製造業ニュース

住宅向け蓄電池・蓄電システムについて

2018年 8月 17日


(画像、家庭用太陽光発電パネル)

最近になって電池の研究・開発・製造が熱を帯び、加速しています。
電池は電気を蓄える・使うなど直接・間接的にさまざまな電力の生産・使用を支える重要な位置を占める存在です。
車載用の二次電池や蓄電用のさまざまな蓄電池などは今後可能性のある核となる製造品の1つです。
自動車のための二次電池だけでなく、太陽光発電のパネルなど再生可能エネルギーの有効な活用のための蓄電池や蓄電システムなどが近未来の必要な技術として着目されています。

家庭用太陽光発電
住宅の屋根などの再生可能エネルギーの太陽光パネルによる家庭用太陽光発電で生産された電気の活用は今後の動向に注意が必要となってきています。
それは余った電気を買い取ってもらう「固定価格買い取り制度」には設置導入から10年間の期限が定められているからです。
そういう理由で制度の期限切れとなっていく家庭用太陽光発電の活用には工夫が必要になっていきます。

固定価格買い取り制度
固定価格買い取り制度とはエネルギーの買い取り価格を法律で定める方式の助成制度です。
英語ではフィードバックタリフ制度と呼ばれています。
日本国内では2009年から始まった制度です。
家庭用太陽光発電システム・パネルを導入・設置をされたご家庭にとっては固定価格買い取り制度の10年後の期限切れは大きな問題です。

再生可能エネルギーは貯めておくことが比較的難しい電力とされています。
有効に使いきることもテーマとなっている電力です。
家庭用としての太陽光発電と蓄電池・蓄電システムは、小さなかたちでの再生可能エネルギー活用の良いモデルとして今後開拓する余地のある、可能性のある存在と見ることもできます。

家庭用太陽光発電の地産地消の新しい再生可能エネルギーのシステムや優れた蓄電池などが発明されれば、再生可能エネルギーの効果的な活用や活用上の諸問題を解決する有効なエネルギー消費のかたちが開拓できるかもしれません。
最近、家庭用住宅向けの蓄電池や蓄電システムが商品として製造メーカーが売り出しをしている活動の背景が見えてきました。

紫雲膏・中黄膏

2018年 8月 14日


(画像、紫雲膏)

筆者はアトピーの治療の経験の中で、漢方薬の治療の際に、
「紫雲膏」や「中黄膏」を塗り薬として使っていた経験があります。
最近になって筆者の親が右手を骨折し、7本のボルトで骨を矯正する手術をしました。
手術後はしばらく随分と腫れて、リハビリはしているものの現在でも以前のようには動かせないでいます。
骨折した右腕には金属のボルトが入っているのでアレルギー疾患を予防することに配慮しています。
そんな筆者の親が骨折して衰えた右手に紫雲膏を塗るようになりました。
あと他にもヒルドイドの保湿クリームを塗ったりしています。

紫雲膏について
「紫雲膏は赤紫色のにおいがする膏薬です。
もとが中国の明代の陳実功が著した「外科正宗」にシコン・トウキ・ゴマ油・ミツロウを成分とする潤肌膏が記載されています。
そして紫雲膏は日本の江戸時代の医師、華岡青洲が潤肌膏に豚脂を加えたものです。
紫雲膏は適応症や禁忌があるので使用の際にはそれに注意が必要です。
シコンには肉芽形成作用のある成分があるそうです。
熱性や湿潤がみられない細胞修復を促したい皮膚疾患に向いているようです。」
(「」、紫雲膏 Wikipediaより引用)
筆者の使用経験では、熱性の強い炎症・湿潤の皮膚疾患には下記の中黄膏のほうが向いていて、
紫雲膏は比較的湿潤やただれの少ない・熱性の弱い皮膚疾患向きであるように思われます。

中黄膏について
「中黄膏は同じく江戸時代の日本の医師、華岡青洲によって考案された漢方の軟膏です。
黄色の膏薬でにおいがあります。
成分はオウバク・ミツロウ・ウコン・ゴマ油・豚脂でできています。」
(「」、中黄膏 Wikipediaより引用)
オウバクは清熱作用もあり、筆者は熱性の強い皮膚疾患・熱性の強い湿疹やあせもなどの皮膚疾患の際に使いました。

「医師・華岡青洲は現在に伝わっている漢方薬の医薬として上記の2つの膏薬だけでなく、十味敗毒湯などの漢方薬も考案しました。
世界ではじめての全身麻酔外科手術にも成功した外科医としても有名な医師です。」
(「」、華岡青洲 Wikipediaより引用)

華岡青洲という人は医薬の化学・科学が進んでいる現代の日本にも残る医薬品を考案しています。
たいへんな偉業であると筆者は考えます。
筆者は薬は万能ではないと医師に言われた記憶がありますが、自分・自分の体質や症状に合った薬を選び活用することはとても大切なことだと考えています。
1消費者として筆者は皮膚薬・膏薬は自然派のノンステロイドの品のほうも開発して豊かにしていってほしいと期待しています。

インテルCPU Corei第6世代以降今世代まで

2018年 8月 10日

インテルの第6世代、第7世代、第8世代CoreiCPUについて

第6世代「Skylake」
インテルの第6世代CoreiCPUはコードネームが「Skylake」と言われています。
2015年8月に製品化されました。

第7世代「Kaby Lake」
14nmプロセスの第6世代Skylakeの次は当初10nmプロセスのCannon Lakeが製品化される予定でした。
しかし10nmプロセスの立ち上げの遅れによって、14nmのプロセス第7世代CoreiCPUとしてSkylakeの次に「Kaby Lake」が製品化されました。2016年8月30日に製品化されています。

第8世代「Kaby Lake Refresh」、「Coffee Lake」
第8世代CoreiCPUはコード名「Kaby Lake Refresh」と「Coffee Lake」として製品化されリリースされました。
第8世代は2017年8月21日はKaby Lake Refreshが、2017年9月24日にCoffee Lakeが発表されています。
この2つのコード名のインテルCoreiシリーズのCPUが第8世代CoreiCPUになります。

このインテル第8世代CoreiCPUの次に10nmプロセスの「Cannon Lake」が今年2018年に製品化されるといわれています。ですが、さらに2018年4月末のメディアによると、10nmプロセスのCPU製品化は2019年以降になると報じられています。2018年4月末執筆現在、第8世代以降の製品化の動向は未知のようです。

第6、7、8世代とも14nmプロセスルールで製品化されています。
ですが第6・Skylakeは14nm、第7・Kaby Lake、第8・Kaby Lake Refreshは14+nm、第8・Coffee Lakeは14++nmとプロセスルールの名称が分かれており、同じ14nmのプロセスでありながら設計が充実してきています。

次の「Cannon Lake」は10nmのプロセスルールになるといわれています。
2018年5月中旬にはCannon LakeのCPU、Corei3-8121Uがリリース・出荷されました。
10nmプロセスです。2018年量産はこのCorei3のローエンド向けCPUのみのようです。
Cannon LakeのCorei5、i7、i9は上記のように2019年初旬以降になるとも報じられています。。
その次は2019年にリリース予定のIce Lake、その次はTiger LakeというコードネームのインテルCoreiCPUがいずれも10nmのプロセスルールで登場する予定となっているようです。
ですが10nmプロセスルールのインテルCoreiCPUの登場は2019年以降になると報じられていて、今後のインテルCoreiCPUの製品化や10nmプロセスのインテルCoreiCPUの製品化の順番や内容が予定変更されるとも言われています。

今後のインテルCoreiCPUの製品化されていくコード名も順番や内容も変更されていくかもしれません。
第7世代から第8世代の今世代インテルCoreiCPUシリーズが整理して理解できていなかったので筆者は改めて調べてみました。製品化の具体的なスケジュールやコード名・製品化、各nmプロセスCPU開発の動向などはWikipediaより情報を引用させてもらいました。第8世代以降のインテルCoreiCPU製品化の動向も当初の予定からの変更も考慮して見守っていく必要がありそうです。

北京モーターショー2018を通して考えたこと

2018年 8月 7日


日本の自動車メーカーの北京モーターショー2018での発表について
北京モーターショー2018が4月25日から5月4日の期間に開催されました。
トヨタ自動車はこのショーでPHV仕様セダンの新車種「カローラ」「レビン」2種を発表しました。
他にもトヨタは「新型レクサスES」も北京モーターショーで世界初公開しました。
日産は「シルフィ・ゼロエミッション」というセダン型のピュアEV電気自動車の新車種を発表しています。
ホンダは「理念EVコンセプト」というSUVの車種を公開しました。
日本の自動車メーカーは中国市場向けにPHV、EVの新車種を今後量産していく計画のようです。
中国では消費者にセダンやSUVの型の自動車が人気のようです。
そうしたニーズに応えるかたちの各社の発表となりました。

中国の状況
中国は「新エネルギー車」としてPHVやEVの普及を加速させていく計画です。
国のバックアップもあって中国では電気自動車の製造販売、普及が加速している状態です。
日本よりもEV電気自動車やPHVの普及が加速しているのが現状のようです。
考えてみれば、パソコンも自動車も製品開発・製造の拠点が中国に多くあります。
そういうわけで、新しい製造の製品の土壌が多く中国にあり、世界最大の市場の舞台の1つが中国なのかもしれません。
2019年から中国では政府が中国で生産する自動車メーカーに対して、EV電気自動車などの「新エネルギー車」を一定量生産・販売することが義務付けられることになっています。
そういう事情もあって北京モーターショー2018では新型EV電気自動車やPHV製品の発表が多かったようです。

筆者にとっての身近な新車
筆者の親戚は最近シトロエングランドC4ピカソという7シーターのクリーンディーゼル車を購入しました。
もともとは日産好きであった親戚なのですが、車の専門家の親戚にすすめられてシトロエンの新車を購入することにしたようです。
日産はピュアEV(電気自動車)に製品開発を注力しています。
その流れに乗って筆者の親戚も日産のセレナe-powerを買うのか迷っていたそうです。
まだ日本でピュアEVを買わない事情もなかなか深い物事なのではないかと筆者は感じました。
筆者は自動車の駆動仕様の変革と電力のインフラストラチャは現代生活を営む現代人の大きなテーマではないかと考えています。

子どもの遊び方を見て

2018年 7月 27日


(画像、イメージ)

筆者は2018年3月末に蒲郡のラグナシアの遊園地で姪・甥っ子が遊ぶのを見ていました。
姪は8歳、甥は4歳の子どもです。
2人で仲良く遊ぶのかとてっきり筆者は想像していました。

しかし、実際に入場して子どもたちが遊ぶのを見ていると2人は全く違う遊び方をしていました。
ラグナシアの遊園地スペースでは乗り物に乗れます。
乗り物に興味を示したのは8歳の姪のほうでした。
パパに同乗・管理してもらって乗り物に乗って楽しんでいました。
一方で、4歳の甥は110cm以上の身長がないと乗れない乗り物が多くて身長がまだ足らずにあまり乗れませんでした。ではどういう遊び方をしたかというと、自分の身体を目一杯駆使して夢中になって滑り台や遊具に上ったり降りたりして遊んでいました。
一応大人たちに見守られている環境で子どもたちは遊んでいました。
見守っている間にいろいろと話をしました。
2人の子どもの母曰く、
「4歳児はまだまだ発展途上の自分の身体を目一杯動かしてどこまでできるか挑戦している様子。挑戦して・達成して達成感を得たりしながら遊ぶのが楽しくてしょうがないのではないか。遊具も乗り物も今の自分に合うもの・適したものを自然に選んでいるのでは。」というようなことを言っていました。
なるほど、と筆者は思いました。

筆者は幼い頃軟弱に見える面もあって、それを見かねた筆者の母親仲間の人に山の中のフィールドアスレチックの遊戯施設に連れて行ってもらったりしました。
このアスレチック施設は冒険的な要素があっていろんなロープや木材でできた遊具に挑戦できました。
そしてそれらを1つ1つクリアしていくことを筆者は求められました。
もちろんやや高いところに登ったり危険はつきものではあるのですが、自分にあった軟弱な面がクリアした達成感から少しずつ自信につながり内面の性格が改善されていった覚えがあります。
フィールドアスレチックという遊戯施設や言葉は最近では古い言葉かもしれません。
子どもの遊びの場は何より安全が第一だと現在の筆者は考えています。

ラグナシアの遊園地は乗り物だけでなく、小さい子ども向けの滑り台や登り降りできる遊具が設置されていました。年頃や身長など身体の大きさに合わせて安全を第一に子どもの遊具もいろいろ工夫されていっても良いかもしれません。

日野自動車とフォルクスワーゲントラック&バスが提携

2018年 7月 24日


(画像、イメージ)

2018年4月に日野自動車とフォルクスワーゲントラック&バスが商用車開発で提携することを表明しました。
日野自動車はトヨタ自動車の子会社でもあります。
ですがトヨタ自動車からの了承も得ての提携となったようです。
世界のトラックやバスの市場は今中国の企業が多くのシェアを誇っています。
日野自動車とフォルクスワーゲントラック&バスが協業すれば、シェアの大きい共同体となって将来的にも良い製品かつ生き残りができる可能性が高まります。

コネクテッドカーについて考え続けていること
筆者はコネクテッドカーというものの考え方について改めて見直してみる必要があるかもしれないと感じています。例えば一般家庭で利用される普通車のコネクテッドカーのビジョンと、バスやトラックなどの商用車のコネクテッドカーのビジョンは筆者はそれぞれ相当分かれていくのではないかと考えるからです。
コネクテッドカーで筆者が1番最初に思い浮かべたものはまず時刻表と路線図に従って走行するバスです。
しかも次に考えたのは、そのバスはまずコネクテッドカーよりも前に電動車、つまりEV電気自動車が先に普及が進むかもしれないという事です。
そしてその次にバスのコネクテッドカーが考案されていくのではないかと筆者は考えています。

バス・トラックについて
最近100年に一度あるかないかの自動車の大変革の時期が今来ていると報じられています。
中国の企業の電動車のバスが広く普及してきている背景もあって、日野とフォルクスワーゲンがバスやトラックに特化したかたちで注力し製品を研究開発・製造・販売しようとする意味は深いと筆者も考えます。
バスは日本ではバス運営会社によって商用車としての利用がされる車です。
確かにそれに特化して製品を開発・研究・製造・販売することは意義がありそうです。
トラックの場合は今後どういった駆動仕様の車が製造・普及されていくか筆者はトラックには詳しくないのでわからないです。車の将来・未来の問題としてはトラックの仕様の将来は非常に大事な・難しい問題の1つかもしれません。
物流を支えているトラックの将来はまさに日野自動車とフォルクスワーゲントラック&バス両社によっても開拓されていくのではないかと考えます。

ブルーライトカットコート仕様のめがね

2018年 7月 20日


(画像、イメージ)

筆者は2018年3月に初めてブルーライトカットコート仕様のめがねのレンズとフレームを新しく購入しました。
ブルーライトカットという言葉は最近になってよく聞くようになりました。
実際にブルーライトカットコート仕様のめがねをかけて生活してみると断然眼の疲労感が少なくなりました。
もっと早くブルーライトカットコート仕様のレンズを選択・購入するべきだったと筆者は感じています。
そうして筆者は身近な友人やめがねをかけている友人にブルーライトカットコートの仕様のめがねのほうが良いとすすめるようになっています。

ブルーライトについて
「ブルーライトとは可視光線のうち、波長が380-495ナノメートルの青色光の高エネルギー可視光線のことをいいます。」
(「」ブルーライト Wikipediaより引用)

高エネルギー可視光線とは
「高エネルギー可視光線とは、可視光線の高周波数側の光です。
分光分布の波長でいうと380-495ナノメートルの紫から青色の光を指します。
高エネルギー可視光線は英語で「high-energy visible light」と言います。
略してHEV lightとも言います。」
(「」高エネルギー可視光線 Wikipediaより引用)

ブルーライトカットとは青色光の高エネルギー可視光線をカットする仕様であるようです。
今も実際にブルーライトカットコート仕様のレンズのめがねをかけてPCで文章制作しているわけですが、このめがねをかけている最近は、仕事終了後の帰宅してから感じる眼の疲労感や眼の奥に感じる疲労感をすごく軽減させてくれていると実感しています。

ブルーライトカットコートは最初にめがねミュージアムのショップでめがねを買った時から店員さんからおすすめしてもらっていました。ですが2017年7月に買っためがねのレンズはブルーライトカットコートしてもらっていませんでした。結局上記のように筆者は3月末からブルーライトカットコート仕様のめがねをかけています。
パソコンなどの仕事用途として新たにかけているわけですが、眼の違和感や不快感・疲れも軽減できるめがねにとても感動しています。
パソコンのディスプレイにブルーライトカットのシートを貼り付けて使用しているユーザーの方も価格.comなどのページを見ているといるようです。
光のカット技術や眼に良い科学的な技術は積極的に取り入れるべきかもしれないと筆者も考えている次第です。

居場所について考えること

2018年 7月 17日


読者の皆さんは人の・子どもの居場所について考えたことはありますでしょうか。
筆者は人の居場所となる空間は非常に大切だと考えています。

身近な子どもたち
筆者には姪2人甥1人います。
1番年上の子の姪は小学生です。
真ん中の甥っ子は保育園です。
1番年下の姪っ子はまだ赤ちゃんです。

筆者の家族であるこの3人の子の親は夫婦ともにフルタイムで会社で働いています。
親が迎えに来るまで保育園の甥っ子は保育園で待ちます。
小学生以上の姪の子は学童に放課後通って両親の迎えを待って過ごしていました。
現在は2017年末に3人目の姪っ子の赤ちゃんが産まれたので、母親が会社を休み育児休暇をもらって子どもたちと一緒に生活して過ごしています。
赤ちゃんが1歳時になるころには会社のフルタイム勤務に復活する予定でいます。
旦那さんと2人で基本共働きで子育てをしながら生活していくことになります。

筆者の子どもの頃について
筆者は姉・弟の構成で父・母と4人で生活しながら育てられました。
父は仕事で働きづめで、母は専業主婦で育児に専念してくれていました。
2人とも高校生以上になったときから母親も仕事をまた始めました。
筆者たち姉弟は母親とともに毎日生活し、しっかりコミュニケーションをとって育てられました。

そして改めて考えてみると、筆者たち姉弟が育てられた環境と、現在の姪・甥・姪の3人の子どもが育てられている環境は全然違うのだなと考えます。

筆者のギターの先生曰く「今は夫婦は共働きの時代ですよ」と言われたことがありますが、そう言われてみれば確かに筆者の家族もそうです。
子どもの居場所・学生の居場所・大人の居場所、ちょっといろいろと社会学的な視点も必要とも考えられます。
意識してそれぞれの人の居場所をどこに・如何に構築するかは、社会に成果や結果としてどんな仕事が実現されるかに関わってくる大事な視点ではないかと考えています。
社会的な・社会学的な活動も必要で、一方で特に今後の日本人は「ソーシャルレスト」と言われる社会的な休息・安らぎも日々暮らす社会につくって行く必要もあると考えます。そうした居場所を醸成していくことを大切に考えていくことも良いことではないかと筆者は考えています。

水道哲学からさらに今これからの将来を考える

2018年 7月 13日


(画像、イメージ)

Wikipediaによると

「水道哲学(すいどうてつがく)は、松下幸之助の語録に基づく経営哲学です。
幼少期に赤貧にあえいだ幸之助が、水道の水のように低価格で良質なものを大量供給することにより、
物価を低廉にし消費者の手に容易に行き渡るようにしようという思想(経営哲学)です。

この哲学は1932年(昭和7年)5月5日、大阪堂島の中央電気倶楽部で開催された、
松下電器製作所(当時)の第1回創業記念式での社主告示において、幸之助氏が、
『産業人の使命は貧乏の克服です。その為には、物資の生産に次ぐ生産を以って、
富を増大しなければなりません。
水道の水は価有る物であるが、乞食が公園の水道水を飲んでも誰にも咎められません。
それは量が多く、価値が余りにも安いからです。
産業人の使命も、水道の水の如く、物資を無尽蔵にたらしめ、無代に等しい価格で提供する事にあります。
それによって、人生に幸福をもたらし、この世に極楽浄土を建設する事ができるのです。
松下電器の真使命もまたその点に在ります。』
というように発言しています。
物資を潤沢に供給することにより、物価を低廉にし消費者の手に容易に行き渡るようにしようという思想です。」
とあります。

この松下幸之助氏の着想した水道哲学は、幸之助氏が大阪の公園を眺めている時にちょうど公園の水道を無料で使用している人の姿を見てはっと思い浮かべた発想だそうです。

最近ではIT・IoT・機械同士の機械学習・深層学習・機械制御など、通信ネットワークを駆使した製造現場の製造過程はどんどん開発・研究が進んでいる最中です。
松下幸之助氏の思い浮かべた水道哲学とはまた違った新しい時代の考え方が、水(水分)という地球環境下での資源の自然界での循環に例えられているかたちで上手に例えられ今も革新が進んでいます。
それはクラウド(雲)コンピューティング・フォグ(霧)コンピューティングなどです。
新しい姿の水(水分)の自然界の循環のかたちに例えられる構想で、ネットワークのユーザーの要望に応えるコンテンツ・コンピューティングとして供給・普及が始まっています。
これは有意義なことではないでしょうか。
これからさらにIT・IoT・Machine to Machineの通信による次世代のモデルが形成されていこうとしている新しい時代が到来してきています。

エッジコンピューティング・フォグコンピューティングについて

2018年 7月 10日


(画像、イメージ)

エッジコンピューティング
最近では「エッジコンピューティング」という比較的距離の短い環境・規模による、
機械制御の技術が新しい技術として注目され開発・研究が進んでいます。
このエッジコンピューティングは特にMachine to Machine(MtoM)、
機械同士の通信による機械制御・機械学習の現場に有効であると考えられているようです。

クラウドコンピューティングについては以前記事でとり上げました。
クラウドコンピューティングは距離的に遠いサーバーに情報を集約し引き出して使うコンピューティングともいえます。

その一方でエッジコンピューティングはより短い距離にサーバーを設置して、そのサーバーとデバイス間で通信し機械制御していくものです。
5G通信の将来に向けて特に工場現場での機械同士や機械のより高い精度の機械制御にこのエッジコンピューティングが多く取り入れられていくと言われています。導入も進んでいるようです。
それは高度な高速かつ精度の高い機械制御や省データでの進んだ機械制御にエッジコンピューティングの環境設計がより向いているのではないかと考えられているからです。

フォグコンピューティング
クラウドは英語で雲のことを意味します。フォグとは霧のことを意味する英語です。
雲と霧とで比較すると人にとって距離的にフォグ(霧)は近くにあり、雲(クラウド)は遠くにあります。
フォグコンピューティングとはIoTに向けた通信環境の1つの考え方です。
クラウドとデバイスの間にフォグ(霧)的な分散処理をする環境を構築してクラウドへの情報の一極集中を防ぎ、サーバーとデバイスをより短い距離で環境構築することで、処理能力を上げたり処理時間を短くしたりして遅延を防ぐための構想です。フォグコンピューティングはデバイスのソフトやアプリを低遅延化させることを目的として提唱された言葉です。IoTデバイスのソフトやアプリがよりスマートに動作するための環境を考えたものと言えます。

機械制御への通信の技術や環境構築は今研究・開発が進んでいます。
2018年4月上旬現在のところWikipediaで、「エッジコンピューティング」や「フォグコンピューティング」で検索してみても、クラウドコンピューティングのページが出てくるだけです。
ですからエッジコンピューティングやフォグコンピューティングはまだこれからの新しい考え方の物事なのかもしれません。