船舶・ボート操舵盤用の事例
2014年 2月 18日
<船舶・ボート操舵盤の銘板>
日本船舶技術研究協会では、船舶の安全標識・船舶機関部機器類の警報及び表示の方式・船内警報及び表示装置適用基準
安全標識の目的,安全標識に使用する用語・記号・色の規定,安全標識の設計(様式・材料)取付場所・取付方法などの指針を
JIS規格の概要で定義されています。一般的にエッチング銘板が使用されています。
<アルマイト処理したアルミ板>
◆船舶・ボート操舵盤は耐久性のあるアルマイト処理したアルミニユーム板を使用。
◆アルミニウムは、鉄と比べると腐食には強いですが、傷つきやすいアルミ板をアルマイト処理をすることで、耐食性や
耐摩耗性を向上させることができます。アルマイト処理はアルミニウムを陽極で電解し酸化させ表面に特異な形状を
した、厚い酸化皮膜を生成します。アルミニウムの表面を強制的に酸化させ、酸化皮膜を形成した後低圧水蒸気を
皮膜に吹き付けによって多孔質構造を破壊して仕上げます。黒色のアルミ板は、この過程で酸化皮膜の表面に染料
を吸着させて黒色の着色します。
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<操舵装置>
◆進行方向を自在に定めるための機構、およびその操作部。操舵手が舵を操作することを「操舵」と呼ばれます。
◆船内の任意の場所から、シフト・スロットル・舵等の遠隔操作を行うためのリモコン装置。
◆船が設定した方位から針路がずれると、自動的に舵を操作して針路を保持、コンパスやロラン等の航法支援装置など。