アウトラインとハッチング

2023年 8月 5日

アウトラインとハッチングは、アートやデザイン、特に手描きやイラストレーションで使用される技法の一部です。

  1. アウトライン (Outline):
    • アウトラインは、オブジェクトや図形の外側の線を指します。これは、その形や物体を強調し、背景や他のオブジェクトと区別するのに役立ちます。
    • イラストやマンガでは、キャラクターや物体を際立たせるためにアウトラインがよく使われます。
    • アウトラインは一般的に黒や濃い色で描かれることが多いですが、色々な色や太さの線を使用することで異なる効果や雰囲気を出すことができます。
  2. ハッチング (Hatching):
    • ハッチングは、細い線を使って陰影やテクスチャを表現する技法です。
    • 線の間隔や太さを変えることで、さまざまな陰影や深さを模倣することができます。
    • さらに、線を交差させる「クロスハッチング」を使うことで、さらに深い陰影やテクスチャを作り出すことができます。
    • ハッチングは、特にモノクロの作品やエッチング、リノカットなどの版画技法でよく使われます。

これらの技法は、CAD図やイラストレーターが紙やキャンバス上で深さ、形、質感を表現するための手段として非常に役立ちます。適切に使用することで、平面的なイラストやデザインに立体感やリアリティを与えることができます。彫刻銘板の指定書体やロゴマーク等の製作にアウトラインとハッチング技法を使います。

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