「スプレー」でいろいろ作業できるんですね!!

2015年 1月 13日

00211c1218edbb69001adf5c1a6d7138_s

われわれの生活の中で”手指消毒用アルコールスプレー” “殺虫剤” “ヘアスプレー”あとは”芳香剤”などを使用する際に「プシュ!!」っとやる程度の「スプレー」ですが…

以外といろいろな場面で活躍しているようですよ。
そのいろいろな場面で活躍している「スプレー」をちょっとご紹介します。

– – – 現場で活躍する「スプレー」の一例とは?

塗装:自動車のボディーはもちろん、パソコンの本体などのカラーリングなど

コーティング:布や紙製品の表面へ「防水」や「帯電防止」の薬剤などを散布します
(食品製造では回転するタンク内の製品にまんべんなく調味料を馴染ませる工程でも活躍します)

給油・防錆:板金加工などの際には「錆止め剤」を、機械の可動部への給油など

印刷:決まった位置への目印となる「マーキング」やロール状の製品へのラインを引く際にも使用されています

加湿:ゴム・シリコン製品などの製造時には、粘着性が高い製品同士が付かないように「粉」を使用しますが、作業空間にもその「粉」は飛散します、製品以外(設備機器類や他の資材)への付着を避けるために加湿をして「粉体飛散の防止」をします
また、化粧品の「ファンデーション」なども適度な加湿により最後までキレイに使いきることができるそうです

– – – クオリティを確保するためには?
プラモデルを本格的に製作される方なら「スプレーガン」などもご存知でしょう。
トラックのパネルに「大きな歌手のイラスト」や「縁起物のペイント」がされているものもありますよね。
こういったツールを使用して「手作業」で塗装をされている方々の腕前って凄いですね。

「ピンポイントで」とか「この発色で」というこだわりに応えられる道具も、使用する人の腕前で出来上がりが変わってきます。
「細かい霧状にするならコンプレッサーの空気圧を高く」とか「ノズルの形状を円形や縦型に変える」「ノズルの口径を変えて噴霧できる範囲を調整する」といった判断も必要になってきます。

最近ではスプレー技術を活かした「ウォータースクリーン」を使用した映像アトラクションも大変人気がありますよね。
「工夫すれば噴水でもできるんじゃないの?」って思っていたのですが、「使用する水の量は?」「ある程度の大きさ水滴を噴霧できるか?」「写し出したい範囲への噴霧は?」などと考えれば「ただ水を捲けば良い」というシロウト考えは甘すぎました。(スミマセン…)

「スプレー」って、日常生活で使用するモノにも、製造業やサービス業などのお仕事でも、趣味や娯楽など知らないうちに「あっ、使ってる」っていうほど身近な存在だったんですね。