自動販売機の中ってどうなっているのでしょう

2014年 9月 5日

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日頃お世話になっている自動販売機ですが、仕組みの事は意外と知らないですよね。

*** カップ式の自動販売機でもコーヒー・炭酸飲料・フルーツジュースなどが販売されていますが、カップへの「注ぎ口」は連続して違う商品を購入しても混ざらないのでしょうか?

—カップ式自動販売機は、まずカップが出てきて、「注ぎ口」のパイプから原液が投入され、水(お湯・炭酸)が投入され出来上がりとなります。
パイプを飲料の原液(コーラやコーヒー)が通ったあと、水(お湯)が定量出る順序がある事で毎回原液は流されているので混ざらないで済んでいるのです。(専用の注ぎ口に切り替わる構造の機械もあります。)

*** 自動販売機の中にはどれくらい商品が入れられるのでしょうか?

—今では缶よりペットボトルの飲料の人気がありますので、ストックできる量もさまざまです。
缶・ペットボトル両方で、「冷」「温」も分けて一度にストックできる商品数は約250~300本程くらいです。
※ 機械の大きさにもよりますが、標準性能として250ml細缶を基準にしていることが多いです。

機械内部には商品投入口よりそれぞれラックといわれるルートに分けられています。
全体の約1/3は「冷(COLD)」専用が多く、残りのラックもHOT/COLD切り替えがそれぞれできる構造です。
「冷たい」飲み物を購入しても、”あまり冷えていない”ということもあるそうですが、これは自販機自体は冷蔵庫ではないため冷気にさらされやすい位置にストックされている下側の商品が良く冷えるためだそうです。

さらに今は 「ストレートではない形状(ボトル型)の缶」など普通とは違う形状の容器があります、専用のラックを設けて対応しているそうです。
特に「ビン」は内容量が同じでも「缶」よりもサイズが違っていたりするのでラックの調整が必要になります。
メーカーもラックのサイズは、500ml・350ml・250ml・190mlと缶のサイズを想定して設計されているようですので凝ったデザインの容器や海外からの商品には対応できない場合もあるみたいですね。

特に「ミニ缶サイズ」のコーヒーは補充の際には途中で向きが変わって、ラック内で引っかかってしまいトラブルになる可能性が高いため、一番低い位置での収納が鉄則です。
また栄養ドリンクのような細いビンなどは搬出の際には割れてしまう事があるので「自販機専用」のものを補充するそうです。

連休などではコンビニ以外の休憩場所に立ち寄る場合があります、自販機があるとなんか「ホッ」としませんか。

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検証:(決していたずら目的ではありません。)
自動販売機のお釣りレバーを操作すると「何かが起こる」という動画があります。
—これはホントで下げっぱなしにすると照明が灯きました。(100均自販機でやってみました)

お釣りレバーと商品ボタンを同時に押すと販売された数が表示されるという現象ですが…。
—これはわかりませんでした。