「カメラレンズ」の特徴と使いどころの把握
2015年10月9日
行楽の季節に関わらず最近ではアチコチでシャッターを切る習慣がついています。
デジタルカメラも価格が安く販売されていますし、携帯端末にも高精細なカメラ機能が搭載されています。
事あるごとに写真撮影をして、それを “SNS” などで発信したり反響を楽しんだりと写真の楽しみ方もいろいろです。
でもお好きな方は「一眼レフ」でこだわりを持って撮影をされているんじゃないのでしょうか。
*** カメラには「レンズ」が必要…
カメラへのこだわりは多いようですが、特にレンズのいろいろを見てみたいと思います。
標準レンズ・望遠レンズ・マクロレンズ・単焦点レンズなどさまざまなレンズがあります。
○標準レンズ
カメラ本体を購入すると「一般的に付属されているレンズ」ではないでしょうか。
焦点距離30~50mm程度のものが多いようです。
これは人間の視野、視覚に近い感覚で捉える(表現する)ことができるレンズだそうです。
初心者の方にも扱いやすいということでF値(絞り)なども少ないものが多くあります。
しかし焦点以外(背景など)がボケやすいのは難点ではあります。
○望遠レンズ
撮影する位置から遠い距離にある被写体を写す際には便利なアイテムですが扱いにはいろいろとコツや設定が必要になります。
望遠レンズでの失敗例のトップは「ピンボケ」「ブレ」でしょう。
F値の調整で光量の調整を行えば背景とのメリハリをつけてはっきりと対象物を捉えることができます。
動きのあるモノにはシャッタースピードの調整で安定感を表現することができるようになります。
○マクロレンズ
花や虫などのように小さな被写体を撮影する際には便利なレンズです。
しかし接写という形になるので「三脚」を使用するなどして手ブレの影響を受けないようにすることも必要です。
最短25cm~30cm程離れた距離からでも撮影できるレンズです。
「標準マクロ」「望遠マクロ」とあるのですが特別なこだわりが無ければ「標準」のレンズで充分だそうです。
(標準のマクロレンズでは風景写真などの撮影もできるので用途の幅は広いのでは?)
今やカメラの方がいろいろと人間に気を使って「手ブレ」や「赤目」の調整・修正までしてくれます。
作物などの集出荷場では果物の糖度や製品の外観チェックなどの検査にも(カメラ)センサーが活躍してくれています。
対象物などを鮮明に写すためだけではなく、精度の高い検知など”より正確に判別できる「目=レンズ」”が必要になってくるはずです。
対象物との距離やレンズの特性による組み合わせや移動速度や同時にいくつも通過するモノに対する捉え方で把握できる能力にも差が出てくるでしょう。
送りスピードの向上と検知精度の安定による生産性のアップは確保されるはずですので、趣味の「写真撮影」のテクニックから「照明」「構図(レイアウト)」「レンズ選び」など仕事への良いヒントが浮かんでくるかもしれませんよ。