濡れても乾かせば繰り返し使用できる「紙製品」

2014年 7月 11日

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筆ペンで文字を書く練習をしていますが、そんな折「水筆紙」というものを知りました。

水で濡らした筆で書けば普通に文字が書けるのですが、約5~10分もすれば元通りになるというモノ。
きちんと筆跡も確認できるので文字の練習にはもってこいです。
書道の練習用にお子さんが使用されている様子をご覧になった方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
※ もっと小さなお子さんでしたら「お絵かき」「落書き」の紙には最適ですよね。

この紙の仕組みは特殊な薬品との反応など大げさなものではなく、水による光の屈折の作用を利用しています。
この紙は「下地」+「着色された層」+「表面(凹凸面)」という構成になっています。
「表面」が水で濡れるとその部分だけ光の屈折により「着色された層」がはっきりと濃淡として目に映り文字や絵を認識できるのです。

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書いては乾かし書いては乾かしを繰り返してもOK!!
水分が乾いて無くなれば屈折も起きませんから消えてしまいます。
なんと約500~800回ほど繰り返し使用ができます。(表面がキズつかないように注意!!)

現在はリサイクルが盛んになっています、でもそのほとんどは「書いては捨てている紙資源」ですからこれはホントに”エコ”ですよね。