センサーの種類
2025年5月21日
センサーの仕様銘板例
アクリル板 サイズ80×135 厚み2.0 2-φ6.5 4-R5 黒文字
センサーは、物理的な情報(温度、光、圧力、動きなど)を電気信号に変換する装置で、さまざまな用途や目的に応じて多くの種類があります。以下は代表的なセンサーの種類をカテゴリ別に分類した一覧です。
✅ 主なセンサーの種類
1. 温度センサー
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サーミスタ:温度によって抵抗が変化
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RTD(抵抗温度検出器):高精度な温度測定が可能
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熱電対:熱起電力を利用したセンサー
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IC温度センサー:IC化されていて、扱いやすい
2. 圧力センサー
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ピエゾ抵抗式:圧力で抵抗が変化
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静電容量式:圧力による容量の変化を検出
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ピエゾ素子:圧力で電圧を発生
3. 光センサー
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フォトダイオード:光を電流に変換
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フォトトランジスタ:光の強さで電流が変化
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CCD/CMOSセンサー:カメラ用の画像センサー
4. 加速度センサー
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MEMS加速度センサー:微小機械構造で加速度を検出(スマホなどに使用)
5. ジャイロセンサー(角速度センサー)
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回転や傾きの変化を検出(ドローン、ゲーム機など)
6. 距離センサー
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赤外線センサー:反射光で距離を測定
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超音波センサー:音波の反射時間で距離を測定
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レーザーセンサー(LIDAR):高精度な測距
7. 磁気センサー
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ホールセンサー:磁場の変化を電圧に変換
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磁気抵抗センサー:磁気による抵抗の変化を利用
8. 湿度センサー
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空気中の水分量を測定(静電容量式など)
9. ガスセンサー
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CO₂、CO、メタン、VOCなどの検出(化学反応式が多い)
10. タッチセンサー
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静電容量式:指のタッチによる容量の変化
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抵抗膜式:物理的な圧力を感知
11. 音センサー(マイク)
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音波を電気信号に変換(エレクトレットコンデンサマイクなど)
12. 近接センサー
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物体の存在を検知(赤外線式、静電式、磁気式など)
⚙ 用途別のセンサー活用例
用途 | 使用されるセンサー |
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スマートフォン | 加速度、ジャイロ、タッチ、光、マイク、GPS |
自動車 | 温度、圧力、加速度、距離、ガス、光、カメラ |
工場の自動化 | 近接、温度、圧力、振動、流量、光、音 |
医療機器 | バイタルセンサー(脈拍、体温、酸素濃度) |
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