液晶画面のさまざまな技術

2014年 5月 27日

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今やスマホにもタブレット端末にもご家庭のテレビにも欠かせない液晶画面ですがいろいろな技術がつまっています。
以前の液晶画面といえば「7セグ」といわれるものが主流でした。


この時点ではカラーではなく、白黒(?)の表示しかできなく、バックライトも無いものは暗闇では使用できませんでした。
最近の液晶といえばテレビ並みの高画質、タッチパネル方式やフレキシブル形状などの技術がどんどん開発されてきていますね。

そもそも「液晶」というものは、”個体”と”液体”の”中間物質”的なものだそうです。
発見されたのも1800年代後半でオーストリアの植物学者によるものです。
1963年にこの液晶に電気を流す事で、光の透過反応に変化が起こる事を発見したのですが、これが今日の液晶の始まりと言われています。

安定素材である「ビフェニール系」の液晶になってきたのは1970年代に入ってからです。
バックライトにより鮮明に確認できるようになり、カラーフィルタにより色彩豊かな表現もできるようになりました。
太陽の光の下でも画面の見やすい技術、大画面でも高画質で動画もスムースに表現する技術も今では当たり前になってきています。

液晶部分を中心にガラス盤やフィルタ類など多層にわたる構造をしていますが、軽く便利にそして鮮明になってきた液晶技術もこれからどのように進化するのでしょうか。