アナログ電気信号のデジタル信号への変換

2016年 3月 8日

ゲーム・プレイ画像
私はTVゲームが好きなのですが、中でも「レトロゲーム」が好きなのです。
・・しかし、液晶TVが普及した今、かつての
レトロゲームを、ましてや当時のゲーム機で遊ぼうとすると、
そこには大きな壁が立ち塞がります。それが、「アナログ信号」そして、
「解像度の問題」なのです・・・!

「TVゲームのアナログ信号の種類」

(以下、ウィキペディアより一部、抜粋。)
コンポジット:いわゆる黄(映像)/赤・白(ステレオ音声端子)
特徴としては、ブラウン管のころのTVの標準の入・出力端子で、標準的な画質です。

S:コンポジットの映像信号から色信号を分離して、別々に伝送する
入出力方式です。端子数のやや多目の黒い映像端子と、
白・赤の音声端子で構成されます。

コンポーネント:映像を構成する輝度信号、同期信号、色信号をそれぞれ分解して
扱えるようにした映像信号。
一般的に三本の映像端子と、音声の白・赤の5本で構成されます。

D:入力側、出力側それぞれ3本のケーブルを使って接続する必要があったコンポーネント端子を、
1本のケーブルで接続できるよう1つにまとめたものが、D端子である。
また、コンポーネント映像信号だけではなく走査線数・走査方式・アスペクト比を
切り換えるための識別信号の伝送も可能になり、プラグ挿入の検知機能も付いた。

「規定されている主な映像規格」
映像信号規格(フォーマット)ごとに対応規格がさらに細分化されている。端子の形状は全て同一。
映像信号規格の名称表記については、有効走査線数と総走査線数による表記がある。
また、ドット数表記は水平×垂直を表す。
映像信号規格の区分名称はその映像フォーマットの垂直解像度を表していて、
表記している水平解像度は想定される対象の
信号フォーマットの最大サイズを示している。なおD端子の規格定義上では
伝送が可能な対象の各信号フォーマットについては
上位互換を保証していて、再分化された各区分名称の解説で対象としている以外の
若番の映像信号フォーマットも含まれる
(詳細は以下の各章を参照)。

対応規格D1 480i (525i) :
720×480ドット インターレース(標準画質)
アナログテレビ放送 (NTSC) 及び、地上デジタルとBSデジタルのSD放送と同等の画質。
また、VHS/S-VHSやDVDビデオソフトもこの画質である。

D2 480p (525p) :720×480ドット プログレッシブ(標準画質)
ワイド映像なども含めた基本的なところはD1と同様だが、走査方式がプログレッシブ表示に対応した映像信号の伝送規格。
D2接続の場合はハイビジョンにより近い解像感が得られるのが特徴で、DVDビデオソフトを
プロジェクタを使ったホームシアターシステムや
プログレッシブ方式対応テレビで視聴する場合は激しい動きのある映像の場合を除けば
480iの場合よりも鮮明な映像が楽しめる。
DVDプレーヤーでプログレッシブ出力機能を持つ製品はD2出力を搭載している。

D3 1080i (1125i) :1920×1080ドット インターレース(ハイビジョン画質)
ほとんどのデジタルハイビジョン放送番組が対応している画質。
ハイビジョン試験放送などで使用されていた、1035iのベースバンド信号も扱える。

D4 720p (750p) :1280×720ドット プログレッシブ(ハイビジョン画質)
2009年(平成21年)現在、多くのデジタルハイビジョンテレビや機器で対応している最上位の画質。
D3出力の上位規格だが、水平解像度はD3出力に劣る。
HDV規格家庭用ハイビジョンビデオカメラやゲーム機でもD4出力対応のものがある。

D5 1080p (1125p) :1920×1080ドット プログレッシブ(フルハイビジョン画質)
フルハイビジョン映像のプログレッシブということで、劇場用映画に迫る画質と評されている。
最も高精細な映像を伝送でき、2010年(平成22年)にJEITAによって正式な規格化がなされた。

最後に。主にPCモニタでアナログをデジタルに変換して、高解像度で遊ぶには。
「アップスキャン・コンバータ」
ブラウン管時代のゲーム機は、液晶モニタでは遊べません。(端子の付いているTVでは遊べますが
今後、需要が減っていくと思われます。)
そんな人には、「アップスキャン・コンバータ」がおススメです。
簡単に言うと、「アナログ信号をデジタル信号に変換して、映せるようにする」機器です。
「高解像度に変換」してくれるマニア向けの機器もあります。
(デジタルモニタに映すと、アナログ信号は解像度が低いので表示画面がかなり小さくなります。
全画面表示にするとボケボケになっちゃうのです・・・。)