PRにも最適な「QRコード」の活用

2015年 8月 7日

QRcode
多くの情報を表現でき、イベントなどへのエントリーもできるのは”宣伝効果-大”ですね
今いろいろな商品にも「QRコード」が印刷されています。
バーコードとは違う使用ができるので多方面でも使用されています。

*** バーコードとの違い…
バーコードも大変実用的なものですが情報量というポイントではいまひとつという面があります。
13桁の情報を管理できるのですが、国際的にも共通のEANコードと日本独自のJANコードとがあります。

このバーコードを水平+垂直(2次元)に配したものがQRコードです、これはデンソーウェーブが開発したものです。
QRコードでの情報は「半角数字で7089文字」「全角で1817文字」の情報の管理が可能とされています。

特徴的なのが3つの “□” マークと白黒の模様で構成されていますが、バーコードは太さこそ違いますがどれも同じような縦縞です。

この “□” マークは「ファインダパターン」といいます、対角方向にもうひとつ小さな “□” マーク「アライメントパターン」があります。
3箇所の「ファインダパターン」と小さめの「アライメントパターン」により、どんな角度で読み取らせても読み取る方向の修正を可能にしています。
3つの「ファインダパターン」により水平・垂直方向の位置関係を認識、「アライメントパターン」によってQRコードのズレやゆがみを修正します。(表示を読み取る位置や表示面のコンディションなどによる誤差の修正)

*** 情報を活かす環境も必要です…
QRコードの情報量を活かしたサービスや導入事例も多くあります。

「工程管理」では仕掛品や歩留まり率の把握もカンタンにできます
「部材管理」では「誤まったピッキング」がなくなるため「棚卸しの際の効率化」や「正確な部材発注」が可能になります。
「トレーサビリティ」では「完成品の流れ(物流管理)」や「メンテナンスの時期」の把握など

構造物の管理では、高所などにある場合も「QRコード」を使用して前回確認時の交換部品や機器類の保守データを更新したりできます。

商用目的では、会社のホームページへのご案内、商品キャンペーンなどの情報提供や使用原材料などの情報提供などがあります。
スーパーやコンビニなどでは大量にある商品の「補充・在庫・発注」などの管理もできますし、医薬品の管理などでは膨大な量の薬剤も “取り違い” といったミスも起きなくなりますし “管理・保管” もしやすくなります。

名刺のウラに「QRコード」っていうのもカッコ良いのでは?
また多言語での商品紹介に使用すれば、海外展開商品のPRにも最適ではないでしょうか。

*** 使い方次第でしょうか…
携帯(スマホ)ではメールの文章を作成するにも一苦労!! というシニアの方なら日頃使用しているパソコンで文面を作成しておき、QRコードに変換して端末で読み込んだらコピー&ペーストすれば便利ですよ。
USBメモリやケーブル接続などのできない時には「手軽に使えるモノ」ではないでしょうか、年賀状に印刷する方もいらっしゃいますからね。