水道哲学からさらに今これからの将来を考える

2018年 7月 13日


(画像、イメージ)

Wikipediaによると

「水道哲学(すいどうてつがく)は、松下幸之助の語録に基づく経営哲学です。
幼少期に赤貧にあえいだ幸之助が、水道の水のように低価格で良質なものを大量供給することにより、
物価を低廉にし消費者の手に容易に行き渡るようにしようという思想(経営哲学)です。

この哲学は1932年(昭和7年)5月5日、大阪堂島の中央電気倶楽部で開催された、
松下電器製作所(当時)の第1回創業記念式での社主告示において、幸之助氏が、
『産業人の使命は貧乏の克服です。その為には、物資の生産に次ぐ生産を以って、
富を増大しなければなりません。
水道の水は価有る物であるが、乞食が公園の水道水を飲んでも誰にも咎められません。
それは量が多く、価値が余りにも安いからです。
産業人の使命も、水道の水の如く、物資を無尽蔵にたらしめ、無代に等しい価格で提供する事にあります。
それによって、人生に幸福をもたらし、この世に極楽浄土を建設する事ができるのです。
松下電器の真使命もまたその点に在ります。』
というように発言しています。
物資を潤沢に供給することにより、物価を低廉にし消費者の手に容易に行き渡るようにしようという思想です。」
とあります。

この松下幸之助氏の着想した水道哲学は、幸之助氏が大阪の公園を眺めている時にちょうど公園の水道を無料で使用している人の姿を見てはっと思い浮かべた発想だそうです。

最近ではIT・IoT・機械同士の機械学習・深層学習・機械制御など、通信ネットワークを駆使した製造現場の製造過程はどんどん開発・研究が進んでいる最中です。
松下幸之助氏の思い浮かべた水道哲学とはまた違った新しい時代の考え方が、水(水分)という地球環境下での資源の自然界での循環に例えられているかたちで上手に例えられ今も革新が進んでいます。
それはクラウド(雲)コンピューティング・フォグ(霧)コンピューティングなどです。
新しい姿の水(水分)の自然界の循環のかたちに例えられる構想で、ネットワークのユーザーの要望に応えるコンテンツ・コンピューティングとして供給・普及が始まっています。
これは有意義なことではないでしょうか。
これからさらにIT・IoT・Machine to Machineの通信による次世代のモデルが形成されていこうとしている新しい時代が到来してきています。