OSG、社用車にピンクのクラウン-創立75周年記念に10台導入

2014年 1月 28日

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写真は左より、ピンクのクラウンとOSG社長-石川氏、同社会長-大沢輝秀氏ら。

愛知県豊川市のOSGは1月20日、社用車として購入したトヨタ自動車のピンクのクラウン10台を報道陣に披露しました。

同社の創立75周年の記念に導入したものですが、営業での活動などに使う考えだそうです。
トヨタでは「全販売台数約650台のうち、10台まとめての購入は珍しい。」との反応だったそうです。
同日開いた納車式にはクラウンのデザインを統括した、福市得雄トヨタ自動車専務役員らが駆けつけました。

同社が2013年3月に創立75周年となる事を記念して、行事の一環として同年9月に発注したものです。
そのため、ナンバープレートの数字は10台とも”75 ”で登録されています。

営業関係の部長や国内グループ会社の社長らが乗るほか、顧客に工場を案内する時などにも活用されます。
石川則男OSG社長は導入の理由を「社員が『75周年はああいう年だった』と振り返られる思い出を残したかった」と話しています。

同社の幹部研修会の際、講演者として招いた福市専務役員が乗ってきたピンククラウンを見て「こういうものを開発するトヨタさんの心意

気に非常に感動した」ことがきっかけになったという事です。

OSG : タップ、ドリル、エンドミル等の切削工具や、測定工具・機械部品の製造販売を手がける総合切削工具メーカーです。
(本社:愛知県豊川市)
テレビ番組でも話題となった超硬合金工具の製作などで、世界25カ国に製造・販売拠点を設けている。