超合金とは
2014年1月31日
昭和の少年時代を過ごされた方には憧れの「超合金」。
ロボットアニメの超合金は子供の頃には手が出ないものでした。
それにしても、あの「超合金」というモノ自体は一体何なのでしょうか?
超合金を調べてみると、
“摂氏約1000℃の高温においても強度や耐食性を保つ合金である。
主成分として、鉄やニッケルやコバルトを素材とする。
主に航空機のエンジンなどに使われ、スーパーアロイとも言われる。”
とあります。
スクリューやエンジン部品など、高温・高圧・高応用力下での耐性に優れている。
摩耗や振動にも優れた耐久性があり、メンテナンスもほとんど必要無く使用できます。
酸などの影響にも強く、長期間使用にも耐えられるのでランニングコストの安定性にも貢献できます。
超合金の素材は主にニッケル基合金が主流で、ニッケル・クロム・鉄・コバルトなどを組み合わせたモノです。
さらにアルミニウム・タングステン・チタン・モリブデン・ニオブなども複雑に組み合わされている合金なのです。
その組み合わせにより造られた合金は、種類がとても多いのも特徴です。
ですから、使用環境に合わせて作る事が出来るのです。
精密で大量に安定製造できる機械技術も、こういった素材によって出来上がっているのですね。