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アクリル銘板 規格

アクリル銘板の規格について、一般的に使われる基準や仕様をご紹介します。アクリル銘板は、主に表示板や案内板、機械銘板、安全標識などに使われます。規格は厳密にJISなどで定められていない場合も多く、業界や用途ごとに標準的な仕様があります。


🔧 一般的なアクリル銘板の規格

■ 板材の規格(アクリル板そのもの)

  • 材質:アクリル樹脂

  • 透明度:高い(透明、乳白、カラーあり)

  • 厚さ(t)

    • 1mm / 2mm / 3mm / 5mm / 8mm / 10mm など

    • 一般的な銘板では 2〜5mm がよく使われます

  • サイズ

    • 規格板サイズ:910mm × 1820mm、1000mm × 2000mmなど

    • 加工品の場合、必要サイズに切断される


🛠 加工仕様の例

  • 印字方式

    • UVインクジェット印刷(カラー・モノクロ)

    • レーザー彫刻(裏彫り or 表彫り)

    • シルク印刷

    • カッティングシート貼付け

  • 仕上げ

    • 角R加工(例:R3、R5)

    • 面取り(バリ取り)

    • 穴あけ加工(取付穴:M3〜M6など)

    • 両面テープ or ビス止め用加工


📏 一般的な銘板のサイズ(例)

用途 サイズ(mm)例
機械銘板 50×25、100×50、150×100
注意喚起表示 200×100、300×150
案内プレート 300×100、400×200

🧯 耐候性・使用環境

  • 室内:基本的に問題なし

  • 屋外:耐候グレード(耐UV仕様)のアクリル推奨

  • 耐熱温度:70〜90℃程度(長期使用)


📘関連規格(参考)

  • JIS K 6735:アクリル樹脂板の一般規格(銘板ではなく素材について)

  • 工場内安全表示や機械銘板は、ISOやJISの安全標識規格に合わせたデザインになることがある(例:JIS Z 9101)


✅ まとめ

アクリル銘板の「規格」は、JIS等で厳密に決まっているわけではなく、実務的には以下を押さえるのがポイントです:

  • 板厚(2〜5mmが主流)

  • 表示方法(印刷、彫刻)

  • 使用環境(屋内外、耐候性)

  • サイズ・取り付け方法(穴あけ、両面テープなど)

 

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