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アクリル銘板 規格

アクリル銘板の規格について、一般的に使われる基準や仕様をご紹介します。アクリル銘板は、主に表示板や案内板、機械銘板、安全標識などに使われます。規格は厳密にJISなどで定められていない場合も多く、業界や用途ごとに標準的な仕様があります。


🔧 一般的アクリル板

板材の規格(アクリル板そのもの)

材質:アクリル樹脂
・透明度:高い(透明、乳白、カラーあり)


厚さ(t)

・1mm / 2mm / 3mm / 5mm / など

・一般的な銘板では 2〜5mm がよく使われます


サイズ

・規格板サイズ:910mm × 1820mm、1000mm × 2000mmなど

・加工品の場合、必要サイズに切断される

透明度高い
透過率93%
1mm / 2mm / 3mm / 5mm /
必要サイズに切断可能

アクリル銘板印字方式

・彫刻(裏彫り or 表彫り)
・UVインクジェット印刷(カラー・モノクロ)
・カッティングシート

NC機械彫刻
銘板は裏彫りが多い
UVインクジェット印刷
グラフィック
カッティングシートアクリル貼り付け

アクリル銘板仕上げ

・角R加工(例:R3、R5)
・面取り(バリ取り)
・穴あけ加工(取付穴:M3〜M6など)
・両面テープ 加工

角R加工 バリ取り 両面テープ

 

📏 一般的銘板サイズ(例)

用途 サイズ(mm)例
機械銘板 50×25、100×50、150×100
注意喚起表示 200×100、300×150
案内プレート 300×100、400×200

角銘板例

テ-プ
タンザク銘板テープ付
ビス2
タンザク銘板ビス孔2個
ビス4
タンザク銘板ビス孔4個
角R
タンザク銘板角Rテープ付
角R
タンザク銘板角Rビス孔2個
角R
タンザク銘板角Rビス孔4個
◆タンザクサイズ=10×40   10×50   12×40   12×50 板厚2mm 特種サイズ可能
◆タイトルサイズ=自由サイズ  板厚2mm~5mm
◆加工=レーザー彫刻及びNC彫刻機で製作、1枚からリピート迄アクリル銘板対応
◆アクリル樹脂透明板の裏面に、ラッカー・シンナー・油等に溶けない焼付け塗装

スイッチ用銘板例

P型
daruma-p
PW型
白地
daruma-p
赤地
daruma-red
黒地
daruma-black
黄地
daruma-yellow
◆サイズ=40×50×30.5φ   35×45×25.5φ     30×40×22.5φ  板厚2mm 特種サイズ可能
◆加工=レーザー彫刻及びNC彫刻機で製作、1枚からリピート迄アクリル銘板対応
◆アクリル樹脂透明板の裏面に、ラッカー・シンナー・油等に溶けない焼付け塗装

🧯 アクリル板の特徴

  • 室内:基本的に問題なし

  • 屋外:耐候グレード(耐UV仕様)のアクリル推奨

  • 耐熱温度:70〜90℃程度(長期使用)

耐熱温度
70〜90℃程度
耐光性に
優れている
耐候性に
優れている

📘関連規格(参考)

  • JIS K 6735:アクリル樹脂板の一般規格(銘板ではなく素材について)

  • 工場内安全表示や機械銘板は、ISOやJISの安全標識規格に合わせたデザインになることがある(例:JIS Z 9101)


✅ まとめ

アクリル銘板の「規格」は、JIS等で厳密に決まっているわけではなく、実務的には以下を押さえるのがポイントです:

  • 板厚(2〜5mmが主流)

  • 表示方法(印刷、彫刻)

  • 使用環境(屋内外、耐候性)

  • サイズ・取り付け方法(穴あけ、両面テープなど)

制御盤銘板例 グラフィック 表示板

 

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