蓄電池、クルマの二次電池、軽のEVについて

2022年 3月 18日

定置用蓄電池
再生可能エネルギーの利活用に使う定置用蓄電池が注目されています。
テスラやファーウェイなどが日本に大型の定置用蓄電池で参入すると報じられています。
日本では2021年からテスラ製の定置用大型蓄電池の採用が目立ってきています。

天候によって時に不安定となる再生可能エネルギー
2021年では欧州の国などで天候不順によって風力が思うように得られず、
想定した風力発電のエネルギー量を得られず、化石燃料によるエネルギーで代替した地域もあったようです。
風や太陽光など天候条件によってエネルギーの供給が不安定になる面が再生可能エネルギーの不安材料となっています。
需給のバランスをとるのは電力インフラの基本です。
再生可能エネルギーの拠点に定置用の蓄電池を配備することは、
電力の需給バランスをとり、再生可能エネルギーのデメリットを補う上で欠かせなくなると見込まれています。
電気による暮らしをスマートにするために蓄電池製品は重要な鍵を握ると考えられます。

自動車の電池
日本のクルマメーカーもトヨタや日産など大規模なバッテリーEVに搭載する蓄電池の製造・開発に挑むことを表明しています。
蓄電池は脱炭素社会で活躍すると考えられます。
クルマに搭載する蓄電池が、クルマを走らせる以外に、暮らしに必要な一時的な電源として活躍する機能も新たに果たす可能性もあるかもしれません。
他にも無線充電の技術なども注目されています。
無線充電で道路の地面から電気を融通できれば、重量も容量も大きい蓄電池をより最小限に省くこともできるという面もあるかもしれません。
現実的にはおそらく近い将来は電池を交換できる形でバッテリーを載せたEVが普及し走行すると考えられます。

バッテリーEVの製造が主流となる流れにありますが、電気を何由来で賄っているかが追求の矛先となる可能性は高いです。
日本は新車の4割が軽自動車なので軽自動車のEV化も重要となってきそうです。
東京オートサロン2022で三菱と日産が共同で開発した軽EVが展示されました。
価格は国の補助金を活用した条件で約200万円からで、だいぶ手の届きやすい価格になってきています。
コロナ禍で節約志向の消費の流れもあり、軽自動車のEVの新製品をより低価格にしていくことが望ましいと考えます。