新しい時代のゲーム

2019年 8月 2日

アメリカで5G対応のクラウド配信型のゲームの到来
5G通信規格のスマホやタブレット端末やパソコンで楽しめるクラウド配信型のゲームコンテンツが2019年から始まると報じられました。
マイクロソフトが発表した「クラウドゲーム」と呼ばれるゲームはプレイしたデータの処理をデータセンターで行い、クラウド上にデータを保存するシステムになっています。
グーグルも「Stadia」というゲームコンテンツを、アップルも2019年3月末のスペシャルイベントで「Apple Arcade」というゲームコンテンツをサービス開始することを発表しています。
アマゾンもクラウドゲームに参入するとの予測もあります。
(2019年4月上旬執筆現在)

データ量の大きいコンテンツも5G通信の到来で、リアルタイムでゲームの操作の送受信が可能になるということでクラウド上でデータ処理をして5G通信端末、スマホやタブレットでゲームを楽しめることができるようになります。
こうしたクラウド配信型の新しいゲームのサービスは概ねサブスクリプション(定額制)の有料サービスになるのではないかと考えられます。

現代のゲームはグラフィック処理の優れた高性能パソコンで楽しむユーザーが増えてきています。
現在ではe-Sports(イースポーツ)などと呼ばれており、その道のプロのゲーマーの方が存在するほどの市場になっています。
筆者の周辺にもパーツをネットで購入して、自作のデスクトップPCをつくって、PCゲームを趣味とする人もいます。

一方で「ゲーム障害」と呼ばれる現代病も現れており、健康上・生活上の社会問題の1つとなっています。
スマートフォンでは、特にiPhoneだと1日の操作時間や各ジャンルのアプリやコンテンツの使用時間が自動で計測され、ユーザーの方が端末の使用状況の時間と使用内容を可視的に認識することができます。
このiPhoneの機能は、スマホやタブレットのゲームの利用時間や状況を把握して、ユーザー本人の方が認識し改善することや、ユーザーの方の保護者や御家族がユーザーを管理する上でとても有用であると考えます。

ゲーム製品は魅力を打ち出すことも大事ですが、やはり健康に配慮されている・健康的に利用ができるようにしていくことも重要ではないかと考えます。
そうした内容の要素を機能として持たせていくこともユーザーの方やユーザーの御家族が健康で幸せに生活が送れるために重要な視点なのではないかと感じています。