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銘板シールとは

「銘板シール(めいばんシール)」とは、機械や装置、製品などに貼り付けられる情報表示用のシールで、以下のような内容が記載されています:


🔧 銘板シールに記載される主な情報

  • 製品名

  • 型式・型番

  • 製造番号(シリアル番号)

  • 製造年月日

  • 製造メーカー名やロゴ

  • 電気仕様(電圧、電流、消費電力など)

  • 安全マークや認証マーク(例:CE、UL、PSEなど)


🧩 銘板シールの特徴

項目 内容
素材 アルミ・ステンレス・PETフィルム・ポリカーボネートなど耐久性重視の素材が多い
用途 機械、家電、産業機器、建築部材、自動車部品など
耐性 耐熱、耐水、耐摩耗、耐薬品など環境に応じた仕様
貼り方 強粘着の糊付きで、機器の外装に直接貼るのが一般的

💡 銘板シールと金属銘板の違い

項目 銘板シール 金属銘板
材料 フィルムやシート 金属プレート(例:アルミ板)
設置方法 貼り付け(シール) ビス止め・リベットなど
コスト 低め やや高め
耐久性 用途により高耐久も可 非常に高い

✅ 使われる例

  • 工場の産業用ロボットに貼られた型式表示

  • 家電の裏面にある安全注意や仕様情報

  • 自動車部品に貼られたバーコード付きラベル



銘板シールの作成方法は、**用途や環境(屋内・屋外、耐熱・耐薬品性など)**に応じて選ぶ必要がありますが、基本的な作成ステップを以下にまとめます。

🛠️ 銘板シールの作成方法(一般的な手順)

内容の決定・デザイン作成

  • 記載する情報を整理

    • 例:製品名、型番、ロゴ、仕様、注意事項、認証マーク、バーコードなど

  • Adobe Illustrator などのDTPソフトでレイアウトを作成(業者によってテンプレートが用意されていることも)


素材と仕様の選定

使用環境に応じて、次の要素を選びます。

項目 選択肢 用途例
素材 アルミ、PET、PVC、ポリカ、ステンレス調など 工業用・屋外・医療機器など
印刷方式 インクジェット、レーザー彫刻、シルク印刷、サーマル転写 耐候性重視や高精細用途など
表面処理 ラミネート、UV加工、エンボス 傷・水・紫外線対策など
接着剤 強粘着、再剥離、防水タイプなど 貼り替えの有無、設置面の材質により選定

印刷・加工

  • 自社内で作る場合:ラベルプリンターやカッティングプロッターなどを使って印刷・加工

  • 業者に依頼する場合:仕様に応じて印刷・カット・ラミネート加工まで一括対応してくれる


仕上げ・検品

  • 枚数確認、印刷ズレやカット精度の確認

  • 梱包・納品



🧰 自作する方法(少量向け)

もし自分で作成したい場合、以下の機材・資材が必要です:

種類 おすすめ機材・素材
プリンター レーザープリンター or インクジェット(顔料推奨)
用紙 銘板用耐水・耐候ラベルシート(PETベースなど)
加工 カッティングマシン or ハサミ/カッター
保護 ラミネートシート or スプレーコート

🔗 業者に依頼する場合のポイント

  • 小ロットから対応しているか?

  • 素材や印刷方式の選択肢が豊富か?

  • 耐久テスト・サンプルの確認が可能か?

  • バーコード/QRコード対応ができるか?

 

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