アクリル銘板とは

2023年 11月 20日

透明アクリルの裏側に塗装した部分に彫刻し色を入れる方法で製作する表面が透明なアクリルで保護された銘板。

アクリル板は、透明度が良く、対候性に優れ、絶縁性にも優れているため銘板等に多く使用します。
アクリル板のメタクリル樹脂の特長は、
<透明度>光線透過率は93%でガラスの92%より透過。
<耐久性>10~20年程度迄使用可能。表面は、ほぼアルミニウムと同じ固さ。
<対候性>太陽光や温度気象条件にも優れる。
<電気絶縁性> 高電圧に耐えるため絶縁材料としても利用されています。

裏彫りについて 透明アクリル樹脂の裏側に焼付け塗装を施した板を使用。塗装面に逆文字(反転文字)を回転するカッターで彫り込みます。彫刻した逆文字にラッカ-を充填着すことによって文字等を表記します。彫り込んだ部分は裏側で、表面は滑らかなアクリル樹脂で保護されているため、耐久性・対候性・耐摩擦性・耐溶剤性・耐薬品性等に優れております。

彫刻機で逆文字(反転文字)を彫刻 彫り込んだ凹部分にラッカーを充填 表面は正文字表示

<アクリル銘板の裏彫刻の利点>

耐久性:裏彫りにより、銘板の表面が軽くて清潔に保たれ、文字やデザインが直接的な摩耗や損傷から保護されます。

見栄え: 文字やデザインがアクリルの向こうから見えるため、相対があり、高級感が増します。

メンテナンス:表面が平滑であるため、ほこりや汚れが付きにくく、清掃が簡単です。

カスタマイズ性:裏彫りは多様な色や光の効果を生み出すことができ、カスタマイズが可能です。

アクリル銘板裏彫りは、銘板など様々な用途で使用されています。

 

<アクリル樹脂について>
アクリル板は、広く使用される高品質の表示ツールであり、その美しい見た目と耐久性から人気があります。以下にその主な特徴をいくつか挙げてみます。
透明性:アクリルは非常に透明で、光を通過させる能力が高いため、ガラスに似ています。これにより、アクリル銘板は光沢があり、見た目が美しいと言われています。

耐久性:アクリルは強度が高く、一般的にはガラスよりも衝撃に対して耐性があります。これは、銘板が人々が頻繁に接触する可能性がある場所や屋外で使用される場合に特に重要です。

加工性:アクリルは加工が容易で、様々な形状やサイズに切断、曲げ、または成形することができます。これにより、企業や組織は特定のブランドやメッセージに合わせてカスタムデザインの銘板を作成することができます。

重量:アクリルはガラスよりも軽量であり、取り扱いや設置が容易です。

色彩:アクリルは透明だけでなく、様々な色でも利用可能で、さまざまな表現力を持ちます。

ただし、アクリル銘板には限定的な耐候性があるため、長期間直射日光にさらすと色あせや劣化が進行することがあります。また、高温に弱く、熱により変形する可能性もあります。これらの事情を理解し、適切なケアとメンテナンスを行うことが重要です。

 

アクリル銘板の種類

アクリル素材を使用したカスタマイズ可能な銘板です。これらのネームプレートは、ご希望の文字と色でオーダーメイドで作成できます。簡単に取り付けられる粘着テープが付属しており、背面に彫刻が施されているため、文字が消えず、耐久性があり、掃除が簡単です。銘板のサイズは文字数に合わせて選択でき、文字加工は1行から2行まで承ります。これらのネームプレートは、特別なご要望に応じて標準以外のサイズでも作成できます。

銘板に使用しているアクリルは白地に透明な素材で、文字は黒または赤の丸ゴシック体で作成できます。表面には文字が彫刻されており、数字、アルファベット、ひらがな、カタカナ、漢字、記号などを彫刻することができます。

また、アクリル表札の厚みは2mmが一般的ですが、1mm、3mm、5mmの特注も可能です。サイズは柔軟に設計されており、クライアントのニーズに応じてカスタマイズできます。制作プロセスには2D-CADと数値制御(NC)彫刻機が使用されます。標準書体では利用できないデザインについては、漢字、韓国語、ロゴなどのカスタム図面を作成できます。彫刻用データは、他の2D-CADソフトで作成したDXF、DWG、DWF、DWTなどの形式から変換できます。

各種アクリル銘板ページ

FAX 0532-55-3677 原稿をお送りください。御見積りいたします。

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