溶融スラグ

2023年 6月 20日

溶融スラグは冶金工程中に生じる副産物で、主に鉱石から金属を抽出する際に形成されます。スラグは通常、ガラス状または結晶状の物質で、金属鉱石中の不純物(例えばシリカ、アルミナ、カルシウム、マグネシウム等の酸化物)を含みます。

“溶融スラグ”は、冶金炉内で高温にさらされて溶融状態になったスラグを指します。このスラグは、鉱石から抽出される金属とともに浮かび上がり、その後で分離されます。

溶融スラグは、冶金工程の重要な部分であり、金属の精錬と不純物の除去において重要な役割を果たします。さらに、冷却と固化した後のスラグは、建設材料、道路舗装材、セメントの製造など、さまざまな再利用の可能性があります。これはサステナビリティの観点からも重要で、廃棄物を有用な資源に再利用する一例となっています。

<産業機械設備の銘板参考例>
ステンレス3mm厚み サイズ60×80mm 2-φ5  エッチング銘板
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