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アマゾンとコンビニ・アマゾンの「アマゾンダッシュボタン」

2017年 10月 3日

筆者が出入りするお店でとうとう「アマゾンダッシュボタン」を初めて見ました。
筆者が見たのはミネラルウォーターevianのアマゾンダッシュボタンです。
このボタンは小さなIoT商品です。
アマゾンプライム会員限定対象の商品です。
Wi-FiにつないでiPhone・Androidのスマホアプリ、Amazonショッピングアプリからお気に入りの商品を設定するだけです。
このアマゾンダッシュボタンは商品1種類に一個500円で手に入るそうです。
在庫がなくなってきたらこのボタンをプッシュ。
そして届けられるのだそうです。
このアマゾンダッシュボタンを使った初回注文時に商品の請求額から500円引きになるそうで、実質無料で手に入れることができるIoT機器です。
このボタンはWi-Fiの接続範囲に設置していれば使用可能です。
商品によって、使う場所に設置しておいてなくなるようだったらボタンをプッシュ、注文・お届けとかなり便利なIoT機器で、使いやすいと考えられます。
このアマゾンダッシュボタンは2017年7月現在で116種類ほどの商品の専用ボタンが売られています。
注文においては重複注文を防ぐようになっており、商品が届くまで何回押しても1回分の注文のみ届けられるようになっています。これは安心できる機能です。

先日筆者の家族が初めてコンビ二のセブンで本を注文しました。
店員さんによるとアマゾンなどのネットショッピングでセブンなどのコンビニで購入・受取りができるそうです。
筆者の家族はスマホの使い方があまり理解できていないので、結局直接セブンで依頼して取り寄せてもらうことにしました。レジ裏にネット注文用の機器があってそれをつかってネット注文・取り寄せを店員さんにしてもらっていました。コンビニで無事に買いたい雑誌を注文・取り寄せ購入ができました。我が家もそうですがアマゾン・コンビニ活用でこれから新しい買い物の仕方が普及・定着していくかもしれません。セブンの店員さん曰く名前と電話番号で購入履歴を見ることもできるそうです。
筆者の親戚にはアマゾン通販でプレゼントを購入お届けする買い物の仕方をしている人もいます。

EV電気自動車・環境について

2017年 9月 29日

日本は東日本大震災によって原子力発電所が停止し、電力供給が火力発電にシフトしています。

(現在日本国内で稼働している原発は5基となっています。)
国内の大手電力会社が天然ガスの輸入をしながら火力で発電し、ついでにガス供給の商品も打ち出しています。
しかし世界的には自動車の商品開発のトレンドはEV電気自動車が注目されています。
EUの国では未来的にはガソリン・ディーゼル仕様の自動車ゼロにする方針を打ち出している国もあります。
中国も都心部で近年自動車が排出するPMなどによって大気汚染の環境問題などを抱えています。
この環境問題解決の目的も含めて中国ではEV電気自動車など環境負荷のかからない自動車商品を優遇する措置がとられてきています。
そしてこうした事情を踏まえてトヨタ自動車は最近中国でEV電気自動車を量産していく計画を表明しています。

自動車は例えばトヨタではEV電気自動車だけではなく、他にもPHVプラグインハイブリッド(ガソリン・電気)・燃料電池車(水素と酸素を化学反応させて電気をつくる燃料電池)・ハイブリッド車(ガソリンエンジン・電気モーター)・ガソリン車・ディーゼル車の自動車製品が開発・製造されています。

日本国内では電力の供給源の事情(LNG・石油・石炭などの火力発電に頼っている)、エネルギー源として水素の供給にも目をつけている、ハイブリッド機能を持つ車の人気が根強くある、などで日本国内の自動車のトレンドがエネルギー源供給インフラの将来も含めて選択肢が複雑に迫られていて、EV電気自動車の開発・発売に対する視野が少し不透明になっている感があります。
しかし、電力の供給に今のところ大きな問題を抱えていない他国ではEV電気自動車の普及・優遇措置を熱心に行うという国もあります。
専門家の方の中には日本の自動車メーカーもこのEV電気自動車開発の手を緩めるな、遅れをとるなと警戒感をあらわしている方もいます。

次世代環境に対応した自動車の開発・普及は不可欠なものとされてきています。
そうした場合、ただ単に自動車製品を製造・販売すればよいというだけではなく、インフラ自体も考える・供給構造の構築・さまざまな配慮が必要になってくると考えられます。
自動車から視点を切り離してみても電力・エネルギーを得るのにより環境負荷のかからないものにしていく課題があるのだということを突きつけられていると考えられます。

水素製造装置 東芝

2017年 9月 26日

(フォークリフト画像)

2016年7月にアルカリ水電解式水素製造装置を東芝が開発しました。
このアルカリ水電解式水素製造装置は1時間で燃料電池車2台分の量の水素を製造することができるそうです。
アルカリ水電解式水素製造装置の中ではこの東芝の装置は日本国内で最大量の水素を製造することができる装置です。
またこの装置では水の電気分解に使用される電解液を高濃度の水酸化カリウムを含ませることで氷点下の環境下でも電解液の凍結を防ぎ寒冷地でも使用可能でより広範囲の地域に水素供給インフラ普及に対応できるように工夫がされています。
東芝は水素をより多く製造する装置開発を通してこれから莫大な金額になるとされる水素インフラ事業への展開を見据えています。
原発の停止、LNG・石炭・石油による火力発電の電力に頼っている現在の国内のエネルギー供給事情を考えるといち早く東芝が燃料の選択肢の中に水素供給に着目していることに筆者は感心させられます。

東芝はトヨタ主導の水素燃料電池のフォークリフトの活用・実証への協力をしています。
トヨタ主導でCO2排出フリーになる風力発電による電力で水素製造をして豊田自動紡織機の水素燃料電池のフォークリフトに供給し活用するという水素供給・実証がスタートしました。東芝はこの実証に協力、水素製造装置を供給しています。
フォークリフトは従来型の電動フォークリフト・ガソリン式のフォークリフトなどが既存のフォークリフトの中にあります。それらを電動・ガソリン式から水素の燃料電池式へとフォークリフトの仕様を移行することによって従来型の電動・ガソリン式のCO2排出量を水素燃料電池式移行によって80%以上削減できる潜在能力があると見込まれています。実際の結果はどうなってくるかはわかりませんが、CO2排出コストは大幅に削減が実現可能であると考えられます。

東芝は他にも小水力発電による電力によって水素を製造利用する実証も行います。
またアルカリ水電解式以外にも固体酸化物水蒸気電解式の水素製造装置の開発もしています。

火力発電・LNG(液化天然ガス)について

2017年 9月 22日

現在の日本は東日本大震災から原子力発電所の多くが稼働停止しています。
日本国内では現在稼働している原発は5基のようです。
そして現在の電力供給の中で一番多くを占めているのが火力による発電です。
火力発電の中では特にLNG(液化天然ガス)による火力発電が多くを占めています。
火力発電は他に石炭や石油を燃料とした火力の発電がされています。
LNG(液化天然ガス)は輸入によって賄われています。

LNGについて
「LNGは気体である天然ガスをマイナス162度以下に冷却して液化してから輸送・貯蔵用に気体の体積の600分の1にして製品として出荷されて流通されています。
日本はパイプラインによるガス供給方式ではありませんので上記の方法によってLNGが輸入・輸送されています。
中東や東南アジアなどの国々から日本へLNGタンカーに載せられて液化天然ガスは輸入されているのです。

LNGの火力発電用燃料としての普及
LNGが火力発電用の燃料として世界で初めて東京電力による南横浜火力発電所でのLNG専焼火力の発電所で使われました。これをきっかけに火力発電用燃料として活用されるようになっていきました。
韓国も韓国ガス公社によってLNGをタンカーで輸入し火力発電に活用しています。
中国も石炭火力発電を有害物質排出を軽減していくために控えていく方針で、
さらに、その替わりとして天然ガス輸入を増やして2016年以降建設する発電所をガス火力発電所に移行していく方針です。」
(「」天然ガス Wikipediaより引用)

最近われわれの身近なところではLNGの価格が上昇していることで影響を受けているものがあります。
それは電気料金とガス料金の値上げです。
今年2017年春に電力会社・都市ガス会社大手が燃料のLNG価格上昇の影響を受けて電気料金・ガス料金の値上げをしました。そして8月にもLNG・石炭の価格上昇を背景に電力大手・ガス大手が電気料金・ガス料金の値上げをしています。経済的には少し打撃です。
一方原油の価格は下落しています。ですので石油を燃料とする火力発電所を持つ電力会社は大手2社が値下げ、2社が横ばいの結果になっています。

そんな環境の中、2016年4月から電力自由化、2017年4月からはガス自由化がはじまりました。
都市ガスを利用する地域・都市ガスを使っていらっしゃる家庭からは今年の4月のガス自由化は注目を集めています。
それはガス自由化といっても「都市ガスの自由化」だからです。
筆者の家庭ではSALAガスのプロパンガスを使っているため個人的には影響などの実感がありません。
しかし電力自由化・ガス自由化については多少これからの動向を気をつけておきたいと考える次第です。

次世代燃料は水素か

2017年 9月 19日

最近水素を燃料とする動きが活発化しています。
通常水などから水素を電気分解で生成する際にCO2が排出されてしまうことが問題でした。
しかし、再生可能エネルギーを活用して電気分解する方法によってCO2排出フリーの水素生成が可能である方法が実証されてきています。
現在トヨタなどの会社で、フォークリフトなどに稼働エネルギー源を水素にした仕様のものが活用されたりしはじめています。
水素を燃料とする燃料電池・エネルギー源となる水素生成のCO2排出削減の課題解決への道が開かれて行きそうです。

水素生成の開発計画について
再生可能エネルギー活用による電気分解による水素生成、水力発電・太陽光発電・バイオガス・風力発電による水素製造などが計画されているようです。
再生可能エネルギーの中でも現在有力視されているのが風力による電気によって水から電気分解で水素を生成する方法です。
技術的にはすでに実現しており、これから導入が加速されていくのではないかと考えられます。
CO2排出削減の課題は国際的な合意によって目標が定められています。
まずはCO2排出削減の国際的な目標値を着実にクリアしていくことが今世代のこれから何十年かの課題の1つとなっているといえます。

科学的に考えても石油などの化石燃料からCO2排出削減の課題をクリアできる水素へと燃料を変えていく試みは重要なことです。
自動車にも水素を燃料とする燃料電池車が製造されており、上記の水素生成・供給・フォークリフトなどによる燃料としての水素活用などの普及も含めて考えてみると水素を燃料としていく技術的な基盤も整ってきていると考えられます。

環境問題の中には生活に欠かせない水を得ることも重要視されてもいます。
工業用の超純水生成の技術はこれからも大事な技術になってくるのではないかと考えられます。
中東のサウジアラビアは脱石油・脱化石燃料依存の経済を構築することを目標にしています。
海水淡水化技術、そして超純水生成技術によって得られる水は、燃料となる水素を生成するもとにもなり大切なものとなってくる可能性もあると考えられます。

水と例えば風力などによってCO2排出フリーの燃料となる水素が得られる高水準の技術のインフラが普及すれば化石燃料使用によるCO2排出量を削減していくこともできるかもしれません。

インテル社のCPU、Coreiシリーズ

2017年 9月 15日

インテルのCoreiシリーズは現在第7世代の製品が発売されています。
第1世代はNehalemで日本国内では2008年11月16日に発売され登場しました。
それからインテルのPC搭載用のCoreiシリーズCPUは現在までおよそ9年の歴史があります。

インテルのCoreiシリーズCPUの日本国内での発売日時は
○2008年~2011年 第1世代 Nehalem     45nmプロセス(Nehalemマイクロアーキテクチャ)
32nmプロセス(Westmereマイクロアーキテクチャ)
○2011年1月9日~ 第2世代 Sandy Bridge  32nmプロセス(Sandy Bridgeマイクロアーキテクチャ)
○2012年4月29日~ 第3世代 Ivy Bridge   22nmプロセス(Ivy Bridgeマイクロアーキテクチャ)
○2013年6月2日~ 第4世代 Haswell      22nmプロセス(Haswellマイクロアーキテクチャ)
○2014年5月11日~ 新第4世代 Haswell Refresh 22nmプロセス(Haswellマイクロアーキテクチャ)
○2015年6月18日~ 第5世代 Broadwell     14nmプロセス(Broadwellマイクロアーキテクチャ)
○2015年8月5日~ 第6世代 Skylake       14nmプロセス(Skylakeマイクロアーキテクチャ)
○2017年1月6日~ 第7世代 Kabylake      14nmプロセス(Kabylakeマイクロアーキテクチャ)
となっています。

お使いのPCの型番から仕様を検索したり、発売日と照らし合わせたりしてどの世代のどんなCPUを使っているかがわかります。上記からプロセスルールが世代ごとに少しずつ微細化してきていることがわかると思います。この微細化の傾向は未だに進んでいる途中です。他の新しい半導体もそうですが、微細化してかつ省エネで高機能であることが開発上求められている傾向ではないかと考えられます。PCを所有しているという読者の方は自分がどのCPUのPCを所有しているか仕様を理解しておくことは換装などの際に適合するパーツを選ぶ助けになります。
またその他にも一般的には故障などの際に型番や仕様がわかっていれば購入した家電店さんへの相談もしやすくなります。

常に変化しているスマホ・パソコン事情

2017年 9月 12日

画像(ファーウェイのスマホ)

富士通にも変革が
8月末に富士通が携帯電話事業の売却をすることが報じられました。
最近の富士通のスマホといえばドコモショップで発売しているアローズ、らくらくホンなどでしょうか。
9月には売却の1次入札がはじまります。
売却する方針ではありますが富士通は自社ブランド自体は残していくことができるようにするようです。
日本国内の携帯電話は現在アメリカのアップル社のiPhoneが4割のシェアを占めています。すごいですね。
筆者の大学時代の友人も今年3月に集まった時見てみればiPhoneを使っている人が多いようでした。
私一人だけSONYのスマホでした。
もし富士通が携帯事業から撤退してしまうとすると、国内メーカーでスマホで生き残っているのは京セラ・シャープ・SONYだけになってしまいます。
他方、ファーウェイやASUS、サムスンなどアジアで台頭してきているメーカー、アメリカのアップル社のiPhoneなど、現在はグローバルな大きな収益力を持つスマホメーカーが活躍しています。
シャープを傘下に置いている鴻海精密工業の今後もますます目が離せなくなってきました。

格安ASUSスマホ・格安ウィルコム携帯・格安ASUSノートパソコン

筆者の親は仕事用の携帯にウィルコムの端末を使っています。
筆者も大学生時代友人の付き合いでウィルコムの端末でメールや電話をしていたことがあります。
筆者の友人の中には現在でもウィルコムの携帯を使っている人もいます。
その友人はウィルコムは契約してから3年間のしばりがあるのが辛いと漏らしていました。

他にもASUS製の格安スマホ・格安ノートパソコンに満足している友人もいます。
その友人は自宅で使っているノートパソコンがASUSなのだそうです。
アマゾンと価格.comとで見比べながら検討し結果、レビューの評価も良いASUSのノートパソコンを選んで購入したそうです。
製品には自分でメモリを増設したそうですが大変気に入っている・満足しているそうです。
ただ、買いたての時はKINGSOFTのOffice互換ソフトを使っていたらしいのですが、次第にそのソフトにイライラしてきて家電店でOffice365soloを買ってきてそのPCに入れてMicroSoftのOfficeを使っているそうです。

また、ASUSのノートパソコンを持つその友人はスマホもASUSの格安スマホを持っていて使っていました。
筆者にとって真近ではじめて見た格安スマホはこのASUS製のスマホとなりました。
その格安スマホは料金が月々1900円台で使えているとのことでした。安いですね。
聞くところによるとASUSのその格安スマホはドコモやソフトバンク、auなどのキャリアと違って、@マークに続くメールアドレスがもらえないのがデメリットであるそうです。
しかし通話やLINE、ネット通信はできるそうです。

半導体の繁栄

2017年 9月 8日

(イメージ画像)

IntelのCPUは現在発売されているのが第7世代のCoreiシリーズのコードネームKabylakeというCPUです。
今年の世界的なIT見本市台湾のComputex Taipei 2017でIntelは最新の高機能・ハイスペックなCPUのシリーズを発表しました。
新しく「Corei9」と名づけられたCPUも発表されました。
メインで紹介されたのはCoreiシリーズのBroadwell、Skylake、Kabylakeのアーキテクチャを応用した新しいCPUシリーズです。これらは「CoreX」と新たに命名されComputex Taipei 2017を前にIntelから発表されました。

またIntelは2017年5月30日に年内に新しいCoreiシリーズの第8世代CPUを発売する意向であることも発表しました。このCPUのコードネームはCoffeelakeだと言われていました。
14nmのプロセスで構成されているBroadwell、Skylake、Kabylakeに次ぐ4番目の14nmプロセスCPUです。
ちなみにCoffeelakeの次は第9世代のCoreiシリーズCPUでプロセスが10nmでコードネームはCannonlakeといわれていました。
しかし実際は今年2017年にはインテルから新しいCPUが8月21日にKaby Lake Redresh・10月にCoffee Lake・2017年中にCannon LakeのCPUが続々発表されるもようだと報じられています。ですので結果として第8世代以降のインテルCPUのコードネームの呼ばれかたはどうなるのか筆者にはわかりません。

IntelはCPU以外にも今年SSDをNAND型フラッシュメモリ以外のOptaneというメモリを開発しています。
Optaneという3D Xpointと呼ばれるメモリを独自開発したのです。
これはストレージを使用目的とする一般的なSSDではなくて、DRAMとストレージとの間で活躍することを目的として開発されたSSDです。
IntelによるとこのOptaneの開発には25年もかかったと発表しています。

以前エヌビディアのGPUやGoogleが独自で開発したTPUを記事で紹介しましたが、パソコンの頭脳をつかさどるCPUを生産し続けているIntelも着々と進化しています。

NAND型フラッシュメモリの開発は現在世界シェア1位はサムスン電子です。
このNAND型フラッシュメモリはストレージとしての使用を目的としたSSDですが、このSSDの技術開発がいまどんどん進んできています。

NAND型フラッシュメモリの生みの親は開発当時東芝所属の舛岡富士雄氏です。
舛岡氏はNOR型とNAND型フラッシュメモリの発明者です。
ですから東芝は今盛んに製造・開発されているNAND型フラッシュメモリの生みの親なのです。
東芝のメモリ事業は世界トップクラスです。
パソコン・メモリの東芝の事業自体は問題無いのでと家電店の社員さんも店内で説明してくれています。
なんとかして現在の目覚ましい半導体の進化に日本のメーカーも活躍してほしいです。

福井・鯖江市のめがね

2017年 9月 5日

日本国内ではめがね産業の地といえば福井県鯖江市と皆さんはご存知でしょうか。
筆者はつい先日知りました。
友人の招待で福井市街の結婚式・披露宴・二次会・三次会で地元福井の友人から「福井といえばめがね」だと教えてもらって知りました。
生活では常にめがねをかけている、今パソコンで文章を書いている時もめがねをかけている筆者です。
すぐ興味を持ちました。
日程に観光する余裕が十分あったのでさっそく鯖江市に車で行ってみました。
検索してみると福井県鯖江市に「めがねミュージアム」があることを知り、そこへ向かいました。
めがねミュージアムに朝10時の開館時間に入りました。
突き当たりまで歩いていって左手が眼鏡博物館、右手がめがねショップになっています。
そして吹き抜けになっている構造の2階にはカフェがあります。
博物館には著名人の使用しためがねが展示されていました。
ショップにも入り口にここを訪れた著名人のサイン色紙や写真が展示されています。
ショップ店内には地元福井のめがねフレームがずらりと陳列されていました。

筆者はここ最近の3年間でずいぶん太り、顔のかたち・大きさなどが変わってしまいました。
以前似合うと思っていためがね・めがねフレームが今では思ったように似合わない状態でした。
鏡で見ても何だか自分で自分に似合うものがよくわからないのです。

そこでめがねミュージアムのめがねショップの店員さんに現在の筆者を見て似合いそうなめがねフレームを厳選してもらうことにしました。
めがねのフレームは大きく分けて「プラスチックフレーム」か「メタルフレーム」かに分かれます。
めがねフレームは筆者は一度GUCCIの黒のプラスチックフレームのめがねをかけていた時期がありましたが、それ以外はずっとメタルフレームのほうを気に入って使ってきています。

店員さんに顔・かたちをよく観察してもらって3つほどメタルフレームで似合いそうな候補を選んでもらいました。
小さな鏡の前の店内の椅子に座って店員さんに候補となった3つのめがねフレームを持ってきてもらって、店員さんの審査のもと鏡の前で順番に1つずつ3つをかけていって、めがねフレームをかけた自分の顔を覗き見ました。
2巡しましたが筆者が「似合う」と感じたフレームと店員さんから見て「似合う」と感じたメタルフレームが見事に一致しました。

レンズ選択のプロセスでは専門機器を使っての視力検査を受けました。
お客の生活での使い方・用途や視力に合ったレンズの選び方があるそうで、
両眼での視力を1.0に引き上げるめがねのレンズの選択法か、
両眼の視力をめがねをかけた状態で均一になるようにバランスをとって視力を引き上げるレンズの選択法があるそうです。
筆者が日頃眼科の医師から受けているめがねの仕様の助言と店員さんの経験・知識を通して後者の両眼の視力をめがねをかけた状態で均一になるようにバランスをとって視力を引き上げるレンズの選択法を選びました。

店員さんと筆者がお互いにフレームが似合うもの・的確なレンズの選択が一致してめがねミュージアムでの買い物の経験は素晴らしいものになりました。
日本のめがねといえば福井・鯖江市です。
鯖江市のめがねミュージアムはおすすめです。

鴻海とシャープ・WDと東芝

2017年 8月 29日

2017年6月中旬にパナソニック・ソニーなどが4K有機ELテレビを発売しました。
シャープは4K有機ELテレビの発売はしていません。
筆者はシャープのテレビの新製品の開発の動向はこれからどうなるのかと少し心配しました。

鴻海とシャープ
シャープは4K液晶テレビの次の目標を8K液晶に定めているようです。
あえて有機ELに踏み込まずに8Kの液晶技術に積極的に投資するようです。
そんなシャープは2017年9月に開催されるヨーロッパの家電見本市IFAや、2018年1月に開催されるアメリカのコンシューマーエレクトロニクスショーCESに参加して8Kの超高精細液晶を紹介すると報じられました。
シャープは台湾の鴻海精密工業の傘下に去年8月から入っています。
鴻海精密工業はフォックスコングループの中核企業でスマホや薄型テレビなどの電子機器を受託生産する1大会社です。
鴻海の傘下に入った後のシャープは業績はV字回復を果たしています。
鴻海とシャープはアメリカに1兆円超を投資して液晶大型パネル工場を新設することを決めています。
そして両社は中国にも大型パネル工場を建設着工しています。

シャープは鴻海から大きい出資を得て事業を立て直してきています。
シャープの経営危機からの脱却・回復は今のところ業績結果として良い成功事例となりました。
今のところ筆者には液晶を超高精細化していくのがよいのか・有機ELディスプレイを開発してそれを超高精細化していくのがよいのか、どちらの選択がよいのかさっぱりわかりません。
そして8Kの超高精細液晶のテレビは発売されたとしても庶民の筆者には到底価格になかなか手が届かないと考えられます。

WD(ウェスタンデジタル)と東芝
WDは最近では債務超過に陥っている東芝の子会社東芝メモリ売却成功の成否の鍵を握っている企業です。
東芝は産業革新機構を中心とした日米韓連合を東芝メモリの売却先の取引先とするとしていますがあまりうまく進展していません。
ですので今年8月には東芝は他にウエスタンデジタル陣営、鴻海精密工業を加えた3陣営と交渉を続けていると説明していました。
そしてWDウェスタンデジタルは8月末に投資ファンド、コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)と組み、産業革新機構、日本政策投資銀行などを加えた連合で1兆9000億円での買収を東芝に提案しています。東芝はこのWDが提案する買収に応じる可能性が高いのではないかと考えられます。

東芝は東芝メモリの事業を2兆円で売却したい方針のようです。
東芝は経営危機を乗り越えることができるのでしょうか。
東芝のフラッシュメモリーの事業自体は好調で営業利益の業績もとても良いです。

この良い仕事をしている東芝のフラッシュメモリーがどうなるのか・売却されるとしたら売却先はどうなるのかとても気になるところです。