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ボールペンのはじまり

2017年 6月 13日


油性ボールペン
油性ボールペンは1943年にハンガリーでラディスチオ・ピロによって開発されました。我々日本人の目にこのボールペンが始めて目に触れたのは1945年終戦の年でした。
日本に来たアメリカ兵によって紹介されたことによります。ピロの開発からわずか2年後にはアメリカ兵のほとんどが所有していたことで、この事実からも普及のスピードの速さに驚かれますね。
この後、国産ボールペンの製造が始まりましたが、インクや材質が悪く欠陥品が続出し、ブームは続きませんでした。現在のような実用性のあるボールペンの誕生は1950年代に入ってからのことで、均一で抵抗の無い書き味と鉛筆のように削ったりなどの手間が要らないなどの特徴が受け入れられ、普及が急速に進んだのです。

水性ボールペン
水性ボールペンは、油性ボールペンに遅れること約25年後の1970年に日本で発売された筆記具です。構造はサインペンの先にボールのチップをつけたもので、国内より海外で広く普及しました。
その評価により逆に日本でも広まったものです。当初チップには樹脂が使われていましたが、金属製のチップが登場するとそれが一般化しました。

ゲルインクボールペン
水性ボールペンのインクにゲル化剤を添加したゲルインクボールペンは、日本で発明され1984年に発売された筆記具です。水性ボールペンのように滑らかに書くことができ、にじまないと言う大きな特徴があります。
また、ゲル化剤を添加することにより、大きな粒子をインクの中に入れることが可能となり、白色粒子を入れたパステルカラーやラメを入れたもの、香料を入れたものなどが次々と発売されました。

油性ボールペンはハンガリーが発祥の地ですが、日本人の器用さ、真似ることの上手さが十分に発揮され水性ボールペンとゲルインクボールペンを発明したのです。今日では一般的に使われているボールペンにはこんな歴史があったのです。
それにしても日本人は独自の商品を発明するよりも改良することに非常に長けている人種ですね。

2in1ノートパソコン・モバイルノートパソコンあれこれ

2017年 6月 9日

最近パナソニックやNECが2in1の軽量ノートパソコンを売り出しています。
パナソニックはレッツノートのXZシリーズ、NECはLavie Hibrid Zeroシリーズで仕様の充実した2in1を発売しています。
レッツノートのXZシリーズはタブレット部だけで500g台の軽さで驚きです。
NECのHibrid Zeroシリーズも今春発売したシリーズの中で世界最軽量の2in1モバイルノートの製品を打ち出しています。タブレット部は398gの軽さのモデルもあります。
どちらも持ち運んで使える軽量で充実した製品であると思います。
CPUもIntelのCoreiシリーズ搭載です。
筆者は2in1だけではなくパナソニックのレッツノートのSZシリーズやNECのLavie Hibrid Zeroの2in1ではない仕様のモバイルノートも充分すぎるほど魅力に感じています。
ストレージも128GBや256GBでLTE対応のSIMフリーモバイルノートの仕様もあります。
Microsoftのサーフェスプロなどのシリーズも持ち運びして使うセカンドノートとして使っている友人もちらほらいます。
いつでもどこでも使えるモバイルノートは魅力です。

GoogleのノートPC、Chromebook
Androidのスマホを使うユーザーは最初の購入時にGoogleのアカウントを作成します。
そのIDとパスワードでGoogleのGoogledriveというクラウドストレージを15GBまで無料で活用できます。
このGoogledriveにGoogleのアプリを保存してPCとスマホ両方で閲覧・編集できます。
Googleの右上のメニュー一覧の中にあります。(Googleドキュメント≠ワード・Googleスプレッドシート≠エクセルなど)
特別なソフトをダウンロードしなくてもブラウザの中で編集できるようになっているのです。
GoogleのChromebookはこのGoogleのアカウントとGoogledriveのクラウドストレージをGoogleのさまざまなアプリで活用するノートPCになっています。
GoogleのChromebookは購入時からおよそ2年間100GBまで無料でクラウドストレージを活用できるようにすることもできるそうです。
アメリカでは結構人気が出ました。しかし、今のところ日本ではあまり人気ではありません。
15GBまででスマホでGoogleを活用するのが一般的のようです。
スマホをパソコン作業に生かす・スマホ自体の機能をフルに活用する分にはGoogleは大きな活躍をしています。
筆者のGoogleの使い方は今のところですが、GoogleのアプリのデータをGoogledriveに保存しておいてwindowsPCで開いてプリントアウトしたり、スマホの使い方をPCと連動させて進化させたりしています。
ただGoogleのChromebookは内部ストレージや無料で使えるクラウドストレージの容量が増えて充実さえしてくれば大いに飛躍できる可能性も感じます。
アプリだけで考えればGoogleのアプリはオフラインでも動作するし、あとでオンラインで繋がればデータ更新してくれるし実力も感じます。

深紫外線LED

2017年 6月 6日

紫外線
紫外線は目で見ることのできない光で、光の波長が10~400nmの電磁波です。
紫外線は光の波長によっていくつかに分類されています。

紫外線の種類
紫外線は近紫外線のUV-A・UV-B・UV-Cと遠紫外線、真空紫外線、極端紫外線に分類されています。

近紫外線の光の波長
UV-Aは光の波長が315~380nmです。
UV-Bは光の波長が280~315nmです。
UV-Cは光の波長が200~280nmです。

自然界の紫外線
太陽光の中にUV-A、UV-B、UV-Cの波長の紫外線が含まれています。
UV-A、UV-Bはオゾン層を通過して地表まで到達しています。
地表に到達する紫外線の99%がUV-Aです。
UV-Cは通常、大気を通過することができない紫外線です。
(紫外線 wikipediaより引用)

殺菌効果のある深紫外線LED
紫外線は殺ウィルスや殺菌の効果があります。
中でもおよそ100~280nm(ナノメートル)の光を発光するUV-Cとよばれる深紫外線の研究が進んできています。
排水処理施設や上水道の殺菌処理法としてこの深紫外線を活用する方法が研究されています。
そして最近、旭化成のアメリカの子会社である「クリスタルアイエス」が殺菌効果を有する深紫外線LED(発光ダイオード)を開発して製造と販売をはじめています。深紫外線LEDは国内で、静岡県の旭化成富士支社で量産するそうです。旭化成の深紫外線LEDの光の波長は265nm、発光出力20ミリワットです。
他には日機装が光の波長285nm、発光出力50ミリワット・情報通信研究機構とトクヤマが光の波長265nm、発光出力90ミリワットの深紫外線LEDを開発中です。
上記の近紫外線の波長を記してあるように、これらの深紫外線LEDの製品は光の波長が近紫外線の「UV-C」の波長にあてはめられられます。
UV-Cには強い殺菌効果があり水の除菌の工程に有用であるとみられています。
この深紫外線LEDの技術がこれから本当に実用化されていくことになるのか注目です。

FUJIFILMの写真作成機器「PrinCiaoプリンチャオ」

2017年 5月 26日

皆さんは最近写真の作成をしていますか?
筆者の場合は写真の印刷をしたのは9年前の2008年です。だいぶ昔の話ですよね。
デジカメやスマホで画像データを頻繁に作り・管理はしているのに不思議なものです。
最後に写真屋さんでSDHCメモリーカードの写真データから選んで作ってもらったのがその2008年です。
それ以来、自分で写真屋さんに作成の依頼には行ったことがありません。
個人的にはフルHDの画素の写真・画像データをSDHCメモリーカードにフォルダを作ってデータを整理し、保存はしています。
身近なところで言うと他には親戚からお盆・正月などの記念撮影をした写真を選んでブックにまとめたものをもらっています。
おそらくは写真屋さんに親戚が写真データを持っていって写真を選んでブックにまとめたものだと思います。
筆者自身は写真屋さんからずいぶん離れていってしまったものだなと考えています。

高島屋内の東急ハンズにFUJIFILMのプリンチャオというセルフ写真作成機器が
先日筆者は名古屋まで電車で通いました。
名古屋駅の高島屋の書店に本を物色しに行きました。
すると書店のある階の店舗フロアが改修されていました。
書店のフロアと東急ハンズの店舗フロアが同じ階に繋がっていました。
書店で本を求めに来たのが本来の目的でしたがついでに東急ハンズの店舗も見ていこうということで
物色しながら歩いていました。
そんな東急ハンズの11階フロアにFUJIFILMのセルフプリントシステムの機器「プリンチャオ」を見つけました。
USBメモリ、SD・microSD、スマホなどどんな記録媒体からも写真データを引き出せるマルチアダプターを搭載しています。
このプリンチャオのマルチアダプターに各種記録媒体を繋げて画像データの中から写真作成したい画像を選ぶことができるのです。
一枚の写真作成につき30円かかります。
筆者のような最近写真屋さんからずいぶん離れてしまった人でも、これなら簡単に少しずつ写真にしておくことができます。
筆者と同様にデジカメやスマホでデジタル写真を画像データとして作成・管理はしているけれど、写真屋さんには行っていないという方にはこのFUJIFILMのセルフプリントシステムの機器「PrinCiaoプリンチャオ」を活用するのがおススメです。
画像データを厳選してこれは良いという一枚を少しずつ便利に写真作成しておくのも楽しいです。
このFUJIFILMのプリンチャオはすばらしい機器だと筆者は偶然に実際に見て感動しました。

野球ボールができるまで

2017年 5月 23日

前回、前々回で野球用品であるバットとグラブの政策過程を説明してきました。
今回はバット、グラブときたらそうボールの制作過程について調べてきました。

野球ボールは大きく3つの層に分かれています。
それはゴム芯、糸巻き部分、表皮からなります。
野球のボールはバットで打たれた際に瞬間3トンもの衝撃が加えられます。
そんな大きな衝撃を受けてもなおボールとして機能するのはシンプルな古典的な工程を職人の作業による匠の技です。
ではそんな匠の技を見ていきましょう。

工程1 糸巻き
直径34mmのゴム芯はコルクのコアを黒ゴムと赤ゴム(練習用は青ゴム)が覆う3層構造です。
これに太い毛糸をまず巻いていきます。
ここでのポイントは少しずらして均等に巻いていくことです。
これが巻き終わると次は中細の毛糸で中巻。
重量計測を行い、それが終わると太い綿糸を巻き、次いで細い綿糸を巻きます。
重量検査、寸法検査を行い規格に合格した物は、糸の緩みを防ぐために全体に接着剤を吹き付けて乾燥させます。

工程2 表皮裁断、縫い合わせ
ボール表皮用の牛革のキズや汚れをチェックします。
その後、川の厚さを均等にする「すき」とよばれる作業に入ります。
これが終わると次は川の裁断で同時に糸通しの穴もあけられます。
ちなみに牛1頭の皮からボール約160個ほどの皮が取れるのです。
重量や寸法チェックが終わり、皮の選別、皮合わせが終わると皮の裏側に接着剤を塗り、
糸巻きしたボールに皮を貼り付けて縫い合わせます。
縫い合わせる針孔の数は108と決まっています。

工程3 検査、仕上げ
縫い合わせが終わると、様々な検査が行われます。
例えば既定の高さからボールを落とし、その反発係数を調べたりします。
糸孔、表面、、内部なども金属探知機で検査を行います。
1頭の牛から約160個のボールが作ることができますが、プロ用のボールとして認定されるのは12球前後というからいかに検査が厳しいかがわかります。
検査が終わるとブランドマークなどを印刷し、湿気や皮の変色を防ぐためにアルミで包装します。
そしてさらにビニール袋に入れて箱詰めされて出荷されます。

野球グラブができるまで

2017年 5月 19日

前回、野球バットができるまでを簡単に解説しました。
今回はその続編で、野球グラブができるまでです。

グラブの製造工程は大きく分けて4つに分けられます。

工程1 表皮とパーツの裁断・加工

原皮と呼ばれる牛の背皮から表皮や各部位のパーツを裁断して、各部の厚さを均一に揃えます。
パーツごとの色合わせなどもここで行い、キズや汚れをチェックします。
捕球面に品質を保証するロゴマークを刻印し、その裏側に特殊なオイルと樹脂で2重の層を作ります。
皮の繊維質を固定・保護しつつ捕球時の衝撃などを分散緩和してグラブとしてのフィット感を高めていきます。

工程2 縫製 (指・表皮・裏側)

各パーツを縫い合わせグラブの基本的な形を作っていきます。
最初に指パーツを二枚組み合わせ指の甲を制作します。
指パーツを縫い目にローラーをかけて縫い目を滑らかにします。
次は表皮に指や甲の各部位のパーツを縫い付けます。
この工程を表皮まとめ縫製といい、裏返しの状態で行われています。
ここで初めて指先から順に表向きにして、手の形をしたアイロンにかけて熱処理を行います。
この工程でクラブの基本的な形ができ、膨らみを持たせて装着感を高めていきます。

工程3 表皮・裏側合わせ

表皮と同じ過程で表皮と同じ形に成型された裏皮(内面)を中3本指にフェルト芯を縫い付けた後に上から表皮をかぶせます。
そして自動ハンマーでたたいて表皮と裏皮の密着性を高めていきます。
続いて表皮と裏皮との縁に巻き付けるように皮テープを縫製。
親指と小指にフェルト芯を入れます。

工程4 仕上げ加工

表裏の皮をたたき、捕球面にはグリスを散布し、
縁には皮紐を丁寧に通しながら締め具合を確認します。
そしてグラブの各部を仕上げハンマーでたたき込み適度になじみと癖をつけます。
また硬式グラブでは職人の技により最終形出しや特殊ヒーターによる熱入れ仕上げなどを施します。
これにより指入れ感やフィット感が高まります。

以上が野球グラブの作られ方です。

野球バッドができるまで

2017年 5月 16日

普段スポーツ観戦をしない私ですが、オリンピックやワールドカップなどの国対国の試合はちょくちょく見ています。
昨日もWBCのキューバ戦をみていました。
さて今回は野球に必要なアイテム、バットや球、グローブについて何回かに分けてその製造過程を見ていきたいと思います。

野球バットができるまでの工程は大きく分けて3つの工程に分けられます。

工程1 木取り・乾燥

バットの原木はアオダモやヤチダモ、ホワイトアッシュといったモクセイ科の落葉高木が使われることが多いです。
これらの木を伐り出し木目の状態や節の有無、キズなどを調べて選別します。
そして乾燥しやすいように大まかに角をとる木取りという作業を行います。
木取りの際にでた木くずなどは乾燥の際の燃料に利用されます。
木取りした原材を矢倉形に組み込んで下から火を焚いて乾燥させます。

工程2 中削り・本削り

いよいよ原木がバットに変わっていく過程です。
充分に乾燥したバット材を旋盤機を用いて加工します。
おおよその形と長さに整えられます。
その後は硬式・公式圧縮・軟式で作業工程が異なります。
硬式と軟式は本削りの工程へ。
硬式の圧縮バットは圧縮工程へとはいります。
圧縮工程では真空状態下でバット材の導管にシリコン樹脂を注入します。
第一圧縮では120℃で20分間プレス機で行われます。
打球面の硬度を上げるためにフェノール樹脂塗装を行います。
その後第二段階の圧縮として1時間ほど圧縮をかけます。

工程3 研磨・塗装・仕上げ

研磨は軟式はすべて研磨機を使用します。
硬式は研磨機で粗磨きしたあとに、1本1本ヤスリで手磨きします。
研磨が終わると塗装の工程です。
木目を生かしたニス塗装の多くはバットを回転させながら吹き付け機械で行います。
様々なカラーの色物は人の手で行います。
最終工程である仕上げです。
中・本削りで付けておいたコンと呼ばれるバットの先端部を切り取り、
ヘッドに穴を開けてコンを削って詰める穴埋めを行います。
そしてスクリーン印刷でロゴを刷り込み、シールを張るなどして刻印を行えば完成です。

再配達を防ぐ宅配ボックス

2017年 5月 12日

最近大手運輸会社のヤマト運輸が輸送料金の値上げに踏み切るというニュースが出ました。
近年躍進を続けるネット通販による配送量の増加、顧客が在宅しておらずそれによる再配達による時間・お金のコスト増、配達スタッフの人員不足などの問題が立ちはだかっています。
再配達コストの削減のためにヤマト運輸は駅構内に宅配ボックス・ロッカーを造るなど工夫を凝らしています。

ヤマト運輸のサービス
ヤマト運輸では宅配ロッカー発送サービスを展開しています。
住んでいる自宅マンションに設置してある宅配ロッカーから荷物を発送できるサービスです。
インターネットを通じて精算・発送ができます。
宅急便受取指定などもできます。
ヤマト運輸が設置拡大しているロッカーで受取指定することもできます。
また、近くのヤマト営業所・近くのコンビニなどサービス取扱店・勤務先の会社・自宅宅配ボックスなどに受取指定することができます。
価格は上がるとのことですが宅急便の受け取りのサービスは工夫され充実してきています。

郵便受けと一体化した宅配ボックスの商品の販売
パナソニックは郵便受けと一体化した宅配ボックスの商品を発売しています。
戸建住宅用宅配ボックス「コンボ」という宅配便の再配達を防ごうというコンセプトの商品です。

筆者の考えとしてはまず一般の顧客に宅急便受取指定や宅配ボックス・ロッカーの利用を広く普及するのが良いのではないかというものです。
顧客に自分に一番合った荷物の受け取り方をしっかり回答してもらうようになることが大切です。
荷物の受取に指定や返事無く受け取っている顧客はたくさんあり、いろんな荷物の受け取り方が眠っているように感じます。
受け取る側、顧客側に問題をクリアする鍵があるようにすごく感じるのです。
さらに宅配ボックスやロッカーの設置自体を増やして拡げて行くことも必要かつ大切だと考えます。
宅急便、荷物の配達・輸送のありようにはもうすぐ近くに新しい環境が待っていると考えています。

USB Type-C接続アダプター

2017年 5月 9日

日本トラストテクノロジー社はMac Bookに接続可能なUSB Type-C接続対応のマルチアダプターを発売しました。
商品名は「ZNAGO mini USB Type-C マルチアダプタ ZGMITCSL」です。
仕様としてはUSBメモリー・カードリーダー・HDD・USB接続のマウスなどを接続可能なUSB3.0端子が2つ、USB Type-C充電ポート、それにHDMI出力端子ポートなどの計4つの端子を搭載しているアダプターです。
接続方式はUSB Type-Cです。
このアダプタの対象の製品は、Mac Book Pro13/15型(2016年発売)、Mac Book12型(2015・2016年発売)の製品にのみ対応しています。

Macのノートのヘビーユーザーの方の中には新しい型のMac bookの製品には接続できるUSB端子口が少なくなってしまったと嘆いている人もいます。
このためにUSB対応の端子口の種類の多い少し前の機種のMac bookをあえて購入しているなどの声も聞きます。
動画のデータを作成・管理しているユーザーからすると接続可能端子の幅は広いほうが重宝するのだそうです。
まめに動画のデータを作成・保存管理するのは日本人らしい意見なのかもしれません。
クラウドを積極活用してデータを上手に管理すれば構わないという意見はアメリカ的なのかもしれません。
アメリカのほうが日本人よりクラウドなどを積極的に活用するPCの使い方をしているのかもしれません。
しかしiCloudを通して画像など著名人のプライベートなデータが漏れてしまった事件も発生しているのも事実です。
そんな話を聞いたその当時は何のことかよくわかりませんでしたが、最近のこの商品の発売を知って改めてこの日本トラストテクノロジー社のマルチアダプターはそれを補うものであることがわかってきました。

Apple USB SuperDriveには非対応です。
さらにスマホの接続端子はこれからUSB Type-Cになると考えられますがこのアダプタの仕様対象の製品ではないので仕様不可です。

導電性高分子・導電性ポリマー

2017年 5月 5日


高分子はポリマーとも呼びます。
導電性高分子・導電性ポリマーは電気を通す高分子化合物のことです。
導電性高分子・導電性プラスチックは「高機能プラスチック」の中の1つと位置付けられています。
導電性高分子・導電性ポリマーは高性能プラスチックとは違う高機能プラスチックに分類されているのです。

日本人化学者の功績
日本国内では化学者白川英樹氏が導電性高分子・ポリマーのポリアセチレンフィルムの合成・発見に成功しています。この功績により白川英樹氏は2000年「導電性高分子の発見と発展」でノーベル化学賞を受賞しました。
1970年代のこの合成の功績の達成は導電性高分子の研究の発展に大きく寄与しました。
1970年代に飛躍的に導電性高分子の研究が進んだのです。

導電性高分子・ポリマーについて
「導電性高分子・ポリマーの性質は導体というよりもむしろ半導体です。
有機半導体、高分子半導体などとも呼ばれています。

現在ではATMなどの透明タッチパネル、電解コンデンサ、電子機器のバックアップ用電池、携帯電話やノートパソコンのリチウムイオン電池の電極などに応用されています。
帯電防止のフィルムなどにも活用されています。

導電性高分子は電導性だけではなく発光性・製膜性を持つため有機ELへの応用もされています。
他にも有機半導体、導電性高分子をインクとしてインクジェット技術などでも活躍していて直接的に基板にパターンを作るプリンタブル回路などへの次世代への研究・実用化に活用されたりしています。
導体というよりも半導体として金属性透明導電体の代替物として注目されています。

導電性高分子・ポリマーは有機半導体としての素材としてポリアセチレンを最初として、現在では他にも芳香環のポリパラフェニレン、ポリアニリン、ポリチオフィン、ポリパラフェニレンビニレン、ポリピロールなど多くの導電性高分子・ポリマーが合成されていて、研究が進んでいます。
これらは素材ごとに性能に違いがあります。」
(「」導電性高分子 wikipediaより引用)