗の中でもモバイルノートPCのコーナーが筆者の住む地域周辺のエディオン他店よりも充実していました。
まず、PanasonicのLet’s NoteSZ・XZがありました。店舗で販売中で在庫もあります。
世界最軽量を争う富士通のUHシリーズのモバイルノートとNECのHibrid Zeroの最上位機種のモバイルノートPCもありました。
どの機種もディスプレイが思っていた以上に高画質で、サイズも思っていた以上にコンパクトです。
キーボードもどれを見てもコンパクトではありますが、打ちやすいようになっていると感じました。
実際に見に来て、触れてみてよかったです。
ちょっともったいないくらいのモバイルノートPC群です。
15.6インチの上位機種のノートPCと変わらないCPUが搭載されているのですから。
モバイルノートPCのコーナーはIntelの上位機種のCPU、Corei5やCorei7を搭載している製品が置かれていてたいへん贅沢な展示でした。

筆者の住む地域周辺の店舗では展示で富士通の世界最軽量を争うUHのモバイルノートPCは見れましたが、
PanasonicのLet’s NoteやNECのHibrid Zeroの最上位機種は見ることができませんでした。
それだけエディオン一宮本店の品揃えはすごかったです。
あと、AppleのデスクトップやノートPC製品も展示・販売しています。

筆者は富士通のUHシリーズのWindows8ノートPCをエディオン一宮本店で2013年に購入しました。
今は8.1にしてモバイルノートのようにして現在も使っています。
メモリが4GBの仕様なので無理にWindows10にアップグレードすると動かないアプリが出てしまうので
アップグレードは推奨致しかねますとエディオンの店員さんにアドバイスされました。
そのアドバイス通りWindows8.1として寿命を全うさせてやりたいと考えて使っています。
2013年当時からこの富士通のUHシリーズのノートPCは軽量・モバイルノートPCとしてのポテンシャルを感じていました。案の定、この富士通のUHノートの後継機は最近ではNECとモバイルノートPCの世界最軽量を競っています。
2017年は日本のメーカーのモバイルノートPCがすごいです。

SONYのハイレゾ対応ステレオイヤーレシーバー

2017年 7月 28日

先日筆者は行きつけの家電店でイヤホンを買いました。
正確にはSONYのハイレゾ対応ステレオイヤーレシーバーです。
「h.ear in」という商品名です。
型番はMDR-EX750で、マレーシア産の製品です。

家電店でのイヤホン商品
ハイレゾ対応のイヤホンは特別展示してはありましたが機種も商品数も売れているからなのか扱いが少なかったです。
一方、高音質イヤホンは品揃えが充実していました。
ハイレゾ対応でない高音質イヤホンのほうが手頃な価格で手に入ります。

ハイレゾについて
ハイレゾはハイレゾ対応のハイレゾ再生対応のアプリをインストール・または搭載した機種(PC・スマホやオーディオ・イヤホン)を揃えて、さらにハイレゾ音源を配信しているところから有料で音楽データをダウンロードしてはじめて聴けるようになります。

一般的にはWindowsのPCを使っていると購入した音楽CDからPCに取り込んだ音楽データはWindowsMediaAudio形式という略して.wmaという拡張子で保存されています。
それをスマホでもスマホのSDXCカード内のMusicフォルダに移して聴くのですが、.mp3という拡張子に書き換えられるか、もしくは.wmaの拡張子のままで記録されて聴くというのがWindowsユーザーの通常かと考えられます。
これらの.wma、.mp3はハイレゾ音源ではありません。
ですのでCDを購入して音楽データをPC、スマホなどに記録して聴く場合はハイレゾの音楽を聴くことはできていないのです。
ですので.wma、.mp3で音楽を聴くのならば高音質イヤホンで事足りるではないかということにもなるのです。

ですが筆者の場合は音楽好きでSONYのハイレゾ対応の機種のスマホを持ちながらもったいないなという気持ちが働いて、SONYのハイレゾ対応のステレオイヤーレシーバーを購入してしまいました。
なので条件は揃ってしまったのであとはハイレゾ音源を配信サイトから有料でハイレゾ音源をダウンロードしてみるだけです。
筆者もいまだに.wma、.mp3の拡張子の音楽データで聴いているのですが、それでも買ったこのステレオイヤーレシーバーで聴いていると高音質でベースやドラムの重低音やボーカルの日本語がしっかり、はっきり聴くことができて高音質です。筆者は現状でも満足です。

SONYは音楽やゲームなど面白いコンテンツを持っていると考えます。
それがこれからもうまくいくように祈るかぎりです。
ハイレゾで聴ける音源の拡張子は.wav、.flac、.dff、.dsf、などです。
アップルのユーザーの方は.aif、.mpa、.movなどが挙げられます。

東芝のフラッシュメモリ

2017年 7月 25日

(画像、ベースとなるNAND型フラッシュメモリ構造)

フラッシュメモリは舛岡富士雄氏によるNOR型とNAND型のフラッシュメモリを発明したのが始まりです。
その後技術革新が進んでフラッシュメモリの微細化が進みます。
微細化が進んだ後に近年ではフラッシュメモリは三次元積層構造へと技術の進化が進んでいます。
そして「多値化」も進んでいます。

三次元フラッシュメモリ
2007年に東芝メモリは三次元積層構造のフラッシュメモリの世界初の公表をしています。
それからフラッシュメモリの開発は世界的にどんどん進んできています。
現在ではサムスン電子がフラッシュメモリシェア世界首位になっています。
しかし現在でも日本国内では東芝メモリが四日市の工場施設で新たな三次元フラッシュメモリの試作・開発を進め続けています。
それは「BiCS FLASH」というメモリです。

「この「BiCS FLASH」はシリコン平面から垂直方向にフラッシュメモリ素子を積み上げた構造をしています。シリコン平面上にフラッシュメモリを並べたNAND構造とは違う構造です。」
(「」、TOSHIBA、半導体&ストレージ製品 ホーム→製品→メモリ→BiCS FLASH、BiCS FLASHの特長より引用)

2017年8月7日~10日にアメリカのサンタクララで「Flash Memory Summit2017」が開催されます。
東芝メモリはこのイベントでの参考展示に向けて「BiCS FLASH」の新たな構造の三次元積層構造のフラッシュメモリの試作・開発を続けています。

「フラッシュメモリは1つのセルの浮遊ゲートに電子を蓄積する電荷量によって区別されます。
1つのセルの浮遊ゲートに1bitの情報を記録する方式をSingle Level Cell略して「SLC」、電荷量の区別により2bitのものをMulti Level Cell「MLC」、3bitのものをTriple Level Cell「TLC」などといいます。」
(「」、NAND型フラッシュメモリ、SLCとMLC Wikipediaより引用)

東芝メモリが新しく試作しているのは世界初の1つのセルの浮遊ゲートに4bit(「QLC」といいます)の情報を記録する技術方式の三次元積層構造フラッシュメモリ「BiCS FLASH」です。
従来の「TLC」に比べてセルあたりの浮遊ゲート記録可能bit数が1つ増えることでより大容量のメモリが製造可能になります。
この「QLC」「BiCS FLASH」がFlash Memory Summit2017に参考展示される模様です。

東芝メモリの試作・開発技術の近況
東芝は試作品段階で「TLC」で96層の256Gbit(32GB相当)のメモリ生産を達成しています。
また、「QLC」では64層積層プロセス768Gbit(96GB相当)を実現しています。
東芝メモリは「QLC」の64層積層プロセス768Gbit(96GB相当)のチップを1パッケージに16段積層する業界最大容量の1.5TB相当の製品を2017年後期にサンプル出荷、2018年に量産化する予定です。
四日市の工場ではさらなる積層プロセスの三次元積層構造フラッシュメモリの製品化も計画しています。
これらはさまざまなかたちで商品化が期待できるSSDです。
ノーベル化学賞を受賞した田中耕一さんの「研究費がたくさんある時もいい研究ができるが、逆に切羽詰まってこれしかないという時にいいものが生まれる」という言葉を信じたい、筆者はそんな気持ちです。