銘板とは
2025年6月17日
銘板は、機械や設備、建物などに取り付けられる情報表示用のプレートのことです。用途や素材によってさまざまな種類があり、以下のように分類できます。
🔹 銘板の種類(用途別)
1. 機械銘板
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機械や装置に取り付けられ、型式・製造番号・製造年月日・製造会社名などを記載
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例:モーター、ポンプ、工作機械など
2. 制御盤銘板 / 端子銘板
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制御盤や電気パネルに取り付け、スイッチや端子の名称を表示
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配線ミスを防ぐために重要
3. 注意喚起銘板 / 安全銘板
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危険箇所や操作上の注意点を警告表示
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例:「高電圧注意」「立入禁止」など
4. 表示銘板 / ネームプレート
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社名・部屋名・人物名などを表示
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オフィスのドアや施設案内に使用
5. 建築銘板 / 完成銘板
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建物に取り付け、建設年月日・設計者・施工者などを記載
🔹 銘板の種類(素材別)
1. 金属製銘板
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素材:アルミ、ステンレス、真鍮など
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耐久性が高く、屋外使用や高温環境に適する
2. プラスチック製銘板
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素材:アクリル、PVC、ABSなど
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軽量で加工しやすく、屋内でよく使われる
3. 紙/ラミネート銘板
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一時的な表示やコストを抑えたい場合に使用
🔹 銘板の加工方法
加工方法 | 特徴 |
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エッチング(腐食彫刻) | 耐久性・高精度。高級感あり |
シルク印刷 | コストが低く量産向き |
レーザーマーキング | 高精度。小ロットに向く |
彫刻(機械彫刻) | 凹凸あり。視認性が高い |
インクジェット印刷 | フルカラー対応。短納期に強い |