製造業界の2013年夏のボーナス額UPの理由。

2013年 9月 14日

ボーナス

 

2013年製造業における今夏のボーナスは、製造業は平均84.4万円(同+7.2%)となっており、非製造業でも平均85.8万円(同+8%)という大幅アップとなっています。

円安いの恩恵を受け、大手自動車業界のボーナスは、労働組合の要望を受け取り、前述した通りの支払いを行ったと言われています。

自動車業界の仕事量が増え、そして各企業の社員達の弛まぬ努力と、多大な労力により、大幅な利益増大が可能となったのが、要因であると言えます。

GMが破綻してから、世界一の自動車企業となったトヨタの主力車であるハイブリッドカー「プリウス」や「アクア」等が原動力になったと言えます。

しかし、ボーナスというのは利益があるからこそば出せるものであって、自動車業界がこのままの状態を維持出来るかと問われると、疑問、不安が残ります。実際、株価も6月には下降していた傾向があり、まだ安心は出来ないと思います。

日本の製造業界では、自動車を製造するための部品を製造する中小企業が多数存在しています。そして、その部品を運送する物流業界等、日本の製造業は「自動車業界」に支えられています。

この先日本の景気を左右するのは、やはり自動車業界です。そしてそれを支えるのは、企業で労働されている一人一人の社員の方々です。

その社員の皆さんのモチベーションを保つためにも、ボーナスの額はこれからも非常に大きいと言えるでしょう。