アクリル銘板 規格
2025年8月26日
アクリル銘板の規格について、一般的に使われる基準や仕様をご紹介します。アクリル銘板は、主に表示板や案内板、機械銘板、安全標識などに使われます。規格は厳密にJISなどで定められていない場合も多く、業界や用途ごとに標準的な仕様があります。
🔧 一般的アクリル板
板材の規格(アクリル板そのもの)
材質:アクリル樹脂
・透明度:高い(透明、乳白、カラーあり)
厚さ(t)
・1mm / 2mm / 3mm / 5mm / など
・一般的な銘板では 2〜5mm がよく使われます
サイズ:
・規格板サイズ:910mm × 1820mm、1000mm × 2000mmなど
・加工品の場合、必要サイズに切断される
| 透明度高い 透過率93% ![]() |
1mm / 2mm / 3mm / 5mm /![]() |
必要サイズに切断可能![]() |
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アクリル銘板印字方式:
・彫刻(裏彫り or 表彫り)
・UVインクジェット印刷(カラー・モノクロ)
・カッティングシート
| NC機械彫刻 銘板は裏彫りが多い |
UVインクジェット印刷 グラフィック |
カッティングシートアクリル貼り付け |
|---|---|---|
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アクリル銘板仕上げ:
・角R加工(例:R3、R5)
・面取り(バリ取り)
・穴あけ加工(取付穴:M3〜M6など)
・両面テープ 加工
| 角R加工 | バリ取り | 両面テープ |
|---|---|---|
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📏 一般的銘板サイズ(例)
スイッチ用銘板例
P型![]() |
PW型![]() |
白地![]() |
赤地![]() |
黒地![]() |
黄地![]() |
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| ◆サイズ=40×50×30.5φ 35×45×25.5φ 30×40×22.5φ 板厚2mm 特種サイズ可能 |
| ◆加工=レーザー彫刻及びNC彫刻機で製作、1枚からリピート迄アクリル銘板対応 |
| ◆アクリル樹脂透明板の裏面に、ラッカー・シンナー・油等に溶けない焼付け塗装 |
🧯 アクリル板の特徴
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室内:基本的に問題なし
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屋外:耐候グレード(耐UV仕様)のアクリル推奨
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耐熱温度:70〜90℃程度(長期使用)
| 耐熱温度 70〜90℃程度 |
耐光性に 優れている |
耐候性に 優れている |
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📘関連規格(参考)
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JIS K 6735:アクリル樹脂板の一般規格(銘板ではなく素材について)
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工場内安全表示や機械銘板は、ISOやJISの安全標識規格に合わせたデザインになることがある(例:JIS Z 9101)
✅ まとめ
アクリル銘板の「規格」は、JIS等で厳密に決まっているわけではなく、実務的には以下を押さえるのがポイントです:
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板厚(2〜5mmが主流)
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表示方法(印刷、彫刻)
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使用環境(屋内外、耐候性)
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サイズ・取り付け方法(穴あけ、両面テープなど)
| 制御盤銘板例 | グラフィック | 表示板 |
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