アクリル素材を使った銘板(ネームプレートや表示板など)を指しています。以下にアクリル銘板についての基本情報をまとめます。
■ アクリル銘板とは?
アクリル(アクリル樹脂、PMMA)を素材とした銘板で、軽量で透明性が高く、加工性に優れているため、様々な用途に使われています。
■ 特徴
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高い透明度:ガラスのような透明感(透明度92%程度)
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加工が容易:切断・穴あけ・曲げ加工がしやすい
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軽量:同サイズのガラスよりはるかに軽い
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耐候性が高い:屋外でも長期間使用可能(UV対応加工も可能)
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多彩なデザイン:印刷・彫刻・切り文字・UV印刷などが可能
■ 主な加工方法
加工方法 | 内容 |
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レーザー彫刻 | 彫刻で文字や図柄を彫り込む。高級感が出る。 |
UV印刷 | フルカラー印刷が可能で、写真やロゴも綺麗に再現可能。 |
カッティングシート貼付 | カラーシートで文字を貼るシンプルな方法。コスト安。 |
裏面印刷(2層構造) | 裏側から印刷することで表面は滑らかで高級感がある。 |
■ 用途例
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社名プレート
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機械の表示板
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会社・施設の案内表示
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注意喚起や安全標識
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展示会や店舗ディスプレイ用
■ よく使われる仕様例
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サイズ:A4、A5、オーダーカットも可能
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厚み:2mm~5mmが一般的
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取付方法:
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両面テープ貼付
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壁面ビス留め(化粧ビス使用)
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スタンド式や吊り下げ式
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■ メリットとデメリット
メリット | デメリット |
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軽くて丈夫 | 傷がつきやすい(表面) |
デザイン自由度が高い | 高温・衝撃に弱い(割れることがある) |
屋内外で使える | 静電気でホコリが付きやすい |