ファスナーという部品

2014年 4月 1日

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皆さんは車いじり好きですか?後付けでカーナビやモニターなどの電装部品を取り付ける方は多いのではないでしょうか。
ダッシュボード周りやドアの内張りなど、すんなり外せると気持ちいいのですがこれがうまくいかないものです。

こういった場所には大体ですが、プラスチック樹脂でできているファスナーといわれる部品でしっかりと固定されています。
(ファスナー=クリップとも言われています。)
このファスナーですが、取り付けにも取り外しにも専用の工具が必要なものが多く力まかせに外すとアウトです。

このファスナーの仕組みとしては、
・取りつけ時には中心部を専用工具でねじ込む(木ネジのように)、外す時は中心部を回してから引全体をき抜くタイプ
・取りつけ時には中心部を引き出しておき、差し込んだら中心部を押しこんで固定する。
 外す時は中心部をさらに押し込むとロックを外してから引き抜くタイプ
・取りつけ時には中心部を指で押してロックさせる、外す時は中心部を専用工具で引き出して全体を引き抜くタイプ
・取りつけ時は単純に押し込むだけ、外す時は左右の突起部を抑えながら引き抜くタイプ
などなど。

金属製のネジ・ボルト・ナットに比べて軽く生産性も高い。
サビないのでメンテナンスもし易く取りつけ時にも扱いやすい。
金属製の金具だと一度変形させて固定すると、取り外せないが樹脂製のファスナーは脱着が容易にできる。

便利な反面として専用工具を使用せずに取り扱って破損するケースのほとんどが取り外す際におきてしまいます。
とりあえず運よくキレイに取れたら、構造をしっかりと観察して破損させないように取るコツを掴みましょう。
配線をキレイに隠せれば車内がスッキリとしますよね。