試験装置

2023年 7月 8日

002-sikenki

製品の耐久性などを試験する装置や引張、圧縮、曲げ、剥離、衝撃などの材料試験装置。
機械の動作の順序を電気制御装置で信号を出したり止めたりする装置。

工業製品の振動特性や耐久試験装置
◆引張試験機装置・・・プラスチックおよびプラスチック複合材の引張特性を求める。各種材料の物理的特性評価。
◆環境試験装置・・・試験片温度を高温で一定に保ち、試験片に繰返し荷重を与えて疲労試験を行う装置。
◆振動試験装置・・・梱包製品輸送試験、家電製品の規格試験、OA機器規格試験等、工業製品振動特性や耐久試験。
◆疲労試験装置・・・自動車、航空機、車両、電動機、機械の回転トルクを伝達するカップリング等のねじり強度特性試験。
◆自動車用試験装置・・・衝突試験装置等の実験装置やパワートレイン試験装置。ブレーキ、ブレーキ摩擦材の試験装置。
◆航空用試験装置・・・航空機、ヘリコプタ、ロケットの計測・試験装置。機体の構造試験、疲労試験、耐久試験など。
◆半導体試験装置・・・半導体デバイスの製造工程において、性能等を試験し良品と不良品の選別を行う装置。

試験装置の銘板
◆試験装置の操作の表示を分かり易くするのが銘板の役目です。
◆繰り返しの操作に耐える銘板が必要です。そのため彫刻方式が多く使用されています。

試験装置の銘板製作
1、データの作成= 銘板専用CADソフトウェアーを使用してデータ作成。
2、数値制御のNC彫刻機で文字面彫刻と穴加工、アクリルの場合は裏側彫刻、アルミの場合は表側彫刻で作成。
3、彫りこまれた凹部分にラッカーを充填します。凹部分の色付けのため耐久性があります。

銘板材料をNC機械でカット、銘板の文字を彫りこみ、凹部分にラッカーで色付け
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<工業試験装置について>

工業試験装置とは、工業製品の設計、製造、保守、改善などの過程で使用される一連の装置や機器を指します。これらの装置は、製品が設計仕様を満たすこと、信頼性、効率、安全性などの性能を評価するために使用されます。

工業試験装置には、以下のような種類が存在します。

材料試験装置: これらは金属、プラスチック、セラミックなどの材料の強度、疲労、硬度、衝撃抵抗性などを試験します。例えば、引張試験機、圧縮試験機、衝撃試験機などがあります。

環境試験装置: これらは製品が特定の環境条件(温度、湿度、塩水霧、振動など)下でどのように動作するかを試験します。温度湿度試験室、塩水霧試験装置、振動試験装置などがこれに該当します。

非破壊試験装置: これらの装置は製品の内部欠陥を検出するために使用されます。製品の機能や性能を損なうことなく、欠陥を特定できます。超音波検査装置、X線検査装置などが例です。

電気試験装置: これらは電子製品や電気機器の電気的性能を評価します。絶縁抵抗試験器、電圧降下試験器、高電圧試験装置などがあります。

これらの試験装置は、製品の信頼性と品質を保証し、製品が適用される様々な規格や規制を満たすために非常に重要です。

 

FAX 0532-55-3677 原稿をお送りください。御見積りいたします。

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