ハトメリベットカシメ機用
2025年9月24日
<例>アルミエッチング銘板

材質アルミ0.8mm 32×53 2-4個ビス孔 4-3R取り 黒文字
【リベットカシメ】
板状の金属部材をかしめて締結する、歴史は古く、昔のよろいなどにも使われていた。加締めと書き、「ハトメ」とも呼ばれている。部品や材料どうしをしっかりと固定できる。一度かしめたリベットははずすことを想定していないため、半永久的な強度の締結力を得られるのが特徴です。

リベットかしめは、現在でも多くの分野で使われています。主に「強度が必要」「溶接やボルトが使いにくい」「軽量化が重要」といった条件で採用されます。利用されている場所を代表例でまとめます。
1. 航空機・宇宙分野 ✈️
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機体の外板(アルミ合金パネルの接合)
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主翼や胴体の構造部材
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溶接よりも強度・耐久性が安定し、点検や交換も容易なため、航空機製造では今も数百万本のリベットが使用されています。
2. 自動車・輸送機器 🚗🚂
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車体フレームやシャーシ部材の補強
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バスや鉄道車両の外板と骨格の締結
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溶接熱による歪みを避けたい部分や、異種金属を接合する箇所で使われます。
3. 建築・橋梁・鉄骨構造 🏗️
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鉄橋(古い橋梁ではリベットが多数見られる)
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鉄骨建築物の梁や柱の接合
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現在はボルトが主流ですが、歴史的建造物や補修分野ではリベットが現役です。
4. 造船・重工業 🛳️
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船体外板や骨格部の締結
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圧力容器やボイラの胴体部(古典的にはリベットが主流だった)
5. 電子機器・精密部品 ⚙️
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金属筐体やヒンジ部品
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アルミやステンレス板を組み合わせた製品
🔑 まとめると
リベットかしめは「溶接できない」「ボルトでは不適」「強度・耐久性・軽量化が必須」といった場面で利用され、航空機・自動車・鉄道・建築・造船・精密機器など幅広く活躍しています。

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