モビリティ・マネジメントのビジョンからコネクテッド化したらどうか 1

2018年 2月 13日


交通の現実に直面して
筆者は2018年冬の季節に雪による天候不良の影響による電車の運休や人身事故による電車の運休に見舞われました。バスも豊橋駅からのバスが事故による渋滞によって50分の遅れになってしまったりもしました。
通勤で遅刻するわけにはいかなかったので筆者はタクシーを利用したり家族に迎えに来てもらったりしました。
中でもタクシーによる移動はバスや電車の料金より、利用距離が長くなるほどお金がかかります。
電車やバスの利用者は予期せぬ天候不良や事故や渋滞で想定外の出費をしてしまうのが現状です。
自動車を持てない・持たない、自動車運転免許を返納したというような消費者は電車やバス・コミュニティバス、時によってはタクシーも利用してお金を出費していると考えられます。
逆転の発想でこれは未来的には「自動車を持たない消費者」に眠っている消費の1つであり、商機でもあると考えられます。

コネクテッドカーとは
コネクテッドカーはWikipediaによるとインターネットへの常時接続機能を具備した自動車のことをいうそうです。日本では欧米に比べて導入に少し遅れをとっているとされているようです。

モビリティ・マネジメントについて
「モビリティ・マネジメントとはWikipediaによると略称MMで多様な交通施策を活用し、個人や組織・地域のモビリティ(移動状況)が社会にも個人にも望ましい方向へ自発的に変化することを促す取り組みのことを指すそうです。
「モビリティ」とは、1人1人の移動を意味するとともに、地域全体の交通流動をも意味するそうです。
「マネジメント」とは経営と直訳されやすいですが、もともとの意味は「目標にむかって、どうにかこうにかやりくりしていくこと」という意味があります。
具体的には、一般の人々や各種の組織を対象としたコミュニケーション施策を中心に、さまざまな運用施策やシステムの導入や改善、実施主体となる組織の改変や新設などを持続的に展開する。そして、それらを通じて、一般の人々や各種の組織が、渋滞や環境問題、あるいは個人の健康といった問題に配慮しつつ、過度に自動車に頼る状態から公共交通機関や自転車などを「かしこく」使う方向へと自発的に転換していくことを促すものであるとされています。」
(「」、「モビリティ・マネジメント」 Wikipediaより引用)