「点と線」3DCADにおける、面。

2016年 4月 8日

メタセコイア平面図
点と点を繋ぐと、線になる。
線と線を繋ぐと、面になる。
面と面を繋ぐと、体になる。
・・・松本清張です。
根本的過ぎて、何を言っているんだ?と思われるかも知れませんが、
線も面も体も、全て素材だと思うのです。
(無理矢理ですが・・・)
そんな訳で現在、試用中の「メタセコイア」で、とりあえず線を繋いで
「面」を作ってみましたので、(幾何学なども素材と密接な関係にありますので)
今回は3DCGを、「面」に限定して自身の使用体験も踏まえ、考えてみたいと思います。

特撮ヒーロー物に「二次元人」が主人公の作品があるのです!
彼は三次元人とのハーフ?で、その生い立ちに苦悩したりする訳ですが、
子供心に観ていて面白いと思いながらも、
「・・・???二次元人?・・・いったい、二次元人って・・・?」

「これが、二次元人だ!」(冒頭の画像参照)
(とりあえず、「正面図」だけ描いてみました。)

落書きの下絵をなぞって、点を結んで、線画を作ってみました。
(落書きでなくちゃんとした三面図を用意すれば、かなりのモデリングが
できるのではないか?と、後になって軽く後悔しました・・・・)

メタセコイアには色々なモデリング作成方法があるのですが、
サンプルの「球」をワイヤーフレーム化したところ、三角形の集合体ではなく
線を繋いだ(ほぼ四面体)集合体として表示され、また各面が「アクティブ」に
なったので、「基本的に線が繋がって面に成っていれば」成立するのではないか?
という推測から、一番やり易い方法として試してみた次第です。

今後は、この表示を隠し(隠せないとゴチャゴチャで大変な事になると思います)
側面図、背面図を同様に描いて、三つを凹凸のバランスを考えながら結んでいく。
という作業になるかと思います。結果、「立体ができる。」という考え方です。
(色々な不具合が出るかと思われますが、その都度、考えます)

最後に。メタセコイアはマウス右ボタンを押した状態でマウスを動かすと、
視点が自由に回転するのですが、どう回転しても、このライン・アートは、「平面」です!
(これが、二次元人なのか・・・?)