屋外作業時に欠かせない「虫除け剤」の効果とは?

2015年 5月 8日

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最近は「聞いたことのない」又は「聞き慣れない」名前の病気などが流行します。
「エボラ出血熱」やら「新型のインフルエンザ」など、暑い時期になれば記憶にも新しい「デング熱」も気になります。

この「デング熱」が流行したときには全国のドラッグストアで「虫除けスプレー」などの虫除け剤がバカ売れしました。

屋外での作業時には「虫除けスプレー」は欠かせないという方も多いでしょう。
蚊の発生する時期は暑く、汗もかきやすくなりますので蚊の餌食になるのは当然です。

*** 虫除けスプレーの成分って?…
虫除けスプレーなどには「ディート」という成分が主に使用されています。
ディートは忌避剤として即効性と持続性に優れています、ただしアレルギー反応が出やすいのはチェックが必要です。
※ 各社配合量は違えど主成分として使用されています。

できれば夏の風物詩でもあります「蚊取り線香」を使用すれば、蚊をやっつけられますし寄ってもこないですよね。
草刈の時には欠かせませんが火を使用するのが難点でもあります。

蚊取り線香の成分には天然の除虫菊の乾燥成分と「ピレスロイド」などが含まれています。
蚊が媒介する「マラリア」などの感染に悩まされている国々では人気があるそうです。
※「ピレスロイド」系の成分は人間に対しての影響も少なく、効き目には即効性もあります。

このピレスロイド系の成分に「アレスリン、フェノトリン、メトフルトリン、トランスフルトリン、イミプロトリン」などがあります。
この中のトランスフルトリンを使用した市販の虫除け剤は「長時間」「強力」な忌避効果があります。
例えば「靴底にシュッ!!シュッ!!」とスプレーしておくだけでも全然違います。
(効果は実証済み、ただし過度な使用は避けてくださいね)

「火気」を使用できない場所や、煙の中のニオイやヤニなどの成分で影響が出てしまう環境では線香は使用できませんので重宝します。
蚊は”社内”にも”車内”にも侵入してきます、また気づかないうちに刺されてしまうことのほうが多いので先手を打っておきましょう。

*** ちょっとひとこと…
ホームセンターの園芸コーナーで「蚊連草(かれんそう)」というゼラニウムの一種の植物が販売されています。
栽培もカンタンで、我が家は他の植物がことごとく枯れるほどの環境でしたが「10年以上」も成長していました。
「柔らかめの葉」を揉んで潰すと独特の香りがします、これが「虫除け」に効果があるようです。
ヨーロッパ地方では窓辺に鉢植えを置いている光景がありますが、虫除けにハーブは欠かせないようです。