ストレージについて考えてみる

2019年 2月 15日


(画像、HDD製品)

筆者の自宅には現在2Kの液晶テレビとストレージ500GBのBDレコーダーがあります。
家族でそれぞれ見たい番組を予約録画しています。
レコーダーのストレージは500GBのHDDです。
ネットで調べてみると、このレコーダーで地上デジタルハイビジョンで最大約63時間、BSデジタルハイビジョンで最大約44時間録画できます。

ストレージの容量がかかるのは動画です。
次に容量がかかるのはたくさん撮影したデジタル画像でしょうか。
PCのテキストデータなら500GBというとものすごいたくさんのテキストデータがつくれてしまいます。

東芝メモリとウエスタンデジタルは現在も三次元積層構造のNAND型フラッシュメモリ製品を四日市の工場で開発・製造しています。
最近公表された製品はTLC(データを記録するセル1つに3ビット記録できる)より一歩進んでQLC(データを記録するセル1つに4ビット記録できる)の三次元積層構造のNAND型フラッシュメモリの製造に成功して今年中に量産をする計画だそうです。
NAND型フラッシュメモリを英語では「フラッシュSSD」などとも呼ばれています。

現在はストレージの仕様にHDDとフラッシュSSDのどちらも製品で使われています。
筆者が据え置きで使っているNECのWindows10機はストレージの構成がSSHDです。
サブ機で使っているMacBook ProはストレージがSSDです。
筆者は素人なので製品を使っていてストレージの仕様としてどちらが良いかなどは未だにはっきり見えてきてはいません。

ですが、ストレージの構成の動向・将来は製造業のメーカーの命運がかかっている産業でとても重要なことです。
現在では最大400GBのmicroSDXCメモリーカードが発売されています。
例えばビジネスで海外に出張した時などを考えてみると、大量のデータをmicroSDXCメモリーカードなどの小さなチップ1つで持ち歩くことができ得るわけで、ストレージの進化は私たちの産業に革新をもたらしてくれていることが容易に想像することができます。