電気自動車とバッテリーのこれから

2014年 6月 27日

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上記写真:テスラモーターズ「テスラ MODEL-S」

ハイブリッドカーや電気自動車(EV)の普及は広まってきました。
今の自動車の車内はドライバーに同乗者にとアクセサリー機能やアシスト機能など「ハイテク満載」です。

これらの機能やクルマの挙動制御など電気系統から制御されていますのでバッテリーへの負担は相当なものとなるはずですね。

街で多く見かけるのはアイドリングストップ機能搭載車ではないでしょうか、結構バッテリーにも負荷がかかると聞いています。
燃料エンジンげは回転数を上げないと期待しているトルクを得られないので「出だし」や「加速時」にもたつくところもあります。
特に排気量が小さいクルマではこういった思いをされている方は多いでしょう。
しかし電気自動車ではモーター駆動のため「踏めば踏んだだけ」加速をしてくれます。
性能も向上しているため「オォー!」と声が出てしまうくらいの実感があるそうです。

しかし課題も多くあるのです。
1:航続距離の確保 — 燃料エンジンと違いバッテリーの容量のみで走行すればさすがに航続距離は短くなります。
2:充電の回数によるダメージ — 電極等の素材によっては充放電時のダメージで寿命が異なる。
(旧型のシリコン系の素材は充電時のダメージを特に受けやすかったそうです。)
3:容量によるコストが大きい — 1kwh=約10万円とも言われていて車両価格へと反映されている。
4:充電ステーションなどの拡充 — 各メーカー共通基準を設け、充電ステーションも全国に増設される計画が進められています。

皮肉な話ですが燃料にかかる費用は少なくなったが、バッテリー自体の価格やメンテナンスには結構手間がかかるという声も聞きます。
バッテリーも「エコカー用」の物を使用することが必要ですし、バッテリーが複数台必要な車両もあり初期投資にかける費用もばかになりませんね。
今後のバッテリー自体と環境整備に期待しましょう。

— ちょっとスポーティーでエグゼクティブなこんなクルマはいかがでしょう?
近未来的な車内はさながら”コックピット”のよう、異空間にいるような佇まいのテスラモーターズの「テスラ MODEL-S」(トップ写真の車両)

航続距離も500kmという85kwhバッテリーで余裕の走りができます。
また400馬力オーバーというハイパフォーマンスも最高ですね、興味のある方はぜひどうぞ…。 —
テスラモーターズ