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ハトメリベットカシメ機用

<例>アルミエッチング銘板
リベットカシメの銘板
材質アルミ0.8mm   32×53  2-4個ビス孔 4-3R取り 黒文字


 

【リベットカシメ】
板状の金属部材をかしめて締結する、歴史は古く、昔のよろいなどにも使われていた。
加締めと書き、「ハトメ」とも呼ばれている。部品や材料どうしをしっかりと固定できる。一度かしめたリベットははずすことを想定していないため、半永久的な強度の締結力を得られるのが特徴です。
リベットカシメ


リベットかしめは、現在でも多くの分野で使われています。主に「強度が必要」「溶接やボルトが使いにくい」「軽量化が重要」といった条件で採用されます。利用されている場所を代表例でまとめます。


1. 航空機・宇宙分野 ✈️

  • 機体の外板(アルミ合金パネルの接合)

  • 主翼や胴体の構造部材

  • 溶接よりも強度・耐久性が安定し、点検や交換も容易なため、航空機製造では今も数百万本のリベットが使用されています。


2. 自動車・輸送機器 🚗🚂

  • 車体フレームやシャーシ部材の補強

  • バスや鉄道車両の外板と骨格の締結

  • 溶接熱による歪みを避けたい部分や、異種金属を接合する箇所で使われます。


3. 建築・橋梁・鉄骨構造 🏗️

  • 鉄橋(古い橋梁ではリベットが多数見られる)

  • 鉄骨建築物の梁や柱の接合

  • 現在はボルトが主流ですが、歴史的建造物や補修分野ではリベットが現役です。


4. 造船・重工業 🛳️

  • 船体外板や骨格部の締結

  • 圧力容器やボイラの胴体部(古典的にはリベットが主流だった)


5. 電子機器・精密部品 ⚙️

  • 金属筐体やヒンジ部品

  • アルミやステンレス板を組み合わせた製品


🔑 まとめると
リベットかしめは「溶接できない」「ボルトでは不適」「強度・耐久性・軽量化が必須」といった場面で利用され、航空機・自動車・鉄道・建築・造船・精密機器など幅広く活躍しています。

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