パネル銘板
パネル銘板は、スイッチ、計器類などの記名表示と、取り付け孔加工がセットになった銘板です。
制御機能別やエリヤ別に表示を分けることができます。
◆機械操作盤、制御盤、電子機器、電気機器に取り付ける銘板。主に工場の現場等で利用のため 耐久性が必要です。
◆アクリルの場合は、透明板に裏から文字彫刻、裏側に白色の焼付け塗装。裏彫刻のため繰り返し使用で文字落ち無く優れた耐久性。
◆アルミの場合は、 陽極酸化処理の表面処理済板を使用、硬質アルマイト処理のため優れた耐候性。文字は表面に彫刻します。
◆全ての彫刻銘板は耐久性に優れ印刷等より割安です。
◆CADで作図 ⇒ NC機械で大板に文字彫刻 ⇒ 孔加工・切り抜き ⇒ パネル銘板完成
◆文字掘り込みと孔加工・切り抜き作業を、基準点そのままの一貫作業でおこないます。
◆文字と孔のずれがない正確な位置に仕上がります。CADデータが原版になります。小ロットからリピートもの迄対応できます。
◆パネル銘板は、主に試験機・電子応用機器などに多く使用されています。制御ボックスの各種ラックにも対応できます。
◆NC機械にて、アルマイト処理済みを銘板サイズに切り抜き、文字は彫刻で作成します。
<用語>
機械操作盤・・・機械を制御するシーケンスコントローラ、運転プログラム、遠隔操作など。
硬質アルマイト処理・・・アルミニウムの表面を強制的に酸化させてアルマイト層を生成する処理。
焼付け塗装・・・高温の熱で焼き付けることで硬化する塗料。加熱により塗膜に重合反応で緻密な塗膜が完成。
電子応用機器・・・半導体や電子部品を使用した、測定器や制御装置で 産業用機器。
NC機械・・・工作物の位置や運動を数値化し機械に命令、数値によってコントロールされる機械。