新都市・スマートシティについて考える

2018年 9月 7日


(画像、イメージ、東京の都市)

日本の商社などが、海外でスマートシティをつくる活動をすでにしているのをご存知でしょうか。
2018年5月末の報道によると中国も北京郊外の河北省の土地で新都市を開発していくそうです。
新都市のモデルづくりは最新技術や製品を生かすモデルづくりの場と考えることができます。
筆者は日本の場合は将来に社会問題に直面し続けていくことになるのではないかと考えているので、最新技術や最新製品を生かす新都市構想とは別にいろいろと都市の構想が新たに必要なのではないかと考えています。

日本の場合
先日テレビでシルバー人材センターへのシルバー人材の派遣の仕事需要が急増している実態が報じられていました。筆者はもうすでに日本は少子高齢化社会の問題に直面しているのだなと感じました。
社会問題に対して逆境を何とかして順境に変えられないか考えるべき時がすでに来ているようです。
海外の外国の人の雇用や外国人住民の人材・人数確保も自治体・企業側では進んでいるようです。

イギリス王室のハリー王子がアメリカの女優メーガンさんと結婚式をイギリスで挙げました。
アメリカで人権活動をしている黒人の司教がスピーチをして、
聖歌隊やゴスペルの歌の歌い手も人種を越えたパフォーマンスをしてくれていました。
人種や違いにとらわれない人との関わりの姿を「まさにダイバーシティ」と評する人もいてテレビの生中継には筆者も感動していました。
筆者はイギリスの王子様の素晴らしい結婚式を見て、「ダイバーシティ」という考え方を受け入れる器づくりは、いろいろな国の人にとってこれからの未来に必要かもしれない、必要不可欠なのかもしれないという強い印象と新鮮な衝撃を受けました。
今の日本にも、日本に住んでくれて・働いてくれている海外の人にとっても必要な考え方・捉え方かもしれません。

今後の日本を考えた時、新都市やスマートシティの構想だけではない街の構想が必要かもしれないと筆者は考えます。
例えば、人口減少を防ぐとか・多様性や人種などのさまざまな違いにとらわれない上記のようなダイバーシティという考え方による人との関わりの環境醸成や・日本の社会問題である少子高齢化や超高齢化社会の問題解決に適応した街づくりなどが、また新たな街の別の構想として望ましいかもしれないと筆者は考えています。
日本は社会問題の諸問題を解決に導くような新都市やスマートシティも望まれる社会になってきていると筆者は感じています。