防火扉監視システム

2024年 4月 4日

防火扉監視システムは、防火扉の開閉状態を監視し、異常があった場合にはアラームや警報を発するシステムです。火災時には、防火扉が正しく閉まることで炎や煙の拡散を防ぎ、建物内の人々の安全確保や建物の損傷を最小限に抑える重要な役割を果たします。防火扉監視システムは、これらの扉が適切に機能しているかを常時監視し、問題が発生した場合には即座に対応を促すことで、安全性をさらに高めるものです。

具体的には、以下の機能を有しています。

  • 開閉状態の監視: 防火扉が開いた状態や不完全に閉まった状態であるときに、管理者やセキュリティシステムに通知します。
  • 異常検知: 扉の損傷や障害が発生した場合に、アラームを鳴らしたり、管理システムにエラーを報告します。
  • 遠隔監視: セキュリティセンターや管理室から、複数の防火扉の状態を一括して監視できます。
  • 自動閉鎖機能: 火災報知システムと連動して、火災発生時に自動的に防火扉を閉じる機能を持つ場合もあります。

防火扉監視システムは、オフィスビル、商業施設、病院、学校など、多くの人が出入りする大規模な建物において特に重要視されます。これにより、緊急時における避難の安全性と速度を向上させることができます。

防火扉監視システムの制御盤の名称銘板参考図

 

 

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