本職スパイも驚き!フレックススパイ

2017年 3月 28日

kaki

昨今の日本でも問題になっている野菜や海産物の窃盗被害。
農家や養殖家のの人たちが丹精込めて作った作物を悪質な犯罪者によって奪われてしまうのはたまったものではありません。
各々方、様々な方法で泥棒対策を行い、被害を防ごうとしているのですが、イタチごっこなのが現状です。

そんな現状を打破しようと立ち上がったベンチャー企業があります。
そのベンチャー企業の名はフレックスセンス(Flex-Sense)、フランスの企業です。
フレックスセンスは一体どのような方法で悪質な犯罪者を追い込むのか説明しましょう。

フランス西岸部沖は牡蠣の産地です。
しかしお国は違えどここでも牡蠣泥棒の魔の手はありました。
ある話によるとフランスの下記の年間総生産量は10万トンほどで、
このうち数重トンが不正な盗難にあっているというのです。
そこで考え出されたのがフレックススパイ(Flex Spy)という牡蠣を模倣した牡蠣型盗難対策装置です。
プラスティック製のフレックス・スパイには回路基板が搭載されており、怪しい動きを探知すると、
養殖牡蠣業者の携帯電話やコンピューターに通知が届きます。
また、盗まれた牡蠣の位置を最大1週間まで追跡できる機能が備えられているのです。
このフレックススパイではすでにベトナムで試作品のテストは終了しており、今年2月からフランス大西洋沿岸沖の牡蠣養殖場に導入される予定です。
また引き続き監視カメラや陸上・海上・上空からの警備を加え、不届き者への包囲網を形成していく予定です。

これは著者の願望ですが、こういった製品例えば林檎型の追跡装置なんかで日本の農業を守れないでしょうか。
憎たらしいことに犯罪者はあの手この手で手法を変え我々の利益を奪っていきます。
悲しいことですがこちらも自衛するなにかこのような新しいアプローチが必要ではないでしょうか?