これぞ日本のモノづくり!大手文房具メーカーが開発したボールペンがすごそう
2026年3月19日

私たちが普段何気なく使っている筆記用具。最近は手書きをすることも減ってしまいましたが、まだまだ手書きの需要は残っています。そんなデジタル世代真っ只中のこの時代に日本の技術を詰め込んだというとんでもなさそうなボールペンが発売されました!今日はそれをご紹介します。
文房具メーカーゼブラの新商品
そのボールペンを発売したのは、皆さんご存じ大手文房具メーカー、ゼブラ。今回ゼブラは国産ボールペンブランドの「THE ZEBRA(ザ ゼブラ)」の立ち上げを発表し、その製品の第一弾として油性ボールペン「HAMON(ハモン)」を3月4日に発売しました。同社が培った技術を結集し、国産高価格帯ボールペンとして地位確立を目指すとのことです。消費税込みの価格は5万9400円です。
日本の、ゼブラの技術を結集したボールペン
この「HAMON(ハモン)」、使われている技術がとにかくすごいんです。ボディ(本体軸)は日本の最新の金属加工技術を駆使したオール削り出しのアルミ軸だそうです。本体の上部には波紋の造形があり、こちらは1本あたり1時間以上かけて切削しているそうです。さらに、電解質溶液中にアルミニウムを浸し、膜を作る「アルマイト加工」と対象の表面に研磨材やメディアと呼ばれる粒子を衝突させて、切削、クリーニング、磨き、改質などを行う「ブラスト処理」を行い耐久性を高め、始めから滑らかな書き心地を実現したそうです。
組み立ては手作業、そして保証も凄かった。
「HAMON(ハモン)」のすごさはこれだけではありません。中芯の組み立てはなんと手作業だそうで、さらにその作業ができるのは社内で技術を認定された従業員3名というのだから驚きです。
さらに凄いのが、修理保証。ボールペンに修理保証がついている事自体規格外ですが、その期間がとにかく長いのです。その長さ、なんと驚異の『10年保証』!(繰り返しますが、今回話しているのはボールペンの話です。)おまけに今後このブランドから新しい替芯が発売されるごとに、その替芯1本を無償提供するという「プレミアム保証システム」もあり、このブランド、そして製品に対する本気度が見えていますね。
「ひとつのモノ、愛着のあるモノを長く使う」という意識
昔から、日本人の中には「もったいない」という精神がありますが、鉛筆やボールペンなどの筆記用具はその最たる例だと僕は思います。修理しようにもできませんし、安いものが沢山あるのが要因の一つだと思います。そんな中、あえてこの「10年保証」のボールペンを作り出した背景にはやはり、「もったいない」、「ひとつのモノ、愛着のあるモノを長く使う」という意識があると思うのです。今回のボールペン、価格は5万9400円と決して安いとは言えない価格ではありますが、その分値段以上の「一生もの」の価値をつけようとする考えに、心を打たれました。
出典
・ニュースイッチ 2026年03月02日付(2026年3月5日閲覧)
・日本経済新聞 2026年2月3日付 (2026年3月5日閲覧)