銘板あれこれ

フロー図

2023年 8月 8日

フロー図(フローチャート)とは、プロセスやシステムの流れを視覚的に示すための図です。特にプログラムの設計やビジネスプロセスのモデリングなどでよく使用されます。フロー図には一連の操作やステップがシンボルと線で示され、これによりプロセス全体の流れが一目で理解できるようになっています。

フロー図には様々なシンボルがあり、それぞれ特定の意味を持っています。例えば:

  • 長方形:プロセスや操作
  • ダイヤモンド:判断(条件分岐)
  • 楕円:開始または終了
  • 矢印:データや制御の流れ

これらのシンボルを使って、具体的な手順や条件分岐、ループなどを表現します。

フローチャートは、プロジェクトの初期段階での設計や、複雑なプロセスの可視化、他の人に対する説明ツールとして非常に有用です。制御盤において、運転状況などの表示に利用します。

 

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シアン

2023年 8月 2日

「シアン」は色の一つで、その名前はギリシャ語の「kyanos」から来ており、これは「ダークブルー」を意味します。しかし、現代の色彩学においては、シアンはライトブルーとも見なされ、青と緑の中間色とされています。

CMYKモデル(Cyan(シアン)、Magenta(マゼンダ)、Yellow(イエロー)、Key(黒))では、シアンは基本色の一つです。CMYK色モデルは印刷業界で一般的に使用され、各色を組み合わせてさまざまな色を表現します。シアンインクは、赤色の反射または透過を吸収するために使用され、残りの青と緑の色調が視覚的に「シアン」と認識されます。

RGB色空間(Red(赤)、Green(緑)、Blue(青))では、シアンは赤の補色とされています。つまり、赤とシアンを等量で混ぜると、中立的な灰色または白色を生成します。この特性は、色の補完性と呼ばれ、色覚の理解に重要です。

また、シアンはデジタルディスプレイや光による色の表現でよく使用されます。この場合、シアンは青と緑の光を組み合わせて作られます。

 

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PL法(製造物責任法)

2023年 7月 28日

PL法(製造物責任法)は、製造物が原因で人の生命、身体、財産に損害を与えた場合に、製造業者がその製造物の欠陥による損害に対して賠償責任を負うことを定めています。これには、製造物の製造過程や設計に問題があった場合にも適用されます。

PL法の対象となる製造物には、製品や機械、自動車、医薬品、食品、化学製品などが含まれます。ただし、法律の対象となる条件を満たす必要があります。

PL法の主な目的は、消費者や一般の市民を製造物による損害から保護することです。これにより、製造業者は製品の品質管理や安全性向上に努めることが求められます。

なお、PL法は国によって異なりますので、具体的な法律の内容や適用範囲については、該当する国の法律を参照することが重要です。

 

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シリアル番号

2023年 7月 27日

シリアル番号は、製品やアイテムを一意に識別するための一連の数字または文字です。この番号は、製造者が製品の製造日、場所、モデル等の詳細情報を追跡するのに役立ちます。また、シリアル番号は製品の保証、リコール、盗難防止などの目的でも使用されます。

シリアル番号は通常、製品のラベルやパッケージに印刷されています。電子製品の場合、製品の設定メニューや情報メニューからも見つけることができます。

シリアル番号には、固有の情報を暗号化する方法がしばしば用いられています。例えば、特定の桁が製造年や製造工場を表していることもあります。ただし、この種の情報は製造者によって異なり、公開されていない場合もあります。

 

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ハッチングデータ

2023年 7月 24日

建築や工学の分野では、平面図や断面図などの図面において、特定の領域をシンボルやパターンを使って陰影付けすることがあります。これは、その領域がどのような素材で構成されているかや、機能的な情報を表現するために行われます。この陰影付けのことを「ハッチング」と呼びます。

ハッチング図面データは、ハッチングのパターンや配置などの情報がデータとして含まれているファイルを指すことがあります。これは通常、コンピュータ支援設計(CAD)ソフトウェアを使用して作成されます。CADソフトウェアでは、ハッチング図面データを簡単に作成し、変更することができます。

ハッチング図面データは、建築プランや土木工学の設計、機械部品の製図など、さまざまな分野で使用されます。例えば、建築の平面図では、壁や柱、ドアや窓などの領域を異なるハッチングパターンで表現して、素材や用途を示すことがあります。

ただし、具体的なハッチング図面データのファイル形式や使用方法は、使用しているCADソフトウェアやプロジェクトの要件によって異なります。一般的なCADソフトウェアはAutoCADやRevitなどがありますが、それぞれのソフトウェアは異なるファイル形式をサポートしています。

 

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CNC彫刻

2023年 7月 23日

機械彫刻(特にCNC彫刻)の歴史は、20世紀の工業化と発展、およびそれに続くコンピュータ技術の革新と密接に結びついています。

1940年代: 最初のCNC(Computer Numerical Control、コンピュータ数値制御)マシンが登場しました。これは、旋盤とフライス盤に使用される数値制御(NC)システムのパイオニアでした。これらの初期のシステムはパンチカードによってプログラムされていました。

1950年代: 初の商用利用可能なCNCシステムがMITのサーボメカニズム研究所によって開発されました。この初期のCNCシステムは、飛行機部品の生産に利用されました。

1960年代〜1970年代: これらのディケードは、一般的なCNC技術の成熟と普及に関して非常に重要な時期でした。コンピュータの進歩により、CNCマシンはより高度なプログラミングと制御を可能にしました。

1980年代〜現在: CAD(コンピュータ補助設計)とCAM(コンピュータ補助製造)ソフトウェアの登場により、より高度な3D彫刻が可能となりました。この進歩により、エンジニアやデザイナーは複雑な部品とアートワークをより正確に、迅速に、効率的に作成することが可能になりました。

現在では、3Dプリンターのようなアディティブマニュファクチャリング技術と組み合わせて使用されることもあり、これによりこれまで不可能だった形状の制作が可能になりました。このような進歩は、製品設計、建築、彫刻、製造などの分野で新たな可能性を引き出しています。

 

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メラミン樹脂塗料

2023年 7月 18日

メラミン樹脂塗料は、メラミン樹脂を基にした一種の塗料です。これは広く家具、キッチンカウンターやキャビネット、バスルーム設備などの内装素材の仕上げに用いられます。

メラミン樹脂塗料の主な特性は以下の通りです:

耐久性: メラミン樹脂塗料は非常に耐久性があり、耐摩耗性、耐水性、耐熱性、耐化学薬品性に優れています。これらの特性は、キッチンやバスルームなどの頻繁に使用される場所での使用に特に適しています。

光沢: メラミン塗料はハイグロスからマットまで様々な光沢度を提供します。これは、家具やキャビネットの美観を強調するのに役立ちます。

適用性: メラミン塗料は、多くの異なる表面に適用することができます。これには、木材、プラスチック、メタル、圧縮板(MDFなど)が含まれます。

コスト効率: メラミン塗料は比較的安価であり、高品質な仕上げを得るためのコスト効率の高い選択肢を提供します。

ただし、メラミン樹脂塗料を適用する際には、表面の適切な準備と、塗料が完全に硬化するまでの適切な乾燥時間が必要です。また、一部の人々は塗料の化学的な臭いに敏感である可能性があるため、十分な換気が必要となります。

塗料イメージ

 

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銘板

2017年 4月 26日

各種銘板-青H250
菓子製造機器、菓子製造ライン、食品加工機械等で使用する各種銘板
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日本工業規格による銘板の設計基準

2014年 9月 22日

<定義>

JIS Z 8304:1984 銘板の設計基準 適用範囲  この規格は,機械器具類に取り付ける銘板の設計基準について規定されています。
この規格でいう銘板とは,金属,プラスチック又は紙を素材とし,必要な事項を容易に消えない方法で表示したものをいいます。

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イラストレーターのデータから銘板作成

2014年 2月 26日

cad-01
デザイン、工芸関連で利用しているイラストレーター・・・
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