公共建築設備工事標準
2026年4月17日
公共建築設備工事標準図(電気設備工事編)
・LED照明器具のエネルギー消費効率等の見直し
・照明制御に微動検知人感センサを追加
・テレビ共同受信機器を4K8K放送に対応
特 記 仕 様 書 (電気設備工事)
公共建築工事標準仕様書(電気設備工事編)標準仕様書には、製造者,製造年月,受注者,受注者電話番号を表示した銘板を取り付けることと定義されている。
<参考例>接地極埋設標

接地極埋設標は、電気設備や雷保護設備の設置において接地極(アース電極)が埋設されている位置を明示するための標識です。この標識は、保守・点検や修理作業の際に接地極の位置を容易に特定できるようにするために用いられます。
主な役割と特徴
1.接地極の位置表示
接地極は地中に埋設されるため、目視でその位置を確認することができません。標識により位置が特定できることで、掘削や工事中の損傷を防ぐことができます。
2.点検やメンテナンスの効率化
定期的な接地抵抗測定や接地極の点検が必要な場合、標識を参考にして迅速に作業を開始できます。
3.標識の形式
・標識には耐候性のある素材(プラスチック、ステンレス、アルミなど)が使われることが多いです。
・内容としては「接地極埋設位置」「管理者の名前や連絡先」「埋設年月日」などが記載される場合があります。
4.設置場所
接地極埋設標は地面の表面近くに配置され、明確で目立つような形状・デザインにする必要があります。特に公共施設や工場敷地などでは、安全性の観点から適切な設置が義務付けられることがあります。
関連する規格や法規
日本では、電気設備の安全性を確保するために、接地工事や標識に関する要件がいくつかの規格や法律で定められています。例えば:
電気設備技術基準
電気設備による感電、火災、漏電、短絡などの事故を防ぎ、安全性を確保するために定められた技術上の基準です。日本では「電気設備に関する技術基準を定める省令」を中心に、設備の構造、絶縁、接地、配線方法、保護装置などの要件が示されています。これに適合することで、電気設備を安全かつ適正に設置・維持でき、利用者や作業者の安全確保、事故防止、安定した電力利用につながります。
JIS(日本工業規格)
電気設備のJIS(日本産業規格)とは、電線、配線器具、絶縁材料、試験方法、安全性、性能などについて、統一的な基準を定めた国家規格です。JIS自体は原則として任意規格ですが、法令や技術基準に引用されると実質的に重要な基準となります。電気設備分野では、品質の確保、安全性の向上、製品の互換性や施工の適正化に役立ち、設計・製造・施工・保守の共通ルールとして広く活用されています。
建築基準法
電気設備に関する建築基準法は、建築物に設ける電気設備を建築物の安全性の観点から適切に扱うための法的枠組みです。建築基準法第32条の考え方により、電気設備そのものの詳細な技術基準は電気事業法など他法令の規定による一方、建築基準法では非常用照明、排煙設備、非常用エレベーターの予備電源など、避難や防災に関わる設備要件が求められます。建物全体の安全確保と、災害時の機能維持に関わる重要な基準です。
注意点
・埋設位置が変更された場合や、長期間放置して損傷が生じた場合は、標識の更新や交換が必要です。
・標識の管理は設備所有者または管理者の責任となります。