暗黒物質(ダークマター)

2016年 5月 20日

ヒッグス粒子イメージ画像
(画像はヒッグスを説明する為のイメージです)

最近になって、世紀の大発見とされる
「ヒッグス粒子(ヒッグス機構)」の立証がなされました。
ヒッグス粒子の解明は、以前から研究されてきた
「暗黒物質(ダークマター)」理論を解明する一つの証拠として、
また今後の手がかりとして大変、意義のある事です。
今回は、この世紀の大発見であるヒッグス粒子について、
(また暗黒物質についても少し)考えてみたいと思います。

「暗黒物質ダークマターとは何か?」
私たち人間が現状で認識する事ができない物質の事を、
「暗黒物質(ダークマター)」と言います。
これらは宇宙の70%以上を占めるとされ、実際に私達が認識できている
世界(宇宙)は(五感、観測器による認識、等)30%程度に留まる
と言われています。
その、「解らない70%の内の一つ」がヒッグス粒子であり、
その「解らない事が、解った。」という事になります。

「ヒッグス粒子は例えるなら、「プールの水である。」」
(ヒッグス機構の簡単な説明)
宇宙空間には無数の原子(放射線)が飛び交っています。
これらに「抵抗を与え、留まらせる=原子同士が融合する」為の、
「抵抗を与えている見えない物質」が、「ヒッグス粒子」と言えます。
それは例えるなら、「プールに入ると動きが重くなる」様な物です。

「我々は、どこから来て、どこへ行くのか?」
ヒッグス粒子が解明された時に、キャッチフレーズとして、よく使われた言葉です。
ヒッグスは、この言葉を解明する手掛かりとなる世紀の大発見なのです。
その由縁は・・・

「解明されなかった「17個目」の最後の素粒子」だから。
仮説の段階で、17個目の素粒子(幽霊物質)が存在しなければ、
この宇宙は成り立たない。と言われてきました。ただ、そもそもが暗黒物質なので、
「確認が出来なかった」のです。それが「確認できた。」そのこと自体が、
「世紀の大発見」なのです。(17個目の素粒子=他の素粒子に質量を与える)

「未知の世界へ」
最近になって電波望遠鏡が稼動し、今まで解らなかった事(見えなかった物)が、
次々と解る様になり、宇宙の謎の解明が進んでいます。
(地球と同じ様な惑星が意外と近くに多くあったりetc)
そもそも宇宙には、「マクロ宇宙とミクロ宇宙」があり
ミクロ宇宙とは小宇宙であり、すなわち「私たち人間も小宇宙」と言えます。
という事は、その「小宇宙」を燃焼させ戦う聖闘士が実在したとしても、
何ら不思議は無いのかも知れません・・・。
(特にブラジルやフランスで大人気みたいです)
おわり。