電磁バルブ

2023年 6月 28日

電磁バルブ(electromagnetic valve)は、電磁力を利用してバルブを操作する装置のことを指します。主に液体やガスの流れを制御するために用いられ、その操作は電気信号によって行われます。

電磁バルブの仕組みは次の通りです:

コイル:これは電磁バルブの主要な部分で、電流が通過すると磁力が発生します。

アーマチュアまたはプランジャ:これはコイルの中に配置され、磁力の影響を受けて動きます。

バルブ:プランジャが移動することにより、バルブが開閉します。

電磁バルブが適用される例としては、水道の自動給水システム、自動洗濯機、エアコンの冷媒制御などがあります。また、自動車の燃料噴射システムや工場の生産ラインでも使われています。

電磁バルブは非常に高速で反応するため、細かい制御が必要な場合に特に便利です。また、電磁バルブは遠隔から電気信号により制御することが可能なため、手動操作が難しい場所や自動化が必要なシステムでよく使用されます。

<ソレノイドバルブの銘板参考例>
アルミ0.8mm厚み サイズ35×80mm 2-φ3.5 4-R2 黒 艶メラミン エッチング銘板