気密検査機

2024年 3月 3日

気密検査機は、建物の気密性を測定するための機器です。建物のエネルギー効率を向上させ、不必要な熱損失を防ぐために、建物の外壁や窓、扉などがどれだけ密閉されているかを確認することが重要です。気密検査機を使用することで、建物の気密性能を正確に測定し、気密性が不足している箇所を特定することができます。

検査の方法としては、一般的にブロワードアテスト(Blower Door Test)が用いられます。これは、建物の扉や窓を閉め切った状態で、特定のドアにブロワードアと呼ばれる機器を設置し、建物内に一定の圧力をかけることで、外部との気密性を測定する方法です。このテストにより、建物の隙間からの漏れ風の量を計測し、気密性のレベルを数値化します。

気密性の高い建物は、冷暖房の効率が良く、エネルギー消費を抑えることができるため、快適な居住空間を提供し、環境にも優しいです。そのため、新築時の検査のみならず、リフォームや改修工事の際にも気密検査が行われることが増えています。

 

気密検査機のアクリル銘板参考図面
 
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