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ネームプレート アクリル 彫刻

ネームプレート アクリル 彫刻


■ アクリル彫刻ネームプレートとは?

アクリル素材に文字やロゴを彫刻加工して作られるネームプレートです。彫刻銘板は耐久性があり、見た目も美しいため、幅広い用途に使われています。
アクリル彫刻加工


■ 特徴

特徴 説明
高い透明度・光沢 ガラスのような透明感があり、仕上がりが美しい。
軽量で割れにくい 屋内外で使用可能。扱いやすい。
レーザー彫刻対応 細かな文字やロゴも精密に加工可能。
カラーバリエーション 透明、白、黒、カラー付きなど選択可能。
耐候性 UV対応アクリルを使えば屋外でも長持ち。

ガラスのような透明感のアクリル銘板


■ 主な用途

  • 銘板・ドアプレート(会社・オフィス・店舗)

  • 名札・胸章

  • 機器や設備のラベル

  • インテリア装飾

  • 表彰盾や記念品

各種アクリル加工

 


■ 彫刻方式の種類

彫刻方式 特徴
機械彫刻 高精度、細かい加工に適す。文字が削られて白く浮かび上がる。
裏彫り(裏面加工) 裏から彫刻して表面はツルツル。高級感がある。
カラー充填 彫刻部に塗料を入れて視認性を上げる加工も可能。

アクリル銘板裏彫り方式の説明


■ サイズ・価格の例(参考)

サイズ(mm) 価格(目安)
50×20(名札サイズ) 500~1,000円
100×30(ドア用) 1,000~2,000円
200×100(案内板) 3,000円以上

※ 彫刻文字数・デザイン・色入れなどで変動します。

銘板のサンプル

 

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銘板プレート アクリル

銘板プレート アクリル

アクリル製の銘板プレートには以下のような特長があります:


🔷 主な特長

特長 説明
軽量 金属に比べて非常に軽く、取り付けが簡単です。
高い透明性 ガラスのような透明度があり、見た目が美しいです(特に裏彫り加工に適しています)。
加工が容易 切断、穴あけ、彫刻、印刷などがしやすい素材です。レーザー加工やNC彫刻に適しています。
耐候性 紫外線や風雨にある程度強く、屋外での使用も可能です(ただし長期使用には黄ばみの可能性も)。
耐衝撃性 ガラスよりも割れにくく、安全性が高いです。
カラーバリエーションが豊富 透明、乳白、黒、赤、青など色の種類が多く、視認性を考慮した選定ができます。
コストパフォーマンスが高い 金属に比べて価格が安価で、予算を抑えたい場面に適しています。

🔧 用途例

  • 制御盤や配電盤の名板

  • 機械や装置の操作パネル表示

  • 案内表示板(室名札やフロア案内など)

  • デザイン性のあるインテリアプレート


⚠ 注意点

  • 長期間屋外にさらされると 退色黄変 の恐れあり(屋外用はUVカット処理が推奨)

  • 高温環境では変形の可能性(熱に弱い素材です)

  • 表面が比較的柔らかく、傷がつきやすい

アクリル板の高温環境での変形の可能性イメージ



主要材質別 ― 銘板プレート比較表

項目 アクリル樹脂 (PMMA) アルミニウム 5052 ステンレス鋼 SUS304
比重 (g/cm³) 1.18 ± 0.01 2.70 7.93
同厚みの重量感* 約 1/8 約 1/3 1 (基準)
連続使用温度目安 ‑40 ~ 80 °C ‑200 ~ 150 °C ‑200 ~ 870 °C
UV/耐候性 ○(5‑10 年)
UV グレードで◎
○(アルマイトで◎)
耐食性 ○(黄変注意) ○(海水環境でも良) ◎(塩水・薬品に強)
表面硬度/耐傷 △(HRM 93‑105) ○(HRB ≈ 60) ◎(HRB 70‑90)
加工性(切断・彫刻) ◎ レーザー/裏彫刻 ◎ NC・打刻 △ 高硬度ゆえ加工コスト増
電気絶縁性 ×
相対コスト ★★ ★★★
典型板厚 2–5 mm 0.5–2 mm 0.5–2 mm
主な仕上げ 裏彫刻+塗装、UV印刷 シルク印刷、
アルマイト、エッチング
エッチング、
レーザーマーキング
代表用途 制御盤・室名札 屋外装置銘板・タグ 高温部、食品機器銘板

相対コスト:★が少ないほど安価(国内標準価格帯のおおよそ)

アクリル板の銘板
アクリル板の彫刻銘板

アルミ板のエッチング銘板
アルミ板のエッチング銘板

ステンレス板のエッチング銘板
ステンレス板のエッチング銘板


使い分けのヒント

  • 軽量&低コスト重視 → アクリル
    室内サインや操作パネルで「軽く・カラフル・短納期」を実現。UV 安定グレードを選ぶと屋外でも 5‑10 年程度は黄変しにくくなります。

  • 汎用・屋外兼用 → アルミ 5052
    腐食に強く、適度な硬さで加工も簡単。アルマイト処理を合わせれば色付き表示も高耐候で維持できます。

  • 耐熱・衛生環境 → SUS304
    300 °C 以上や洗剤・薬品のかかる装置周辺、食品設備ではステンレス一択。硬いぶん彫刻コストは上がるものの、長寿命でランニングコスト低減。

銘板の使い分け


主な参考値の出典
  • アクリル密度・耐熱 turn6search0 / UV 黄変 30 年保証 turn2search5

  • アルミ密度 turn0search10 / 連続温度上限 (機械的) 190 °C turn1search4

  • SUS304 密度 turn0search2 / 耐熱 870 °C turn0search11

  • ロックウェル硬度:アクリル turn3search7 / アルミ turn3search1 / SUS304 turn3search9

  • 5052 の耐塩水腐食 turn4search0

アクリル銘板の特長
アクリル銘板の特長

アルミ銘板の特長
アルミ銘板の特長

ステンレス銘板の特長
ステンレス銘板の特長

 

 

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制御盤銘板

制御盤用銘板

制御盤銘板とは?

制御盤銘板は、制御盤(分電盤・配電盤・操作盤など)に取り付けられるプレートで、機器の識別や安全表示のために使用されます。

主な目的と役割

  1. 機器の識別
    • 制御盤の名前や概要を知っておくと、どの装置に関連するのか分かりやすくなります。
    • 各スイッチ、ボタン、ランプの機能を確実にし、誤操作を防ぎます。
  2. 安全表示
    • 高電圧・危険箇所の警告表示。
    • 非常停止ボタンなど緊急の操作に関するご案内。
  3. 作業効率の向上
    • 点検やメンテナンス時に、どの部分を操作・確認すればよいか分かります。
    • 配線や機器の識別が容易になり、トラブル対応が迅速に得られます。

機器の識別を分かりやすくする銘板.jpg

種類

  • 機器名銘板:機器の名前や役割を記載します。
  • 操作銘板:スイッチやボタンの機能を示します。
  • 警告銘板:安全注意喚起(「高電圧注意」「感電注意」など)。
  • 回路識別銘板:配線や回路の情報を信頼できます。
  • 仕様銘板:定格電圧・電流・製造年月日・製造番号などを記載。

各種銘板のサンプル

素材

  • アクリル板(軽量・耐久性あり、加工しやすい)
  • アルミプレート(耐候性・耐久性が高い)
  • ステンレス板(耐腐食性が高く、屋外向き)

取り付け方法

  • ビス止め(ネジで固定)
  • 粘着シール(簡単に貼り付け可能)
  • リ固定ベット(強固な固定が可能)
  • マグネット式(脱着が簡単で、仮設用にも適用)

ビス止め方法のイメージ画像
ビス止め方法のイメージ画像

リベット止め方法のイメージ画像
リベット止め方法のイメージ画像

両面テープ止め方法のイメージ画像
両面テープ止め方法のイメージ画像

制作方法

  • レーザー彫刻(文字が消えにくい、高精細)
  • シルクスクリーン印刷(大量生産の観点、耐久性あり)
  • UV印刷(わたし対応、耐候性も強い)
  • エッチング(彫刻彫刻)(高級感があり、耐久性抜群)

関連規格

制御盤銘板は、JIS(日本工業規格)やIEC(国際電気標準会議)の規格に基づいて設計されることが多いです。 特に、JIS C 0617(電気用図記号)やJIS C 0401(電気設備)の表示)等の関係となります。

まとめ

制御盤銘板は、機器の識別・安全確保・作業効率向上のために重要な役割を果たします。運用が可能になります。
機器の識別・安全確保・作業効率向上のために重要な役割



<参考例>

アクリルダルマ銘板

P型
daruma-p
PW型
白地
daruma-p
赤地
daruma-red
黒地
daruma-black
黄地
daruma-yellow

 

アクリルタンザク銘板

テ-プ
タンザク銘板テープ付
ビス2
タンザク銘板ビス孔2個
ビス4
タンザク銘板ビス孔4個
角R
タンザク銘板角Rテープ付
角R
タンザク銘板角Rビス孔2個
角R
タンザク銘板角Rビス孔4個

 

エッチング、 UV印刷、シルク印刷、シール印刷

アルミ
アルミエッチング銘板サンプル
ステンレス
ステンレス銘板のサンプル
真鍮
真鍮エッチング銘板サンプル
UV印刷
UV印刷銘板サンプル
シール
シール印刷銘板サンプル
記名板
昭光式記名版サンプル

 

制御盤用ページ

 

銘板 表示内容

設置する機器や用途、関連する規格などの表示

銘板の表示内容は、設置する機器や用途、関連する規格(JIS、ISO、IECなど)によって異なりますが、一般的には以下のような情報が記載されます。


🔧 一般的な機械銘板の表示内容

表示項目 内容例
製造者名(社名) 〇〇株式会社、製造元の名称
製品名・型式 ○○ポンプ Model: ABC-123
製造番号(製番) Serial No: 20250628-001
製造年月 2025年6月
定格電圧・定格電流 AC200V 50Hz / 5A
出力 1.5kW など
使用温度範囲 0~40℃など
保護等級(IP表示) IP65 など
重量 25kg など
製造国 Made in Japan など
認証マーク(任意) JIS、CE、UL など
注意事項・警告表示 感電注意、高温注意などアイコン付き表記あり

機械装置制御銘板イメージ


🔌 電気機器銘板(JIS C 0617 などに準拠)

表示項目 内容例
電圧 100V、200Vなど
電流 10Aなど
周波数 50Hz / 60Hz
消費電力または出力 500W、2.2kWなど
絶縁種別 B種絶縁、F種絶縁など
規格準拠マーク JIS、IEC、PSEマークなど

電気機器、制御機器などの銘板イメージ画像.jpg


📦 銘板の役割

  • トレーサビリティ確保(製造番号や製造年月)

  • 安全性の明示(定格、注意喚起)

  • 品質保証・認証対応(規格適合表示)

品質保証・認証対応

 

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ステンレス 腐食 銘板

ステンレスエッチング銘板の特長

「ステンレス 腐食 銘板」


■ ステンレス製銘板と腐食について

【1. ステンレスは腐食しない?】

ステンレスは耐食性が高い金属ですが、絶対に腐食しないわけではありません。環境や条件によっては腐食が進行することもあります。

【2. 銘板として使われるステンレスの種類】

一般的に使用されるグレード:

  • SUS304(最も汎用的、耐食性◎)

  • SUS316(塩害や薬品に強い、海辺や化学プラント向け)

【3. ステンレス銘板が腐食する主な原因】

腐食原因 説明
塩害 海岸地域では塩分によって腐食(特にSUS304では起こりやすい)
もらい錆 鉄粉や他の金属と接触すると錆が移る
酸やアルカリ 化学薬品による局部的腐食(孔食)
機械的損傷 表面の酸化被膜が傷つくと腐食の起点に
高温多湿 結露や湿気により腐食促進

錆びた銘板

【4. 銘板の腐食対策】

  • 耐食性の高いステンレス(SUS316など)を選定

  • 表面処理(電解研磨・パッシベーション処理)

  • 定期的な清掃や点検

  • 設置場所に応じた材質選定(屋外なら防水・防錆考慮)

  • 異種金属接触の回避

ステンレス銘板の防錆対策のコーティング

【5. 腐食した銘板の事例イメージ】

以下のような状態になります:

  • 表面に茶褐色の点状錆

  • 文字が読みにくくなる

  • ネジ部分から錆が広がる

 


<事例>

機械銘板 ロボット操作 電気銘板 バルブ銘板
機械銘板 ロボット操作銘板 電気銘板・結線図 バルブ銘板

 

 

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sus 銘板

SUS銘板の特長

SUS(ステンレス)銘板の特長について、以下にわかりやすくまとめます。


🔧 SUS銘板の主な特長

特長 説明
耐食性に優れる ステンレスは錆びにくく、屋外や湿気の多い場所でも長期間使用可能。特にSUS304やSUS316が代表的。
高耐久性 摩耗や衝撃に強く、過酷な環境下(工場、船舶、屋外設備など)でも使用される。
高級感のある外観 鏡面仕上げやヘアライン仕上げなど、美しい金属光沢を持ち、見た目にも優れる。
加工性が良い エッチング、レーザー刻印、シルク印刷など、さまざまな加工方法に対応可能。
耐熱性が高い 高温環境でも変形や劣化が少ないため、発熱機器周辺にも適する。
メンテナンスが簡単 表面が滑らかで汚れが付きにくく、清掃も容易。衛生面でも優れる。

🔍 よく使われる用途

  • 工業設備や機械の識別プレート(型式・製造番号など)

  • 電気設備や制御盤のラベル

  • 化学プラント・屋外施設の案内板

  • 医療機器や食品工場の衛生表示

工業設備や機械の識別プレート


🛠️ 代表的な材質(SUSの種類)

種類 特長
SUS304 最も一般的。耐食性・加工性に優れ、コストバランスが良い。
SUS316 塩害や薬品に強く、海沿いや化学プラントに適する。

耐食性に優れステンレスエッチング銘板

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銘板プレート

銘板プレート(名板プレート)は、製品や設備、機械、建物などに取り付けられる情報プレートのことです。銘板プレートには、製品名、製造番号、製造年月日、メーカー名、型番、仕様、注意事項など、さまざまな情報が記載されていることが多いです。これらの情報は、製品の管理やメンテナンス、使用上の安全性を確保するために重要です。

銘板プレートの材質は、ステンレス、アルミニウム、真鍮、プラスチックなどが一般的で、使用環境や用途によって選ばれます。例えば、屋外や過酷な環境で使用される場合には、耐久性や耐候性に優れたステンレスやアルミニウムが選ばれることが多いです。また、プラスチック製の銘板は軽量で、コストが比較的低いため、特定の用途には適しています。

銘板プレートの製造方法には、エッチング、レーザー彫刻、印刷などがあります。エッチングやレーザー彫刻は、文字や図形をプレートに深く刻むため、長期間にわたり情報が消えにくいのが特徴です。一方、印刷はカラフルなデザインや複雑なロゴを表現するのに適しており、視認性を重視する場合に使われることが多いです。


🛠️ 材質別の銘板プレートの種類

材質 特徴
アルミ 軽量で耐食性があり、屋外でも使用可能。印刷やエッチング加工がしやすい。
ステンレス 高い耐久性と耐熱性があり、工業用・屋外での使用に最適。腐食に強い。
真鍮 美しい金色の光沢があり、主に装飾用に使用。時間とともに風合いが増す。
アクリル樹脂(プラスチック) 軽量で加工が容易。室内用に適し、カラーバリエーションも豊富。
ポリカーボネート 耐衝撃性に優れ、透明度も高い。パネルカバーやラベル用に使用されることが多い。

<事例>

アルミ ステンレス 真鍮 アクリル樹脂
アルミ銘板サンプル ステンレス銘板サンプル 真鍮銘板サンプル アクリル銘板サンプル

 


📝 表示方式による種類

表示方式 特徴
印刷(シルク印刷、UV印刷) カラフルな表現が可能。大量生産向きだが、摩耗に弱いこともある。
彫刻(レーザー、エッチング) 表面を削って表示。耐久性が高く、機械銘板などに多い。
エッチング 金属の表面に化学薬品を使って材料の表面を腐食させる。
ラベル・ステッカー 簡易的に貼れるタイプ。コストが低く、短期用途や屋内用として使用。
UV印刷 彫刻 エッチング シール印刷

 


🏷️ 用途別の銘板プレートの例

用途 一例
製造銘板 製品名、型式、製造番号、製造年月、製造元などの情報を記載
設備表示銘板 制御盤や配電盤のスイッチ、警告表示、注意喚起など
機械銘板 モーター、ポンプなどに取り付けられた仕様情報(電圧、出力、回転数など)
認証銘板 JISやISOなどの認証マーク・検査合格マーク
装飾銘板 記念品、アート作品などのプレート

 

製造銘板 設備銘板 機械銘板
銘板プレート製造装置用 銘板プレート設備用 銘板プレート機械用
認証銘板 装飾銘板 インフラ設備
銘板プレートISO 銘板プレートロゴマーク 銘板プレートインフラ整備用

 

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アクリル銘板裏彫り

裏彫りイメージの断面図

◆メタクリル樹脂透明板の裏面に、熱硬化塗装した材料使用。
◆焼付け塗装のため溶剤等で剥がれることがありません。
◆焼付け塗装した裏面にミラー文字を彫刻します。
◆ミラー文字は前面から見ると正文字として読み取れます。
◆表面の透明透しに文字を読みとるため文字が剥がれ、擦り消えしません。
◆表面はアクリル面覆われているため長期間使用に耐えることができます。

裏面にミラー文字を彫刻
裏彫り銘板例
裏彫り銘板例


■ 裏彫りアクリル銘板の主な特長

特長 内容
高級感のある仕上がり 彫刻面が裏側にあるため、表面は滑らかで光沢があり、美しい透明感が演出されます。表面がフラットで見栄えがよく、展示用途にも適しています。
印字の保護性能 彫刻や印刷部分が裏面にあるため、擦れや汚れ、薬品などから直接ダメージを受けにくく、長期にわたって視認性を維持します。
立体的な視覚効果 裏から見る文字や図柄が、透明アクリルを通して奥行き感を持って見えるため、立体感や深みのあるデザインになります。
耐候性・耐久性に優れる アクリル自体が屋内外での使用に適した耐候性を持ち、裏彫りによって表示面が保護されることでさらに耐久性が向上します。
カラー表現が可能 裏側に塗装や着色を施すことで、さまざまな色彩表現が可能。表示面と塗装面の間にアクリル層があることで、色あせもしにくい。

■ 用途例

  • 機械や装置の銘板(屋内外問わず)

  • 建物の案内板・表札

  • 展示会パネルやデザインパネル

  • ブランド名やロゴのディスプレイパーツ

各種アクリルの裏彫り銘板



🔧 アクリル銘板の裏彫り工程フロー

  1. アクリル素材の選定・裁断

    • 必要なサイズ・厚みのアクリル板を選定

    • レーザーまたはパネルソーで指定サイズにカット

  2. 保護フィルムの加工準備

    • 彫刻する裏面側の保護フィルムを一部または全面剥がす

    • 表面のフィルムはそのまま保護として残す

  3. 裏面へのデザイン配置

    • 鏡像(反転)にしたデータを作成(裏から見て正しく表示されるように)

    • 彫刻用機器にデータをセット(レーザー彫刻機など)

  4. レーザー彫刻(またはルーター彫刻)

    • 彫刻機で裏面から彫刻を実施

    • 文字やロゴ、枠線などを彫り込む

    • 深彫り or 浅彫りはデザインに応じて調整

  5. 彫刻部への塗装(必要に応じて)

    • 彫刻された部分に色を入れる(塗料・インクなど)

    • 乾燥後、余分な塗料を拭き取り、くっきりした仕上がりに

  6. 保護フィルムを剥がし・検品

    • 表面・裏面のフィルムを剥がし

    • 傷・汚れ・彫刻ミスなどを検査

  7. 完成・梱包

    • 仕上がりを確認して納品用に梱包

原稿入力 校正 彫刻加工データ作成 彫刻加工

 


💡 特長とメリット

  • 表面がフラットで清掃しやすい

  • 彫刻面が保護されて長持ち

  • 高級感があり、案内板や店舗装飾に最適

アクリル表示番例


 

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UV印刷

UV印刷

UV印刷「紫外線(UV=Ultraviolet)」を使ってインクを瞬時に硬化・定着させる印刷方式のことです。以下にその特徴やメリット・デメリットを簡潔にまとめます。


■ UV印刷の仕組み

  1. UVインクを素材の上に塗布

  2. UVランプ(紫外線)で即座にインクを硬化させる

  3. 乾燥時間が不要で、すぐに次の工程へ進行可能

UV印刷の仕組み


■ 特長・メリット

特長 説明
即乾燥 紫外線で瞬時に硬化するため、乾燥待ちが不要
幅広い素材に印刷可能 紙だけでなく、アクリル・ガラス・金属・木材・プラスチックなどにも対応
高精細な仕上がり 滲みが少なく、細かい文字や写真も鮮明
耐候性・耐水性が高い 紫外線や水にも強く、屋外用途に適する
白インク印刷が可能 カラーベースが濃い素材にも印刷可能

■ デメリット

デメリット 説明
機材コストが高い 専用プリンターやUVランプなど、初期導入費が高め
インクがやや高価 一般的な水性・油性インクよりもコストがかかる
特定素材では密着不良の可能性 表面処理が必要な素材もある(例:ツルツルした金属やPP)

■ 主な用途

  • アクリル銘板やPOPディスプレイ

  • 工業用のネームプレート

  • スマホケース・キーホルダー

  • ガラス・木材製品への直接印刷

  • 少ロットのオンデマンド印刷

シルク印刷



■ 印刷方式の比較表

項目 UV印刷 シルク印刷(スクリーン印刷) インクジェット印刷
印刷方式 紫外線でインクを即硬化させる メッシュスクリーンを通して印刷 ノズルからインクを吹き付ける
素材対応性 ◎ アクリル・ガラス・金属など幅広い ◎ 紙・布・金属・プラスチックなど対応 △ 主に紙や限定的な素材
小ロット対応 ◎ 1個からでも対応可能 △ 版の作成が必要(ロット向き) ◎ 小ロット・可変データも得意
印刷精度(画質) ◎ 高精細で写真も鮮明 △ 網点印刷のため細かい表現は苦手 ○ 写真も印刷可能(画質は中程度)
インクの耐久性 ◎ 耐水・耐候性が高い ◎ 耐久性・耐摩耗性が高い △ 水や摩擦に弱いことがある
コスト(少量) △ 初期投資が必要 × 版代がかかるため高コスト ◎ 比較的安価
コスト(大量) ○ 中ロット向き ◎ 大量生産でコスト低下 △ コストメリットが出にくい
白インク対応 ◎ 対応可能 △ 一部対応可(特別な設備が必要) △ 一部対応可
環境対応 △ UVインクにVOC成分を含むことも △ 使用インクによる ○ 水性インクなど環境配慮型あり

■ 各方式の向いている用途例

印刷方式 向いている用途例
UV印刷 アクリルプレート、スマホケース、インテリア雑貨、小ロット銘板など
シルク印刷 大量生産の工業用銘板、Tシャツ、パッケージ印刷など
インクジェット ポスター、写真プリント、試作、事務用ラベルなど

シルク印刷量産の銘板
シルク印刷量産の銘板

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バルブ 開閉表示 法律

「バルブの開閉表示」に関する法律や基準は、主に労働安全衛生法消防法高圧ガス保安法などの関連法規で定められています。以下に主な関連法規と要点を整理します。


■ 1. 労働安全衛生法(安衛法)

施行規則・指針・ガイドラインにより、バルブの開閉状態が視認できるようにすることが求められる場合があります。

  • 対象:高温・高圧の流体、危険物、有害物質を取り扱う設備

  • 要求:誤操作を防ぐため、バルブの開/閉状態を明確に表示する(表示板・インジケータなど)

  • 根拠例

    • 機械等安全規則第1条(機械の表示義務)

    • 安全表示に関するJIS(例:JIS Z9101 安全標識)


■ 2. 消防法(危険物規制)

危険物施設(例:屋外タンク、地下タンク)では、バルブの開閉表示が義務付けられていることがあります。

  • 消防法施行令 第12条などにより、バルブが誤って操作されないようにすることが求められます。

  • 特に「危険物施設の技術上の基準」では、表示板やロック機構の設置が望ましいとされます。


■ 3. 高圧ガス保安法

高圧ガスを取り扱う設備において、バルブの状態が明確にわかるようにすることが定められています。

  • 施行規則および関係告示にて、安全装置や操作機構の明確化が必要とされています。

  • 表示例:開閉方向を示す矢印、色分け、状態表示板など。


■ 4. その他の参考基準・規格

  • JIS B8370(一般産業用バルブの表示方法)

  • JIS Z9101(安全標識)

  • ISO 10610(バルブ識別・開閉表示)


■ 表示方法の実例

表示方法 内容
開閉インジケータ メカニカル表示器で開/閉を明示
表示板(ネームプレート) 「開」「閉」「操作禁止」など
色分け 「赤=閉」「緑=開」など国際基準に準拠
ロック機構 誤操作防止としての併用

■ まとめ:設置の法的義務と実務

法規 表示義務の有無 主な規定
労働安全衛生法 あり(機械安全) 安全管理上の視認性
消防法 場合による 危険物施設の安全基準
高圧ガス保安法 あり 操作の明確化が求められる