アクリル銘板裏彫り
2025年6月28日
◆メタクリル樹脂透明板の裏面に、熱硬化塗装した材料使用。
◆焼付け塗装のため溶剤等で剥がれることがありません。
◆焼付け塗装した裏面にミラー文字を彫刻します。
◆ミラー文字は前面から見ると正文字として読み取れます。
◆表面の透明透しに文字を読みとるため文字が剥がれ、擦り消えしません。
◆表面はアクリル面覆われているため長期間使用に耐えることができます。
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裏彫り銘板例 |
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■ 裏彫りアクリル銘板の主な特長
特長 | 内容 |
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高級感のある仕上がり | 彫刻面が裏側にあるため、表面は滑らかで光沢があり、美しい透明感が演出されます。表面がフラットで見栄えがよく、展示用途にも適しています。 |
印字の保護性能 | 彫刻や印刷部分が裏面にあるため、擦れや汚れ、薬品などから直接ダメージを受けにくく、長期にわたって視認性を維持します。 |
立体的な視覚効果 | 裏から見る文字や図柄が、透明アクリルを通して奥行き感を持って見えるため、立体感や深みのあるデザインになります。 |
耐候性・耐久性に優れる | アクリル自体が屋内外での使用に適した耐候性を持ち、裏彫りによって表示面が保護されることでさらに耐久性が向上します。 |
カラー表現が可能 | 裏側に塗装や着色を施すことで、さまざまな色彩表現が可能。表示面と塗装面の間にアクリル層があることで、色あせもしにくい。 |
■ 用途例
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機械や装置の銘板(屋内外問わず)
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建物の案内板・表札
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展示会パネルやデザインパネル
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ブランド名やロゴのディスプレイパーツ
🔧 アクリル銘板の裏彫り工程フロー
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アクリル素材の選定・裁断
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必要なサイズ・厚みのアクリル板を選定
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レーザーまたはパネルソーで指定サイズにカット
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保護フィルムの加工準備
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彫刻する裏面側の保護フィルムを一部または全面剥がす
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表面のフィルムはそのまま保護として残す
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裏面へのデザイン配置
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鏡像(反転)にしたデータを作成(裏から見て正しく表示されるように)
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彫刻用機器にデータをセット(レーザー彫刻機など)
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レーザー彫刻(またはルーター彫刻)
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彫刻機で裏面から彫刻を実施
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文字やロゴ、枠線などを彫り込む
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深彫り or 浅彫りはデザインに応じて調整
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彫刻部への塗装(必要に応じて)
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彫刻された部分に色を入れる(塗料・インクなど)
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乾燥後、余分な塗料を拭き取り、くっきりした仕上がりに
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保護フィルムを剥がし・検品
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表面・裏面のフィルムを剥がし
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傷・汚れ・彫刻ミスなどを検査
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完成・梱包
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仕上がりを確認して納品用に梱包
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💡 特長とメリット
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表面がフラットで清掃しやすい
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彫刻面が保護されて長持ち
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高級感があり、案内板や店舗装飾に最適
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