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オリビン

オリビンサンド設備のシール銘板

サイズ150×25 白テトロン#50+ラミレート 黒文字


オリビン(Olivine)は、地球のマントルに多く含まれるケイ酸塩鉱物で、緑色系の色合いを持つことが特徴です。以下にその特徴や組成、用途などを簡潔にまとめます:


🔷 基本情報

  • 化学式: (Mg,Fe)_2SiO_4
    → マグネシウム(Mg)と鉄(Fe)の割合によって、**フォルステライト(Mgが多い)ファイヤライト(Feが多い)**に分類されます。

  • 結晶系:斜方晶系(オーソロームビック)

  • 硬度:6.5 ~ 7(モース硬度)

  • :黄緑~オリーブグリーン(鉄が多いほど暗くなる)

  • 比重:3.2 ~ 4.5


🔷 主な産地と分布

  • 地球の上部マントルに多く存在。

  • 地表では**火成岩(特に玄武岩やかんらん岩)**の中に見られる。

  • 有名な産地:ハワイ、ノルウェー、アリゾナ州(ペリドットとしても知られる)


🔷 用途

  • 宝石:透明な高品質のものは「ペリドット」として使用。

  • 耐火材料:高温に強いため、炉材などに利用されることも。

  • 地球科学・惑星科学:マントルや隕石の研究で重要な手がかりとなる。


🔷 その他の特徴

  • 風化しやすい:地表では比較的早く分解され、セリサイトや粘土鉱物に変わることが多い。

  • 隕石にも含まれる:コンドライト隕石などでよく見られる。

 

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